2017年06月20日
A403:It’s Automatic
どうも、モッズおじさんです。
先日設置を紹介したロッド棚は 基本的にはサンプル/試投用ロッドの設置場所なんっすね ココに来て急にこんだけサンプル増えました
もちろん個人所有機なんで これからガンガン釣りに持っていきます
今日は平日なんで12:00~19:00 …なんですが本日は15:00~19:00 でショールームやってます。
っつーのも お昼に1時間半ばかり the ‘Crossroad’ のフィールドテストしてたんっすわ。
もちろん the ‘B-Type’ も持って 渓流か本流か って感じで出かけたんっすけど
なにせ出かけたのが11時過ぎてたから
ココはね 東京郊外中心に展開している WILD ONE ってお店がHPで大々的に紹介している夜明島川ってのがあって大場所だけど
結構手垢にまみれたフィールドで そういう所で敢えて竿を出してみよう フィールドテストには 却って良いんじゃないか と
たいてい竿仕舞って家帰る時間か 昼飯食って昼寝する時間だから 当然釣果など期待できるワケもない。
けど結構期待だけは持てちゃうのが本流という奴でして…
で やって来たのが米代川本流の 夜明島川との合流点 なんっすね♪
便宜上実際に竿を出したのは ほぼ米代川本流という事で。。。
いくら手垢にまみれてるとはいえ全国に夜明島川を紹介すんじゃねえ ってジモティの声に応えて 敢えて『米代川本流』って事で
本来なら6月も下旬ともなると 朝夕のマズメ絡みのほうが良い釣りができるモンっすけど まさかの昼っつー…
実際どこでもイイんっすよ、the ‘Crossroad’ の使い心地さえ確認できれば。
オマケにおいら、先日十和田湖ギリーさんと沢入ってイワナ釣って以来 釣り行ってねえから
チョイスするフライパターンも 付いてれば良い 程度の雑な感じで
目的はサカナじゃない the ‘Crossroad’ の使い心地 なんっすよ。
いろんな障害があるんで敢えてこんな感じの写真ですが ガッツリとガンガン瀬にラインが絡んで引っ張られてるんっすよこの状態で
で 持ってみればわかる 手元にまだまだテイクに対応できるだけのしなやかさが残ってる感じが
と 釣れなかった時の言い訳を並べて いざ竿を出してみると。。。ガンガン瀬の流心に絡めて流しても
ご覧の通り テイクのアタックに対応するだけの余力が残ってるのが良く分かりますね?
。。。そりゃサカナが釣れれば一番イイに決まってるでしょ
なにせ弾かれない よく乗るロッド ってのが売りなんだから
ね?釣れたでしょ? 渓流に入ったら及第点 とテンション高くなるサイズがガンガン瀬を通してたらガツンと… バッチリ釣れるんっすよ
それもブランク太いのに オートマチックで乗っちゃうっつーしなやかさで ヤマメ イチコロです
っつってたら 釣れました。
テイクがあっても アワセてません… 狙った通り オートマチックに乗っちゃう竿なんっすね♪
エラく筋肉質の 23cmほどのヤマメだけど… この竿で結構楽しめるサイズでしたわ。
なにせ奴ぁ流れの芯に乗って逃げようとするから 引きが倍増するんっすね。
またまた釣れたでしょ? コレまたアワセをくれないでオートマチックに乗っってるっつー 30cmには満たないけど胴の太い
ギンケだったら良かったんだけど 尻尾まで黒斑が散らばった… ニジマスです
で 本流だとこういうのも出るんっすね。
やっぱオートマチックで乗ったのが 30cmには届かなかった 良型のニジマスです。
コレがまたエラく楽しませてくれる奴だったんっすけど
この程度だったらさすがに翻弄させる事はない けど手元から曲がるから
細かい所に手直しは必要ですが 基本的には大変良く出来たロッドと判明 狙った通りの ガンガン瀬も狙えるトルクフルでしなやかな
テイクをオートマチックで『乗せる』竿になりました レギュラー化決定!
結果しなやかで充分釣り味を堪能できるんすよ。
っつー事で今回は1時間半ほど竿振って 4/2/2… 4アタック2テイク2キャッチ でしたわ。
真っ昼間 1時間半でコレだからね?
まぁ本流は手付かずだからポテンシャル高いわ ロッド次第ではテイクを逃さないわ
ロッドが重いから サカナが必要以上に暴れないんだよね。
2017年06月19日
A402:the ‘Mk. 1’ は こんな感じで仕上がって来ました
どうも、モッズおじさんです。
もうね 40歳超えてから酒に弱くなってきちゃって… 特にこの辺は酒が大好きな人が多いから コレに頼りっ放しです
いやマジで コレのお陰で乗り切れてます
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
昨日は町内会の寄り合いで… まぁまぁこういう所だから飲んでたんだけどね?
とにかく、今年もこういう季節がやって来た…
ウコンの力 ヘビーユースですね。
なんだかんだで 本日 the ‘Mk. 1’ の漆塗り 完了と判断しました ver.前沢と比べると仕上がり時の発色より 段違いに黒いのが分かります
太陽の下で見るともっと茶が立つこげ茶色 なんっすけど かなり黒いです
ハウス食品工業様 お世話になります。
っつー事でそんなこんなで 本日正式に the ‘Mk. 1’ の漆塗り作業 完了です。
あとは スレッド留めと並行してグリップ作製 で完成です
。。。もちろんコレは 売り物です。
工房内長期在庫品の☆☆☆☆☆グレードのコルクに HARIKI Ferrule それにニッケルシルバーのポケット&リングと 全てが贅沢
コレであんま良く無い竿に仕上がったら 俺のせいです
で チョイと作業を停めていた the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE も そろそろ仕上げに向かって作業を進めます。
純粋に浄法寺漆で塗り上げた the ‘Mk. 1’ に対して the ‘Mk.1 ’ – SPITFIRE は…
今の所 まだシークレットです。
コレがまた廉価版なのに贅沢な事やろうとしてまして
こういう所が POLANO なんですね?
2017年06月17日
A401:コレもPOLANO らしいロッド
どうも、モッズおじさんです。
本日完成したのがメインライン決定の試作機 the ‘Crossroad’ 10ft0in DT5-7 330 2pcs.1top なんっすよ 試作機って事で
個人所有/工房展示用なんです… 割と雑な仕上がりなんだけどね?
今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。
さて昨日は POLANO 初のブランクからPOLANO製の スプリットケーン・ロッドが完成しましたが
本日は早速 the ‘Crossroad’ が形になりました。
昨日完成した the ‘B-Type’ はセオリー通りの バンブーロッドらしいバンブーロッドとなりましたが
フルウェル と呼ぶには少々不格好なグリップ コレはFLORコルクで本製品と同等 直前でダウンロックに変更したリールシートは
the ‘Stratos’ の流用… 本製品ではStruble 辺りを採用します
対して the ‘Crossroad’ はど個性の塊… 負け犬系日本人が忌み嫌うでおなじみの『個性』しかない奴ですね?
レングスは 何度も触れた通り 10ft0in で DT5 にしちゃあやたら太くて重い。
この辺は本流でのウェット専用機として考えると その世界ではさして珍しくは ない。
ティップがメノウではなく翡翠 ってのはプロトタイプって事で 1円でも安く仕上げるための工夫っすね。
トップ&ストリッピングガイドはメノウより安価だった翡翠 本製品ではメノウを採用します 使用感は… そんな変わらない
だったら翡翠でも良いんじゃね? って感じではありますが
いわゆる工房の台所事情 という奴でして…
それはフェルールにブラス ってのも リールシートがフェンウィック的 ってのも同様で
試作機で見たいのはブランクの特性とガイド位置・グリップ形状に『釣り心地』なんで
性能を損なわなければそんなお金を掛けたくない っつー。。。
結構雑に仕上がった飾り巻き もちろんココからリカバリーも十分可能ですが 試投用/個人所有/サンプルロッドと考えると
使用目的は十分果たせるのでコレで良し と作業停止 フェルールはブラスだし
っつー生々しい話からの にしちゃあ謎の飾り巻きは施すんだぁ。。。
と意地悪いツッコミが入りそうですが そう思ったあなた!
語るに落ちましたね?
もちろんコレは単なる飾り巻きじゃあなくて
なにしろフェルール固定用にガムテープ巻く時の ブランク保護用の飾り巻きなモンっすから 仕上がりとかそういうのは後回し
ガムテで固定 が意味するものは… たったひとつです
フェルールにガムテープを巻くための ブランク保護用の飾り巻きだったんっすね。
もちろんフェルールはガッチリと噛み合ってるんで 通常使用なら問題なく使えます
が… 「捻じれ」が生じるようなキャストではガムテは必須 ってのは今や基本知識編っすね。
最近じゃシングルハンド・ロッドでスペイ(アンダーハンド・キャスト)が さほど珍しくなくなったけど
エクステンション・バットグリップを装着すると このロッドのデザインがこうなったのが良く分かるんじゃあないか と…
オーバーヘッドも スペイもこなせる本流用ロッド だったんっすね
the ‘Crossroad’ はエクステンション・バットグリップが標準で付いて来るんっすよ。
そう… 実は! the ‘Crossroad’ はスイッチ・ロッドなんです。
なにせCrossroad(十字路)の意味は シングルハンドとダブルハンドが交わる十字路にあるのがこのロッド
っつー意味で付けたからね?
今時のグラファイトに慣れ切った人がこのロッドを持つと 重たさに心折れますが ダブルハンドにすると急に扱いやすくなる
この辺だと米代川岩手県側~大館辺りをカバーできる性能 じゃあないか と
で、シングルハンドでもダブルハンドでも オーバーヘッド・キャストの場合はDT5~ST7位
としているんだけど なにせスペイキャストを想定してるブランクだから
スカンジナビアン・ヘッドの330グレインを背負う事を前提にしてるんっすわ。
ダブルハンド・ロッドとして見ると 短いロッドだからね?
ベースはHardy POPE で POPE の所有者は社外品のエクステンション取り付けてスイッチ・ロッドとして使ってる人が結構多い
じゃあスイッチ・ロッドとして作っちゃえ ってのがPOLANO のPOLANOらしい所
って事は シングルハンドのラインだと#11まで背負えるって事なんっすけどね?
そりゃ太くなるって。
オマケにスイッチ・ロッドと言われた日にゃあ
¥120.000- って額も あながち高額でもない ってのが お分かりいただけるでしょうか。
こちらも 本日より試し振り出来ます。
2017年06月16日
A400:完成しました 400個目の記事のこのタイミングで
どうも、モッズおじさんです。
本日 the ‘B-Type’ 7ft00in DT3 2pcs.1top 完成しました the ‘Mk. 1’ の値上げに伴い毛馬内に来てから企画した
クラシックなんだけど 実は新しい POLANO のミドルグレードのロッドです
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
さて、気が付くと本日この記事が毛馬内移転から400個目のネタっすよ。
この区切りの良い時にたまたま… リアルにたまたま 狙ったワケじゃなくて ホントにたまたま
the ‘B-Type’ 7ft00in DT3 2pcs.1top 完成しました。
シリアルNoは α20001 有り合わせの『最高級グレード』コルクで作製したグリップはシガータイプ α20002 以降はFLOR になります
今回のコルクは 入り皮が多くて参った 個人所有&試投用だから コレでもイイんだけどね?
もっともこのロッドと現在作製中の the ‘Crossroad’ は工房据え置き用・試投用っつー事で
これから作る製品としての the ‘B-Type’ とは若干ハードウェアが異なります。
フェルールはUS REC/CSE 製ではあるんっすけど 特価処分で手に入れたブルーイング処理の奴
… 製品ではUS REC/CSE製 無垢のニッケルシルバーになります
コルクは工房内在庫整理でよろずや『最高級グレード』コルクを使用
…製品ではFLOR グレードを採用します
。。。と、結構手を抜いた仕様 なんだよね。
フェルールは US REC/CSE 製を採用しますが α20001はたまたま処分価格で放出されていた黒染めのモノを取り付けました
今の所 最も使い心地が良いので 採用は継続します
手を抜いた っつってもブランクやお伝えすべき個所はしっかり押さえているんでほぼ通常製品なんっすけどね?
っつー事で POLANO が毛馬内に移転して 長年に渡り準備してきた
思い描いた通りのブランクを組み上げたロッドが 完成しました。
明日より 一般公開します。
トップ&バットガイドはメノウです もちろんモノホンです フェルール位置の関係でガイド数は the ‘Mk. 1’ よりひとつ少ない8つ
それでもラインが勝手に飛んでいく POLANO セッティングは健在
このロッドの嬉しい所は 簡単にタイトループが作れる所で the ‘Mk. 1’ のような小手先のキャストではなく
大昔からのFFロッドの教則本にあるように 二の腕の移動で振るのが基本っすね。
で。。。Action を一言で言うと 結局 ‘Moderate Fast’ なんっすね。
さっき振ってみたけど この竿 忍野で使ってみたかったなぁ。。。
POLANO 初の自社工房製バンブーブランクによるロッドの第1号で 最もPOLANOらしいロッドが出来上がりました
近日中に α20002 の作製に入ります
軽快な the ‘Mk. 1’ か トルクフルな the ‘B-Type’ か は皆さんにお任せします。
っつー事で 明日には the ‘Crossroad’ が完成するんっすわ。
こちらはこちらで 試作品なんでハードウェアはエラく安っぽいけど
POLANO が理想とする the WET ロッドなんっすね♪
the ‘Crossroad’ は 明日完成します。
2017年06月15日
A399:いよいよこの時が…
どうも、モッズおじさんです。
最悪遊覧船の船頭さんに聞いてみる ってのも手で ついでに遊覧船に乗ってぐるっと1週回ってみるってのが効率的かと
とにかくリザーバーは足場を確保するのが難しいから 船の上から観察しちゃおう と
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
それにしても昨日の太平湖グリーンハウスの職員さんは就労して間もない って事で
「禁漁です(と思う)」っつー根拠不明の不確かな情報だったのがどうにも
コレが該当する阿仁川漁協の情報や観光案内だと 特に禁漁指定されてないんっすよ ねぇ。。。
行ってないから2枚続けて観光素材より… 実際の所太平湖より下流のロックフィルダムの森吉四季美湖は釣りと水上スポーツを
目的にしているのだそうで こっちのほうが足場はありそう
もっとも阿仁川漁協の情報も最新のものかどうかも不確定で… 要確認ですな。
もっともリザーバーってのはドン深が基本だから 足場の良い所を探すのが最初の仕事だけど。
っつー事で SRSさんがいつ来ても大丈夫なように調査中な話はこの位にして
急ですが the ‘Crossroad’ に黒漆でサインが入りまして…
本日the ‘Crossroad’ にサインが入りました なんだかんだで紆余曲折 ようやく10ftの化け物ロッドが完成します
っつっても試作品なんで 結構雑な仕上がりですけどね?
サインが入るって事は POLANO では『作業完了』を意味するワケで。
実際にはグリップ装着が完了なんっすけど 事実上の作業終了なんっすね。
ついでに言えば the ‘B-Type’ もサインが入って… こちらも事実上の作業完了
いや よぉく考えるとこの2本 売り物じゃあねえから この辺りでイイかな?と
反面サイン入れした the ‘B-Type’ は雑な割には良く出来た仕上がりになってます こちらは初見にしてはあまりに上手く出来たので
製品としてのシリアルNo まで 入れちゃったんっすよ… 非売品だけどね?
結構 雑な判断っすけど 今後の作製で必要になる情報はほぼ頂いた… で工房内での任務は完了。
この後生産するためのレシピ若しくは手順書は出来上がったワケっすよ。
要するに 失敗できるうちに失敗は全部やっておく… にしちゃあかなり良い出来で
the ‘B-Type’ は第2ロットで販売用ロッドの生産 決定です。
the ‘Crossroad’ のグリップっすけど テールのバットエンドはとりあえずバールコルクが出て来たんで 作成してみました
コレはコレで 結構イイ感じに仕上がって…
the ‘Crossroad’ は単価が高いんで しばらく作れそうにありませんが もちろん注文が入れば作ります。
いや結局 大昔にストックしといた赤のバールコルクが出て来たんで
メートル法基準のピッチのスクリューを加工した バットエンドを作っちゃったんっすね。
コレが付くとウェット・ロッドのイキフンが グッと高まるんっすよね?
市販のUKラバーバットエンドは日本では特殊なピッチなので 特殊な工具が必要になるんっすよ もちろんそれはそれで作製検討中
ですが これでもイイかな?とか思い始めてる今日この頃
っつー事で明後日には POLANO 初のブランクから自社工房で作製したロッドが2本 完成します。
ようやく釣りに行ける… この2本持って。
そろそろ the ‘Mk. 1’ のブランク漆塗りは完了して the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の漆塗りを開始するワケっすけど
そうなると… 一気に仕上がって 来るんっすよねぇ。。。
いい加減 完成させないとね。
2017年06月15日
A398:太平湖 『いじりたガリー』とのクロスエピソード(試しにやってみる)
どうも、モッズおじさんです。
もちろん仕事はしています スレッド留めの漆塗りと the ‘Mk. 1’ の塗りだけが本日の作業レシピだったんで 趣味のクルマを
サラッ… と走らせてみたんっすわ こないだのセンサー交換の安定度を見たかったからね
さて相変わらずいつもの通りの平日12:00~19:00 でやってるんっすけど
今日はちょっと… the ‘B-Type’ と the ‘Crossroad’ のフィールドテスト用に使える川を探して
。。。もちろん十和田湖ギリーさんの協力は大変嬉しいし助かってるけど
彼は彼で今忙しい大事な時期に突入してて 早々甘えてばかりもいらんないなぁ。。。と
鹿角花輪ICの先 そろそろJR花輪線・鹿角八幡平駅 って所で急に『太平湖→』って看板が出て来るのがどうにも気になって
一応湖は「大好物」なモンっすから ちょっと行ってみよう と思ったら
まぁまぁ十和田湖ギリーさんには よく働いてよく稼いで で、チョイチョイうちで買い物してもらえれば
。。。全ての皆さんに言える事ですけどね!
っつー事で 善意にばかり甘えてちゃいけねえ でクルマの調子伺いを兼ねて
鹿角市の南側を走ってたら 『太平湖→』っつー看板があったんで
ちょっとじゃ済まなかったっつー… なんかね 衣川とか胆沢の山のほう みたいな山ン中を延々走らされて… 敢えてナビも使わず
で走ってるから結構スリリングなドライブになっちゃって
行ってみよおっと… で看板だけを頼りに走ってみたら。。。遠いっつー。
なにせ山ふたつ超えて… すぐそこ みたいな感じの看板だったけど 林道 っつー。。。
ちょっと 衣川を思い出したけど
1時間… いや1時間30分ほど走って 看板に書いてあった太平湖に到着したんっすけど
ブログは便利な代物で Facebook や Instagram みたいなオンタイムじゃないから 時間掛ってもこうやってすぐ現場に到着しちゃう
湖畔までさらに林道(未舗装)を10分 っつーんで湖畔は諦めました
コレが山間部のダム湖で どうした事か横浜在住の時の感覚でもうチョイ賑わった所かな と思ったんっすけど
。。。湖畔までさらに徒歩10分っつー。
挙句釣り禁止(グリーンハウス職員さん談)と来たモンだ。
いやそれ以前に俺がいる所ってのが
場所はココ 太平湖には遊覧船も運航してるし 小又狭っつー1.8kmの遊歩道もあるし 見どころは多いんっすけど釣りが出来ねえ
せっかくイイもの沢山あるのに 肝心のが抜けてるから誰もいなかった
比内地鶏の旧比内町とマタギでおなじみの旧阿仁町のちょうど中間点っつー
熊が出る どころかマタギの猟場だっつー。。。
コレはコレで感動モンっすよ?
言ってみれば the 秋田 な所でして
三平くんは現横手市の増田町が舞台で 矢口先生の故郷でもあるんっすけど 先生抜かりありません
秋田県北のマタギ衆も しっかり作品として残してます… 登場人物 大体似てるけど
![]() マタギ列伝(1-1)【電子書籍】[ 矢口高雄 ] |
湖そのものでは釣りは出来ないらしいけど 周辺の川や沢は当然釣りOK(禁漁区間あり)で
それこそマタギ列伝… 釣りキチ三平でも阿仁の三四郎がカメオ出演しているでおなじみの奴ですね?
まさに矢口高雄ワールドが広がってるんっすよ。
こりゃあ「釣りキチ三平」をバイブルにしているオジサン達には たまらん環境ですな。
グリーンハウスに飾ってある魚拓 フィルムカメラの時代はこうやってサカナに墨塗って記録に残してきたんっすよこの国では
最新ので俺が大学卒業したあの頃 だから情報古いけど 周辺の沢ではまだまだ期待出来るイキフン 満載です
で、遊覧船のチケット販売とパン程度の軽食が出来る休憩施設『太平湖グリーンハウス』には
昔この辺で釣りができた頃の(職員さん談)魚拓が飾ってありまして。。。
魚拓 ってのが今の若いモンには分らんだろうけど 釣りキチなら若くてもテンション上がる奴で
。。。嬉しい事に鹿角から来る林道には湖に通じる 釣りOKの沢が並走してまして
そのうち 竿を出してみたい 単独ではお断りだけど。
2017年06月13日
A397:もうちょっとだぜバーロー
どうも、モッズおじさんです。
いや実は秋田だけじゃなくて岩手でも… 俺一関市内だけでもふた桁 轢き殺されそうになったよ? こっちじゃ「轢かれる奴がトロい」
っつー ブラジル人並みの理屈がまかり通ってるワケで… 実は秋田はまだマシなほう
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
さて昨日のNHK秋田放送局のニュースで「横断歩道渡ってる歩行者に割り込んで走行するのは罰則」
っつー研修を秋田県警がやりました っつーのをやってたけど
それが基本的な道交法違反だっての 秋田県民は知らなかったっつー事で。。。
そういえばこっち来て TZ@K警察の交通取り締まりパトカーに轢かれそうになった事もあったっけなぁ… おまわり 逃げやがって
一応県民の声110番ってのがあるけど ココでも歩行者がトロい って言われちゃいそうだしなぁ…
どうりで 俺がこの鹿角に引っ越して半年で7回轢き殺されそうになってその都度警察呼んでも
どいつもこいつもシレーッとしてたワケだ。。。何コイツ騒いでんの?的に。
っつー事で鹿角市は無法地帯疑惑がひとつようやく潰されそうになってるワケだけど
それはさておき 昨日はthe ‘Crossroad’ 用のコルクグリップを削り上げたんだよね。
っつー軽い暴露話からの the ‘Crossroad’ のグリップ削れました な話… Farlow LONDON の庶民的なロッドをモチーフに
少々不格好なグリップにしたんっすけど… 全体が3mmほど 細くなっちった
そりゃあ無法地帯だからS0Q@高校のキ〇ガイが現れても不思議じゃねえ… 無法地帯なら必然だな
と思いつつ(許される事じゃないけどね?) なにせ お初のグリップ形状なんで… ほっそくなっちった。。。
オマケにフルウェルかと思いきや ティップ側に異様に長い形状が少々不格好 なんっすけど
the ‘Crossroad’ は10ft に加えてチョイと特殊な事やろうとしてるからこんな形なんっすね。
UKのバットエンドはネジのピッチが違うんで今回は揃えず メートル法基準のネジを採用するため わざわざ自作してみました
雑に削り出したケヤキのバットエンドは結構イイ感じなんで このまま採用しちゃおうかと…
もっとも 今回の the ‘Crossroad’ は飽くまでプロトタイプ 実際にサカナを掛けた時の特性を掴みたい
で作ってるから ハードウェアは結構雑…
本来トップとストリッピングはメノウを予定してるのに メノウより安い翡翠だし
リールシートはBellinger を予定してるけど 取って付けたような市販の安価な奴だし
フェルールはUSニッケルシルバーを予定してるけど 安価なブラスだし
。。。でも基本的な所だけはしっかり押さえてて 後の製品化の製造方法をしっかり組み込んでるんっすけどね?
もうじき 完成します。
2017年06月11日
A396:早くロッドテストで釣りに行きたいんだけど
どうも、モッズおじさんです。
漆室で固着待ちの the ‘Mk. 1’ と the ‘B-Type’ それに the ‘Crossroad’… 特に the ‘Crossroad’ は飾り巻きの漆塗りがあるんで
通常より多くの漆が必要なんだよね
今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。
さて本日は the ‘Mk. 1’ 7回目の漆塗り… そろそろ中塗りが終わりって回数っすね
からの ガイドスレッドの漆塗り・本塗りが入りました。
っつっても 写真には撮ってませんけどね?
オマケに the ‘Crossroad’ のグリップは1ft近くあるモンだから グリップにも結構なコルクを使用するし 専用の工具も至急作って
こりゃあ渓流用FFロッドみたいに「作ろう」って工房が少ないワケだ
っつー事で 昨日とっとと the ‘B-Type’ のグリップを完成させて 今日は the ‘Crossroad’ のグリップ作製で
とうとうこういう工具まで自作しちゃって。。。
困った事に FLOR グレードのコルク こんだけ使ってるけど
コレだけで 渓流用ロッドの一体型グリップ1本分 だからね?
そりゃあ12万円下さい って言いたくなっちゃうよね。
2017年06月10日
A395:仕上げに 向かってます
どうも、モッズおじさんです。
今回使用したのは工房内長期在庫品だったよろず屋さんのコルク 今回はリールシート一体型なんでルアーのリアグリップ並みに
コルクを貼り合わせてるんっすね
今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。
っつー事で 昨日はちょっと手こずって the ‘B-Type’ 用グリップの
コルクをチクワに接着するのに1日掛かっちゃって…
専用の工具を作るのに 時間取られちゃったんっすね。
昨日調整に苦労した固定金具でチクワを固定して コルクを成型します リールシート部分は精密旋盤で削り出してグリップ部分は
完全フリーハンド なんっすけど 意外とおんなじモノが出来上がるんっすよ
っつー事で まずは本日のコルクのチクワを成型する作業から… the ‘B-Type’ はコルクグリップ&シート一体型
なので まずはリールシート側を削り出してから グリップを削り出す。。。
それでもPOLANO の売りは『漆』なんで
意地でも漆をぶっ込んでいくんっすね。
最後の目止めを施す直前の ほぼ完成品の the ‘B-Type’ 用グリップ ワインディング・チェックはグリップ一体型のコーン型
例によって POLANO の得意技術を駆使した ジュラルミンに漆塗り っつー意地が入ってます
それが ワインディングチェックで the ‘Mk. 1’ 前沢バージョンは特殊金属系樹脂を採用したんっすけど
毛馬内バージョンからは ジュラルミン削り出しに漆塗りっつー
。。。で 最後に目止めで砥ぎ上げる余地を残して ほぼ完成 あとは一体化させるために圧着させるだけ。
どうやらPOLANO の渓流ロッドの 基本的な形状はコレ らしいっす。
一般的な塗料と違って漆は手間が掛かる けど薄塗り具合と耐久性は群を抜く っつー事でPOLANO では塗料という塗料は全て漆
スレッドには特殊な色粉を使った透ける色漆を採用して 透けるシルクスレッドに塗るんっすね
っつー事で 本日は the ‘Mk. 1’ の6回目の漆塗りを行って 怒涛のスレッド留めも着手です。
下地塗りとして希釈した漆をシルクスレッドに沁み込ませて 土台を固定させるんっすね。
漆は粘度が高いから 薄めて沁み込ませたほうが定着が良いんっすよ。
っつー事で the ‘B-Type’ と the ‘Crossroad’ のスレッドに 漆を施したら1時間寝かせて
沁み込ませ中のスレッド… the ‘CROSSROAD’ には謎の飾り巻きがありますが コレにはちゃんと理由があって 正規品でも採用します
十和田湖ギリーさんも 実はこの竿のほうがイイのかなぁ…とか考える今日この頃し
沁み込んだら整えて 漆室行です。
今回は特に the ‘Crossroad’ の特殊な飾り巻きが印象的っすけど
コレは完成して 試し振りで釣りに行ったら 公表します。
なにせ特殊なロッドなモンっすから。。。
通夜で仏さんの前でガン飛ばしてくるあのジジイ程 特殊じゃないけどね?
2017年06月08日
A394:これから 完成に向けて一気に動きます
どうも、モッズおじさんです。
メールオーダー式通販専門のSRSさんからパーツが届きました 今後の分も で渓流用フックキーパーを送って貰ったんっすよ
SRSさんはぶっ飛ばし系中禅寺FFロッダーで 中禅寺終了後のフィールドとして十和田湖 検討してるらしいっす
っつー事で 今日は埼玉桶川のSRSさんからパーツその他が届きまして… フックキーパーなんっすけど。
従来POLANO では自社フックキーパーを採用してましたが
少々無理に力が入るとリング取り付け部分がねじ切れる恐れがある事が判明
で、市販のフックキーパーに変更したんっすよ。
早速 the ‘B-Type’ に装着してみました… コレが非常にイキフンが良い 固定式でリングを倒す事は出来ませんが妙にレトロな感じが
妙にハマって 出来る限りコレを採用する事にしました

コレが可動式から固定式に変更っつー。。。
でもこのパーツが届いて ロッドは一気に完成に向けて動くんっすわ。
っつー事で the ‘B-Type’ にフックキーパーを取り付けて… 超イイ感じっすよ?
流れで the ‘Crossroad’ にもフックキーパーを装填して
24時間スレッド寝かしたいんで とうとう真竹の節伸ばし/節処理に入りました こちらは少々時間を掛けて仕上げていく予定で
いわゆるコンセプト・ロッドの範疇… イワナ坊主さん宛のコンセプト・ロッドは 完成まで非公開です
でも24時間スレッドを寝かさないと スレッド留めの漆を塗る事は出来ねえよ。
で。。。the ‘Mk. 1’ は相変わらずブランク漆塗りの真っ最中 the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE は塗料の到着待ち
っつー事で… 急に真竹の節削りに入ったんっすね。
コレが佐々中様ご所望の『本流向け』ルアーロッドのブランクでして
今回のSRSさんへのオーダーは 割と先を見越して足りないモノだけを買ったんっすよ この樹脂プレートはティップ径を計る
あると便利なツールなんっすね
で。。。ココで竹の曲がり直しを施して 仙台の中野さんにガイドセレクトのアドバイスを求めて
。。。実は中野さんトコは『最新技術の釣り具』を追求してる所なんで
一見するとウチみたいな工房とは真逆にいる みたいになってるけど
POLANO では そういう最新技術も視野に入れて製作してるんっすね。
現行のカルカッタコンクエストは 07年にSHIMANOのフォーマット変更に伴いワンサイズちいちゃくなっちったらしいっす
なんでもSHIMANO のリールが全部 ワンサイズ縮んじゃって現在に至る なんだってね?
![]() SHIMANO シマノ 15カルカッタコンクエスト 100HG 101HG |
コレが以前 ビッグママ逃したビッグダディさんのSHIMANO 1000番と2000番問題に通じる話で
カルカッタ・コンクエスト100も 07年を境にフォーマットが変わってて
リールサイズが1段小さくなってたっつー。。。
コレがガイドセッティングに大きな影響を及ぼすワケでして。。。
基本的にはABU Ambassadeure 2500 を基準に考えてたんで 今後ロッドを製品化した際に参考にして下さい で 毛馬内界隈でも
ベイトリールを身近に出来ねえもんかな ってのが裏テーマだったりします
![]() 【Avail/アベイル】ABU Ambassadeur 2500C 用 浅溝軽量スプール Microcast Spool 【AMB2560R:溝深さ6.0mm】 |
要するにSHIMANO のスピニングは07年以降2000番が1000番サイズでカルコン100が50サイズで
このロッドを市販化する際は07以降は200、って但し書きを付ければいいんだけど
佐々中様のカルコンは… 確認しないとね。
ご連絡ください。
POLANO rod of kemanai は ガッツリ稼働しています。