2017年06月10日
A395:仕上げに 向かってます
どうも、モッズおじさんです。
今回使用したのは工房内長期在庫品だったよろず屋さんのコルク 今回はリールシート一体型なんでルアーのリアグリップ並みに
コルクを貼り合わせてるんっすね
今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。
っつー事で 昨日はちょっと手こずって the ‘B-Type’ 用グリップの
コルクをチクワに接着するのに1日掛かっちゃって…
専用の工具を作るのに 時間取られちゃったんっすね。
昨日調整に苦労した固定金具でチクワを固定して コルクを成型します リールシート部分は精密旋盤で削り出してグリップ部分は
完全フリーハンド なんっすけど 意外とおんなじモノが出来上がるんっすよ
っつー事で まずは本日のコルクのチクワを成型する作業から… the ‘B-Type’ はコルクグリップ&シート一体型
なので まずはリールシート側を削り出してから グリップを削り出す。。。
それでもPOLANO の売りは『漆』なんで
意地でも漆をぶっ込んでいくんっすね。
最後の目止めを施す直前の ほぼ完成品の the ‘B-Type’ 用グリップ ワインディング・チェックはグリップ一体型のコーン型
例によって POLANO の得意技術を駆使した ジュラルミンに漆塗り っつー意地が入ってます
それが ワインディングチェックで the ‘Mk. 1’ 前沢バージョンは特殊金属系樹脂を採用したんっすけど
毛馬内バージョンからは ジュラルミン削り出しに漆塗りっつー
。。。で 最後に目止めで砥ぎ上げる余地を残して ほぼ完成 あとは一体化させるために圧着させるだけ。
どうやらPOLANO の渓流ロッドの 基本的な形状はコレ らしいっす。
一般的な塗料と違って漆は手間が掛かる けど薄塗り具合と耐久性は群を抜く っつー事でPOLANO では塗料という塗料は全て漆
スレッドには特殊な色粉を使った透ける色漆を採用して 透けるシルクスレッドに塗るんっすね
っつー事で 本日は the ‘Mk. 1’ の6回目の漆塗りを行って 怒涛のスレッド留めも着手です。
下地塗りとして希釈した漆をシルクスレッドに沁み込ませて 土台を固定させるんっすね。
漆は粘度が高いから 薄めて沁み込ませたほうが定着が良いんっすよ。
っつー事で the ‘B-Type’ と the ‘Crossroad’ のスレッドに 漆を施したら1時間寝かせて
沁み込ませ中のスレッド… the ‘CROSSROAD’ には謎の飾り巻きがありますが コレにはちゃんと理由があって 正規品でも採用します
十和田湖ギリーさんも 実はこの竿のほうがイイのかなぁ…とか考える今日この頃し
沁み込んだら整えて 漆室行です。
今回は特に the ‘Crossroad’ の特殊な飾り巻きが印象的っすけど
コレは完成して 試し振りで釣りに行ったら 公表します。
なにせ特殊なロッドなモンっすから。。。
通夜で仏さんの前でガン飛ばしてくるあのジジイ程 特殊じゃないけどね?