2022年02月20日
A1295:先が見えないからね
どうも、モッズおじさんです。
なんかね… なぁんか… ジェノサイドの片棒担がされてる みたいな気分になるんで 北京オリンピックは見てません.
あの国は始皇帝の頃から悪い癖が抜けないんだなぁ… とか考えちゃうと 縄文遺跡群の文化遺産登録が皮肉に見えて来る.
11/1から コロナ再拡大予防対策 でショールームは
フリーのお客様は13:00~18:00 で入店を受付けて
事前予約のお客様は10:00~19:00の間で受け付けて
月曜日と火曜日は引き続き 休日
とさせて頂きます。
もちろんマスクと手消毒も 相変わらず継続してお願いいたします。
尚 マスクと手消毒を拒否される方は入店を拒否させて頂きます。
I-V-VI-III-IV-I-IV(II1)-V のコード進行の事なんだけど 猫も杓子も演歌コードだったのが90年代を境に入れ替わった気が
さらに90年代特有の「ぶっちゃける=カッコいい」価値観で『絆』と同じくらいしつっこく使われて効力が切れてしまって…
人権問題に蓋をしてスポーツの祭典 ってのはどうにも頂けない。。。 で冬季五輪はスルー中
。。。 どうでもイイけどそろそろパッヘンベルの『カノンコード』 辞めません?
日本の各局オリンピックテーマ曲が全部カノンコードで感動の押し売り狙って見事にコケてる
♪どこまっでっっもぉ~♪。。。 じゃねえ。
ええなにせメロディラインは大まかに決まってるブルースやJAZZのセッションと違って 曲の根幹になるメロディを作るから
音楽やってる っつーより大喜利やってるような気になっちゃんっすよ… 嘘だと思ったら作ってごらんなさい?100曲ほど.
ジャムセッションならコードは3つあれば十分 あとはブルーノート・ペンタトニックを
感じるままに駆け巡るモノだけど 現状ああいうテーマ曲はセッションと言うより
『カノンコード大喜利』と化してて ああネタ尽きてんな
がモロバレですが皆様いかがお過ごしですか?
今シーズンは降る前までは「前半と後半は少な目 真ん中では例年並み で暖冬」と予測が出されてましたが 見事に降った.
例年ならコレだけ降れば「コレで夏の渇水は心配無用」と喜んでいたんですが… 思っ切り降っとるやないかぁぁぁい.
もう1度言う… ♪どこまっでっもぉ~♪ じゃねえ。
っつー事で 雪を搔いてギター弾いて って生活を続けていたら あと1週間くらいで岩手県より南の
日本の大部分で渓流解禁 と来たもんだ。
2月に入って 雪が春っぽい重たいモノに変わって そろそろかなぁ… とは思ってたけど
いやむしろ… 北端から南端まで140kmある岩手県で県内だけで動く じゃ四国4県分で意味ねえよ 自宅から半径50km圏内で
動くってのが責任ある大人の行動 と思うんだけど… それ言うとお客さん 来らんなくなっちゃうからね?
秋田と青森は4月に解禁なんで もう1か月お預けだけどね?
今年は 今年こそは 渓流に行きたいモンですが どうなる事やら。。。
コロナのお陰で まるで予定が立てられない ってのは皆様と同じスタートライン上の話で
ウチの内部事情 ってのも 改善してきているものの不安要素で残ってまして
いや実際この冬はこの辺も寒くて灯油の消費が… 灯油を節約しないと で考え抜いた挙句 玄関で牛筋煮込んだりプリン作ったり
で 結果玄関から美味しい匂いがしちゃう. そりゃあ下校の小学生には さぞかし辛抱溜まらず毒 だった事でしょう.
さらには ウクライナ問題で移動に必要な燃料費が高騰の一途で 半径50km圏内でしか
釣りが出来ねえよ。。。 なんっすよね。
こういう個人の力だけではどうにもできない事が絡んでくるとホント困っちゃう。。。
しょうがねえから釣り竿でも作って時間潰そっかな。
ウクライナが弾けたら ますます先行き不透明… ロシアと同盟関係の中国も 五輪終了後に何かしらの動きを見せる可能性も
って考えると… 当然株式も慎重な行動に出るワケで コロナの薬が出来たら随分景色も変わるんだろうね.
ココでの正しいツッコミは「それがアンタの仕事だろ」ですがそれはさておき
どうやら長期で計画を立てて細かく区切って考えるより 最初から短観のみで考えたほうが
色々身動きが取れそうな感じっすね。
個人的には まず長期で計画を立ててから細かいスケジュール組むのが習慣だっただけに
我が家の屋根の雪は 去年のクルマのフロントスクリーン破損を教訓に 北側は屋根に登って掻き落としてます. お陰様で
今年は去年以上の積雪だったけど 去年とは比べ物にならない程 雪かきは楽でした.(写真は去年の惨事より)
しんどいと言えばしんどい。
でもねぇ。。。 去年なんかも雪が多くて「この夏は安泰」と思ってたら春が初夏みたいで
梅雨が明けると沖縄かよ な酷暑日が連日… 結果 山の雪が溶け切って渇水 だっただけに
今までのセオリーが通用しなくなっている 実際2月なのに屋根の雪解け ハンパなく進んでるし。
我が家の屋根の雪は 南側は落ちたら落ちたまんま 積もるだけ積もらせといて自動で溶けるのを待ちます. コレだけの雪でも
一昨年は3日で溶け切った って実績もあるし. 温暖化の影響なんっすかね.
しんどいとか言ってらんねえな。
っつー事で 今までのセオリーが通用しなくなってるんで 予定とか短期で組んでいくつもりです。
傍から見たら ただただ思いつきだけで動いてんだろ に見えちゃう位に しばらく短観で動きます。
そうなると。。。 思いついたらヒョイと出せるような竿があったほうが便利だな
と 文字に上げて表記した通り 傍から見たら思いつきと見分けがつきにくいんだけどね?
2022年02月12日
A1294:久々の更新は 雪が降ったら試して欲しいレシピです
どうも、モッズおじさんです。
去年も書いたけど 都内で1.1cm以上の雪が積もると大変なんだよねぇ… 雪捨てる所ないし 人が多いからすぐ踏み固められ
温暖な地域だから雪そのものが湿って重い… 北国の皆さん おんなじ雪とか思うなよ?
11/1から コロナ再拡大予防対策 でショールームは
フリーのお客様は13:00~18:00 で入店を受付けて
事前予約のお客様は10:00~19:00の間で受け付けて
月曜日と火曜日は引き続き 休日
とさせて頂きます。
もちろんマスクと手消毒も 相変わらず継続してお願いいたします。
尚 マスクと手消毒を拒否される方は入店を拒否させて頂きます。
マンボウはフグの遠い親戚なので白身のさっぱりした美味しいサカナ. キモも美味しいのがフグの親戚の証で愛嬌のある風貌に
波に漂うおっとり刀 で宮城福島茨城千葉それに東伊豆に三重県では特に愛されているマスコット的なサカナ っすね.
いやぁ… 気が付けば30を超える都道府県で、蔓延防止措置が適用されて関東では大雪だそうで
踏んだり蹴ったりだねぇ… な昨今ですが 気になるのが一部の県知事が蔓延防止措置の事を
まんぼう って略語を堂々とTVカメラの前で言ってのけるのがチョイチョイ見受けられまして
。。。それって確か 福島宮城岩手三陸の漁師町で食材として「翻車魚(まんぼう)」を食していて
マンボウが愛される理由… 見た目や食味もさる事ながら 漁船やダイバーに近づいてくる人懐っこさが魚類でも飛び抜けてて
警戒心がまるで無さそう… それだけに間違って網に掛かってしまう天然振りで それが原因で今や雑滅危惧種…
マンボウって俺も1度だけ食ったことあるけど 結構美味で… ただし足が早い食材だから
獲ったその日に捌いて2・3日うちに完食しないと って代物だから広がらない奴でして
コレが意外と食ってる漁師町って日本国内でも意外と多いんですが
そういう地域の人達から「翻車魚のイメージが悪くなるからやめて欲しい」と正式な嘆願が通った筈ですが
現状ではトラウトの3月解禁が微妙 ですが… コロナの飲み薬が出回ればフットワークは断然軽くなるワケで
個人的には塩野義製薬さんに 期待を寄せています いやマジで.
近畿の県知事に九州のどっかだかの県知事に秋田の佐竹知事はお構いなしに大声で会見で
。。。 共通しているのは他人の痛みに共鳴できない知事向きじゃない人格ですが 皆様いかがお過ごしですか?
嘘も100回言えば真実になる とはナチスとヒトラーの言葉ですがそれはさておき
ウチの年寄りが2月1日に3回目のワクチン接種を行って 「だるい」がまぁ続きまして
まぁまぁワクチン副作用でだるい人にとっては歌ってる場合じゃないんだけど… だるい時にはとにかく休養が一番
それに滋養の付くものを食いなされ とは明治以前のご先祖様がチョイチョイ言ってた奴で 結構正解だったりする.
今回が一番長い「だるい」で 今日あたりからようやく動こうって気力が戻ってきたようで。
そうだよねぇ… ワクチン打ってだるい ってのは年齢性別国籍人種を問わず 起こる人は起こって
俺みたいに「生理食塩水打たれたのかな?」とケロッとしてるのも年齢性別国籍人種を問わず で
思わぬ所でSDG’s が目指す平等な社会 が実現してるワケでして。
UKウェールズは丁度この辺りのように農業と鉱山が基幹産業の地域で 気候も良く似てる って事で作り始めたベイクドですが
ウェールズ人も知らなかった思わぬ『効能』に俺 気付いちゃいまして… まさか ココでとはな.
当然ワクチン接種で「だるい」だと食欲も減退するようですが ウチの年寄りは食欲はあって
どうやら我が家の定番の ウェルシュケーキ が思わぬ効能を発揮してるようで。。。
いやね? 我が家では鹿角の寒い土地で これ喰った途端に手先足先が暖かくなるのに気づいてから
出来る限り焼いてるんですが ワクチンのだるい でも大活躍しまして。
最初に言っときますが 北国のレシピって事で基本高カロリー. 寒いってだけで結構体力消耗するんで北国では丁度良いけど
温暖な地域では特に喰い過ぎに注意してね… まずは薄力粉を270gと 豪快に行きます.
っつー事で BBCのレシピから我が家でアレンジが加わったウェルシュケーキのレシピ紹介です
。。。 まずは小麦粉… 薄力粉を270g(!)ボウルに開けます。
前にも触れましたが UKの小麦粉は薄力粉の粒子が日本の中力粉と大体同等なので
我が家では中力粉を使用していますが この辺はお好みで。
コクがある砂糖ならなんでもOK でお財布に余裕があるなら和三盆ってのもアリ. 我が家ではコクがある反面甘味は穏やかな
三温糖を102g とコレまた豪快に入れます… ね?この時点でカロリー高いの 伝わるでしょ?
薄力粉と中力粉をブレンドしたり 薄力粉と米粉をブレンドしても面白いでしょうね。
っつー事で ウェールズの家庭料理なのでザックリと作るのがキモ… 4g位の誤差は許容範囲
で 三温糖を102g(!!) を加えます。
BBCレシピではブラウンシュガーとだけ書いてありまして 砂糖のコクが欲しいんですね。
豪快に入れてきた割にはベイキングパウダーは2gMAXで1g目途 と急にショボい けどぷっくりと仕上げたいなら増量も可.
なにせ元々が家庭料理 ザックリと作るのが美味しく仕上げるコツなんです.
もちろん きび糖でも黒糖でもイイんですが 白い砂糖より茶色い砂糖のほうが美味しくなる
って事で ココに更に ベイキングパウダーを1g目途 上限2g を投入。
同じUKベイクドでもスコーンは10g程度のベイキングパウダーを入れるので
大丈夫かな? と逆に不安になるけど 大丈夫です。。。
コレがウェルシュケーキのキモになる奴で 甘いんだけど少々ピリッと来る刺激 それにホッと出来る香りに かすかな苦味が
甘味をグイっと押し上げる ってイメージで. 体調に合わせて割合を変えていくのもコツなんっすよね.
さらにココで『オールスパイス』を小さじ1杯入れる… けど 鹿角市内でオールスパイスって
なかなか見かけない ので我が家ではシナモン・ジンジャーパウダー・クローブを小さじ1/3 に
ナツメグ2振り を目途に加えてまして
もっとも気候や体調によってシナモン・ジンジャーパウダー・クローブを加減してまして
フランス菓子では全部の粉をふるいに掛ける が基本ですがコレはUKでもカントリーなウェールズ家庭菓子 泡だて器で一気に
ダマを潰しながら混ぜるだけでも大丈夫. もちろんダマは 極力潰して粉に戻しておくのは肝心です.
場合によってはガラムマサラとかを入れてもイイかもね… アレンジは皆様のセンスって事で
ハーブ&スパイスが入ったら泡だて器で小麦粉と砂糖のダマを潰してザっと混ぜときます。
なにせウェールズの家庭料理 ザックリ仕上げたほうが美味しくなるから神経質にならないで良い。
むしろザックリ仕上げたほうが美味しくなるからブリティッシュ・ベイクドってのは不思議。
岸田内閣になって一気にいろんなものが値上がりして バターをコレだけ消費するのは勇気がいる… ウチでも一度だけ
バターの代わりにマーガリンを使ったけど… 貧相な味になっちゃったんで お勧めしません.
で 今度はバターを108g(!!!) 2cm角位にカットしたら お粉に投入します。
昨今バターが高いと言ったと思ったら余剰がハンパなく出そうだから買ってちょんまげ っつったり
1回で108g ってなかなか勇気が必要な量ですが だからと言って菓子用マーガリンを代用で使うと
コレがあり得ない程まっじいの。。。
CGCグループで販売しているニュージーランド産のバターは発酵バターなのかな?って位に色味が濃くて値段はマーガリン並
同じ英国連邦なので本国に近い味が出せるんじゃないか と… 2cm角に切って お粉に投入します.
適材適所で マーガリンはマーガリンの得意分野がある って事で中小スーパーの連合体
CGCグループではニュージーランド産のバターがマーガリン並みの値段で英国連邦製だから
BBCのレシピに近い風味が出せるんですね。。。 って事でココでは願ったりかなったり
大体2gのオーバーくらいは許容範囲で ガバチョと入れちゃう。。。
直訳すると『揉み込み』のラブ・イン はバターを溶かさず お粉とバターを塩梅良く揉み込む っつーパイ生地やスコーンでも
必須の UKベイクドの基本動作で 手でやると難しいんですが フードプロセッサーだとあっという間です.
バターを投入したら バターが溶けないように掌と指先を駆使して お粉とバター馴染ませる
Rub In ラブ・インっつーUKベイクドでは基本中の基本の作業をやるんです。
コレがまた練っちゃダメ 練ると焼き上げたらカッチカチになるから『馴染ませる』。。。と
非常に大変な作業ですが フードプロセッサーで行います。
機種にもよりますが大体15~20秒回転させて 粉の粒子がサラサラではない って状態になったら終了 なんですが俺の場合
ウェルシュケーキに限ってはプロセッサーの刃が空回りするまでラブ・インしときます.
いやフードプロセッサーは一番上手にラブ・イン出来るんで 持っておくと重宝です。
っつー事で ザックリとダマが出来て中がダマダマ になったら多少粉っぽくても充分ですが
我が家では フードプロセッサーがカラ回るするまでラブ・インしときます。
で ボウルに戻す時は結構固めで ドサッと落ちてきます。
本家ウェールズではカラントっつー小粒のレーズンを使うんですが 我が家ではドライ・クランベリーをラムダークに
1日以上漬け込んで使います. ラムダークに漬けると漬けないとでは 甘味の深さが違います.
ココに BBCのレシピだとレーズンやイギリスでしか手に入らないベリーの干した奴を
60g 投入しますが ウチではイトクで売ってたクランベリー干した奴をラムダーク(酒)に
1日以上漬けた奴を60g 投入しまして カードで切るように混ぜていきます。
ラムに漬けたレーズンは菓子用で売ってたりしますが ドライのベリー類はたいていプレーンなんで
今回のレシピは卵Lサイズ1個分の分量になってまして 卵は子供の卵かけご飯用よろしく『良く混ぜ』で 白身を切って
よぉく掻き混ぜておきます. さもないとお粉との混ざりがイマイチで 後であちこちベットベトになっちゃう.
ウチでは60g のドライベリーを小さじ3杯のラムダークに1日以上漬け込みます。
それを投入してカードで混ぜたら 卵Lサイズを1個 黄身と白身が良く混ざるまで掻き混ぜます。
卵かけご飯だと「子供の混ぜ方」になりますが 白身を切って黄身とよく合わせたほうが
お菓子やベイクドでは美味しく仕上がります 念のため。
フランス菓子でもそうだけど しゃらくせえから で練り混ぜちゃダメ. 時間が掛かってもカード(菓子作り用の薄板)で
ネリネリになった所を切ってコナッコナを塗して育てたらまた切ってコナッコナを塗して… の繰り返しです.
で 卵をお粉に投入したら カードで切って馴染ませていきます。
ココでも絶対に 練っちゃダメ
練ると焼き上がりがカッチカチになってまっじいモノになっちゃうから
ネリネリな所をカードで切って コナッコナをまぶして馴染ませてそれをさらに切って… がキモなんです。
形を整えて生地を仕上げますが ココでも押し付けるだけで練っちゃダメ. レシピ通りにやれば大体上手く行きますが
卵のサイズによっては時にパッサパサだったりベトベトだったりします. まぁまぁ大体上手く行くけどね?
で お粉が全体でしっとりとしたダマ状態になったらボウルの中でギュッ!!!
と ココでも練っちゃダメ 飽くまで押し込んで纏めます。
コレが意外と綺麗に纏まるんですが パサつくようなら牛乳を小さじ1杯ずつ足して様子を見て
指に纏わり付くほどベットベトなら薄力粉をひとつまみずつ足して調整していきます。
我が家には死んだ親父が生前に出来もしない癖に蕎麦打ち始めようとセットを買ってたんですよ. 蕎麦は太く硬くボソボソで
とても人間の食い物ではなかったけど スコーンやパイ生地やウェルシュケーキで再利用… アイツもちっとは役に立つ事もある.
多少ベトついててもパサついててもまるっと纏まったら 薄力粉で打ち粉を打って
のし板とのし棒 それにルーラーっつー道具を用意して のし板とのし棒にも打ち粉を打ちます。
我が家にはどうした事か 親父が挑戦して放り投げた蕎麦打ち用ののし板とのし棒があるんですが
蕎麦打ちは メチャクチャ難しいからねぇ…
のし棒とのし板 それに生地にも薄力粉で打ち粉を打って 1cm厚に均等に伸ばしていきます… この作業で一気に纏まるワケで
蕎麦だと均等に伸ばすのは大変だけど 菓子ではルーラーで高さを整えるから簡単 なんですね.
ビスケットや このウェルシュケーキはすっごく簡単
生地が多少ザラついてても のし棒で伸ばす事で生地が纏まるんですよ。
だから練っちゃダメ だったんっすね。
で ルーラーを使うと生地を漏れなく同じ厚さに伸ばす事が出来るんっすよ。
もちろん使用前には洗浄~消毒を行ってます. ホームセンターのサッシのコーナーとかで売ってるアルミフレームをカットして
ルーラーとして使ってます. こういう事やってるから バンブーロッドの削り出しもコレで要領掴んでたんですね俺.
ウェルシュケーキでは大体厚さ1cm程度に整えるのが一般的 なので俺は近所のコメリで
コの字型のアルミフレームを買ってきて使用してますが お菓子道具の専門店でイイ奴が売ってます。
均等に伸ばしたら 今度は型で抜いていきます。
100均ショップで売ってる奴で充分だし なんだったらコップで抜いてもイイよね。
ウチではオーソドックスに5cm径の丸型抜きで抜いてますが 各家庭で色々試して下さい って事で スコーンと違って
カチッとした生地なのでスパッと型が抜けます. 抜きしろはひとつにまとめて再びのし棒で1cm厚に伸ばして…
この作業 お子さんがいる家庭では お子さんと一緒にやると異様なまでに楽しい奴で
肩を抜いた端材は纏めて再び伸して肩を抜き 再び端材が出たら纏めて伸して… を繰り返し
1枚の生地を5cm丸型で抜いて 17~18枚取れます。
ハート型とか象さん型とかだと… 分かりません。
オーブンで焼く ホットプレートで焼く って方法もありますが ウチではフライパンで焼きます… 油は敢えてマーガリンで
食味が重くなり過ぎない工夫を入れときます. フライパンの上でマーガリンが溶けたら 焼き初めの合図です.
で UKベイクドは大体イングランドのレシピで 焼くのはオーブンだけどコレはもっと素朴な
ウェールズのレシピ って事でフライパンで焼きます。。。 オリジナルは焼いた石の上で焼くんだけど
フライパンに油を敷いて… 健康志向の方はオリーブオイルって人が多いですが
ウチではバター風味を強調したマーガリンを使うんです。
俺専用の27cm径のフライパンだと6枚敷いてこの感じ. 生地の厚みの半分以上が白く変色したらチョイチョイ裏返して
キツネ色になってたらひっくり返す… ですが 焼きが足りなければ また裏返して焼き目を付ければ良い それだけです.
中火寄りの弱火でマーガリンが溶けたら生地を置いて キツネ色の焦げ目が付くまで焼いたら
ひっくり返して同じ位に焼く… 片面4分位かな?チョイチョイひっくり返して塩梅を窺ってください。
もちろんホットプレートでも楽しく焼けるんで 140℃位が目途っすね。
で ひっくり返した際にゴムヘラやフライ返しで潰して広げる って焼き方も
家庭によって お店によって 焼く時潰す派と潰さない派がありますが ウチでは潰さない派. ひっくり返す焼き目は
ご覧の通りですが どんな料理でも「美味しそう」に見えたらほぼほぼ 良きタイミング なんですよ.
本家ウェールズでは一般的ですが ウチでは敢えて潰さない… 潰した食感と潰さない食感を
両方試して お好きなほうを選んでください。
っつー事で 焼き上がったら容器に移して。。。 完成です。
ご覧の通り 見た目も食味もパンケーキとスコーンの中間位の素朴なお菓子だけど コレが侮れない。
ハイ 焼き上がりまぁしたぁ… 俺脳貧血持ちで 季節の変わり目には偏頭痛出ちゃうから で使用するハーブ&スパイスの効能を
狙って作ってたんですが ワクチンでだるい でも充分過ぎる効果が見られたので レシピを公開してみました.
卵は日本でも江戸以前から「滋養に良い」食材として知られてるし バターはたっぷり
血行を促すシナモンとジンジャーに興奮作用を促すナツメグそれに喉のイガイガを取るクローブ。。。
実際1個喰うと指先から足先からポッカポカ暖まって 冬の北東北では嬉しい奴 なんです。
困った事にこの素朴なケーキ 1個喰いだしたら止まらなくなる奴で
我が家ではプレーンで食ってますが 粉砂糖やクロテッドクリーム塗るも良し バターを塗るも良し スコーンみたいに
ふたつに割ってジャムを塗って挟んで食べても良し… BBCのレシピでは粉砂糖を掛けてますが 完全に自由 で.
焼きたては大阪名物たこ焼きの次位に外はカリッと中はトロトロ で冷めると固めのケーキ
だけどハーブ&スパイスの香りが引き立って さらにレーズンやベリーの甘さが際立って
コレまた止まらなくなる。。。 我が家では24時間待たずに無くなります。
ただカロリーは非常食に対応できるほど異様に高いので ご飯が食べられなくなっちゃう。。。
ウチの年寄りは コレでワクチンでだるい を乗り越えました。