2018年01月31日

A600:皆既月食 見てますか?



どうも、モッズおじさんです。


元々は囲炉裏の煙を外に逃がすための廃棄窓だったのをハメ殺しのまづ枠に改造した窓が東側にひとつあるんっすよ
コレが満月と皆既月食の観察に使える奴でして…






今日はどうにもやる気が起きなかったんでお休みしまして… そうだ 今日は皆既月食の日だった

っつー事で 21時頃から月が食われ始めまして。。。

我が家には元々煙を外に出す排気口がハメ殺しの窓枠になってまして

そこから月が食われていくのが見えるんっすね。



半分欠けました… こういうのは手持ちでも撮影は可能なんっすよね コレが22時を過ぎての現象なら俺も見ないで寝てた
それに雪が降って見らんねえだろうなぁ…と思ってただけに 見られて良かったです






本日は雪も止んで ガッツリ写真に収められそうっすね。

そういえば 前沢工房時代も月食があって ガッツリ写真に撮って

このブログで公開したと思うんっすけど

まさかまたまた紹介する機会が来るとは。。。



月自体の光量が落ちる皆既だと さすがに手持ちだとシャッタースピードが限界超えて 手ブレが起こっちゃう
スマホのオマケカメラでも 固定する器具で安定させて撮影しないといけないんっすよね






皆既日食ほど稀なケースじゃない 割とよくある現象なんだけどね?

たいていは寒空で奥歯ガッタガタ言わせながら撮影する ってのが定石だけど

POLANO では暖房の良く効いた囲炉裏のある部屋から

ぬっくぬくで写真が撮れちゃうんっすね。



今東側の敷地に移動して撮影… 空の白い点々は雪ではありません 星です ええなにせココは本州最北の地がすぐそこの僻地
市街地でもカメラに写り込むだけの干しが瞬いてるんっすよ






何たる贅沢… っつってたら皆既に入って月の光量が落ちて ぶれちゃった。

っつー事で三脚持って東側の敷地から写真を撮ると

ネコヤナギの木の向こうに真っ赤な月が。。。乙ですなぁ

こりゃあ熱燗で一杯やりながら眺めていたいモンっすけど



デジタル20倍ズームで撮影 皆様のお住まいの地域では見る事が出来ましたか? 毛馬内ではガッツリ観察できました
雪かきに追われてたんで 一息入れるには幻想的過ぎる 天体ショーですね





それやったら確実に死ぬだろうね 外気温は既にマイナスだし。

っつー事でご覧下さい 2017/ 平成30年1月の最後を飾るのはスーパームーンと重なった

真っ赤っかなブルーブラッドなムーンです。

デジタル20倍ズームで撮影してみました。



雪かきに追われて身体の芯のほうでズーン… と重たい感じで気付かなかったけど 見上げるとネコヤナギの木には随分と膨らんだ芽が
まだまだ先と思われてる春は 意外と近いのかもしれない…






っつー事で なんかリセットされたような気になりますね。

悪運とか悪い邪気とか 全部リセット みたいな。。。

で明日から2月 そろそろいろんなロッドが『完成』するんだよね。

さて どんな竿が仕上がるか。。。



楽しみに待っててくださいね?


 
  


Posted by モッズおじさん  at 22:48Comments(0)おじさんのひとりごと

2018年01月30日

A599:そのままやれば 明後日には完成するんだけどね?



どうも、モッズおじさんです。


そうなんです アニヲタってのはアニメしか眼中にないんっすけど 俺の場合脚本に食いつくんで映画や海外ドラマなどの1ジャンルで
良く出来たアニメ見てるっつー… ただ海外ドラマの話 振っても分かる人が少ないからあんま言わないだけなんだけどね






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。

Mr. キャプランが残してった人骨って なんなんだよぉ。。。

と 鬼太郎コナンで枕を埋めてるPOLANO ですが 実はおいら 大の海外ドラマ(US/UK/EU)好き

。。。要するに練りに練った脚本が 好きなんっすね。



コルクリングは6mm径で穴が開いてるんっすけど もちろんブランクのバット径に合わせてやる必要があるんっすよ
っつー事で 1枚1枚穴を開けて ロッドに通せるように調整するんっすわ





ええなにせ英文学科卒 ですから 伏線張りまくりの脚本のドラマには痺れちゃうんっすよ。

。。。って事は 実は時代劇も大好きなんっすね 御家人斬九郎とか藤枝梅安とか

っつー事で the ‘Shamrock’ と il ‘Midget’ のブランクは あとはグリップの作製からの装填 で完成なんっすけど

昨日はようやく コルクリングの接着からの圧着 を行ったんっすね。



穴を開けたら圧着 市販の成型済みグリップだと当然この作業は省略 だから楽そうにも思えるけど 実はバット径に合わせて
穴を広げるのが地味に大変 なんでPOLANO では厳選コルクを自社で削るんっすね






なんと! 相変わらず POLANO は飛ばしてる を地で行く奴なんっすけど 廉価版ですらFlor を採用

で 佐々中様が唾つけてる the ‘Midget’ は 5A っつー贅沢三昧のセレクトで

。。。佐々中様、この竿で良かったんっすよね?と確認したいんっすけど

なにせあの方 節分までは絶対に忙しいはずだから 電話すんのも躊躇するんっすよ。



レイモンド・レディントンは佐々中様を凶悪にした感じなんっすよ… っつー事で確か佐々中様はこのロッドをご所望だったと思う
il ‘Midget’ はなんと5Aコルク標準装備… ね?8万円って言うの 分かるでしょ?






なにせ犯罪コンシェルジュの仕事が忙しいから… ブラックリストじゃねえ

レイモンド・レディントンに似てるけど Black Listじゃねえ

っつー事で 何気に贅沢な仕様をぶっ込んでるPOLANO なんっすけど また俺の灰色の脳細胞の暴走が…

フォーマットはそのままに ちょっとデザインで冒険してみようかなぁ。。。とか考えちゃって



なにせ今年は漆をケチらないといけないモンですから。。。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 18:19Comments(0)工房の話

2018年01月28日

A598:渓流解禁したら the ‘Shamrock’ を振ってみたい…



どうも、モッズおじさんです。


地球規模で猛威を振るう最大級の寒気団がようやく一段落 ところが昨日は路面が踏み固められた上にスタッドレスで均されて
気温が上がらないから終日路面はツルッツル… 名古屋圏内ではもうすぐ渓流解禁 なんっすけどね






今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日も同じ時間帯で開ける予定です。

っつっても 来週いっぱいは 午前中雪かき で明け暮れそうなんっすけど

ウチの前は相変わらず アスファルトが露出しています…自慢です。

日頃からこまめに雪かきしてると 最大積雪1m程度の鹿角市内なら 結構維持できるんっすね。



どの面下げて って羞恥心だけはあるんだ… 多いんだよね アウトな事が起こって逃げちゃうおじさん 逃げ切れなくなったら言い訳
自分は悪くない を言いたいのかな? 俺はひとつだけ言いたい… 大人だろ






にしても 嫌になるほど耳につくのがおじさん…厳密に言うとおじいちゃんどもの

見苦し言い訳っすね。

その言い訳並べる事で 聞いてる側が「それじゃしょうがないですね」とでも言ってくれる とか期待してんのか?

期待できねえのはバカでもサルでも分かるんだから そのクダラネエ言い訳並べんじゃねえ 時間の無駄だ



the ‘Shamrock’ と il ‘Midget’ のピース接着が完了して 磨き上げました ホントはこの流れでとっとと柿渋塗りたいんっすけど
ハンパない寒気団のお陰で 乾燥する前に凍っちゃう で寒さが一段落するのを待つことに






っつーのを俺も良く言うよ? 団塊の世代とそれ以降のおじさん…厳密に言うとおじいちゃんに向かって。

どうにも… 団塊は平然と「そういうつもりはなかった」とか精神論持ち出すけど 意味ねえんだよなぁ時間の無駄だなぁ。。。

っつー胸の奥のほうから嫌ぁな感じしか湧きあがらない話からの

昨日 the ‘Shamrock’ と il ‘Midget’ のブランク磨き上げが完了しまして



今日は寒さが一段落したんで 柿渋を一気に5回重ね塗りして乾燥です 1昼夜乾燥を待ったらコーティング的に漆を塗り重ねます
今回作ったのは the ‘Shamrock’ がストック用で il ‘Midget’ は個人所有用なんっすけど





本日は柿渋塗り… ホントは昨日やりたかったんだけど 昨日はお昼でもマイナス3度で

道路が完璧なまでに凍ってたからね?… TCとESC 標準装備で良かった

けどこんな時に柿渋塗っても 凍っちゃって仕事になんねえよ。

そこを根性と気合で… っつー精神論だけじゃ 時間ばかり浪費するからね?



通常作製の il ‘Midget’ だとワン・ハーフの特性上 仕舞調整用のフェルールキャップがあったほうがはるかに使い勝手がイイ
簡易製法だと材料になる捨て代が発生しないから… 誤魔化しが効くようで 効かないんっすね






っつー事で本日は暖かかったんで 一気に5回の重ね塗りで念のため24時間安置 なんっすよ。

ところで… 簡易製法でも il ‘Midget’ は作れるんっすけど 8万円の奴とどう違うかっつーと

通常製法だとピースごとにカットするんで必然的に捨て代が出来ちゃうんで 仕舞調整用のフェルールキャップが自動で付いて来るんっすよ。

簡易製法だとワンピースで削ってからのカット なんでキャップが付かないんっすよ。



だからね POLANOでは誤魔化しが効かないんっすよ。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 22:54Comments(0)工房の話

2018年01月26日

A597:今回は 枕のほうが 長いです



どうも、モッズおじさんです。


先日第6期ゲゲゲの鬼太郎の放送が告知されたそうですが 衝撃なのが猫娘の美少女化と成長が止まんないっつー
化け猫バージョンが記載されてないのが非常に気になるが…






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日は土曜シフトでやる予定です。

にしても猫娘の美少女化と成長が止まらず 6期が始まるっつって発表されたけど… 8頭身になってんぞ

挙句 ハイヒールまで履いてやがる。。。思春期かよ

オマケに6期鬼太郎の声帯の人は現行ルパン三世の峰不二子だし



どうもおかしいと思ってたんっすよ 『妖怪ウォッチ』の映画第4弾では格上の妖怪として鬼太郎ファミリーが急に出て来たり
同じ東映が製作してるからそろそろかもな…とは思ってたんっすけど






しょうがないね 目玉おやじの田の中勇先生はお亡くなりになっちゃって 第1期2期の鬼太郎の声帯だった

野沢雅子大先生…ドラゴンボールの悟空ですね?が務めるし

一反木綿の八奈見乗児先生… グロッキー・ボヤッキー・ベジータの声帯の人。。。意外と知られてないのが

巨人の星の伴忠太の声帯の人。。。は体力の限界で工藤新一/怪盗キッドの声帯の人がやる事になったし



2000年前後からアニメでの性的描写がいかがなものか… っつってかなり『自粛』が入ってる昨今 猫娘もパンチラが絶対にない
ラッキーエロは1個もない そこまで動いてココまでチラリがないとむしろ不自然っつー…






鬼太郎は 高山みなみさんじゃないんだね。。。っつっといてチョイ期待してるっつー

。。。猫娘の鉄壁のスカートは 健在なんでしょうか

っつー事で本日は 例によって行政の壁と格闘しながらも 積雪が甘かったのか 1時間で雪かきが終わって

昨日体力の限界で手を付けなかった the ‘Shamrock’ と il ‘Midget’ のブランクを接着したんっすよ。



the ‘Shamrock’ と il ‘Midget’ のブランクの接着が終わって 吊るして固着を待ってます いつもこの状態で振ると楽しいんっすよ
思い通りに出来てるな とか真竹はこうなんだよね とか 色々確認出来て





il ‘Midget’ は個人所有/試投用なんで簡易製法で作った割と雑な奴。。。売り物はラフプレーンと

ファイナルプレーンに分けてキッチリ作りますけどね?

っつー事で 明日には研磨を終えて 漆塗りの工程に持って行けるんじゃあねえか と

ホントはそろそろ竹割をやっときたいんっすけど 今年は雪が多くて場所がなかなか確保できねえっつー。。。



雪降る前に 割っとくべきですね。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 22:24Comments(0)工房の話

2018年01月25日

A596:第6期鬼太郎の猫娘が8頭身 ってのも納得いかないけれど



どうも、モッズおじさんです。


the ‘Shamrock’ と il ‘Midget’ のブランクは あとはTGX接着剤で接着すれば作業完了 なんっすけど 国交省の壁のせいで
本日は作業を停めます… 雪かき自体はさほどでもないにしても 後から来る疲労感が…






今日は平日なんで12:00~19:00… の予定だったんっすけど 急遽休日とさせて頂きました。

っつーのも 東京では48年ぶりにマイナス4度を記録したそうですが

こちら毛馬内では 例によって行政の壁 国交省の壁 を崩すんで2時間強取られて

とてもじゃないけど仕事に なんねえよ。



鹿角市内の錦木バイパスは地吹雪の名産地… なにせ安比クオリティの雪が強風で吹き飛ばされて 視界が遮られます
それでも車幅灯ひとつ焚かない老害が…自分さえ見えてるつもりなら それでもイイのかな





ええなにせ市長から末端まで 大事な住民の血税と国から支給されてる地方交付税交付金に

見慣れねえ大金に我慢できなくて手ぇ付けちゃうようなネズミみたいな連中ですから 困ったモンです。

っつー事で 本日の鹿角は嵐… 不要不急の外出は控えたいんっすけど

なにせ灯油が心許ない… で出かけたんっすよ。



帰路はもっとひどくなっちった… 東北では『4駆+ブリザック』が宗教みたいになってるけど 実は意味ナシ 結果逆暴走族が
道を塞ぐ…おまけに車幅灯ひとつ焚かない 自分さえ な老害… リアフォグはこういう時に焚くんっすね






ところがコレが どう見ても不要不急の連中が逆暴走族と化して 50km/h 制限の所を40km/h 以下で走ってくれるモンだから

。。。前沢周辺では雪が無くても逆暴走族が多いけどね?

大体 地吹雪だっつーのに 車幅灯ひとつ焚かない老害が先頭なんだけどね?

ったく。。。自己保身の行政と老害の皺寄せで強制的に休み 取らされちまったぜ。



この雪で 日本の膿を 全部見た気分です。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 22:35Comments(0)おじさんのひとりごと

2018年01月24日

A595:ブログ更新より 雪かき優先… 閉じ込められちゃうからね?



どうも、モッズおじさんです。


関東や東北太平洋側から遅れる事1日 別の低気圧と寒波のサンドイッチで この冬最大の降雪… 地吹雪が すごいんです
そりゃ1日に2度3度は雪かきしないと 追いつかねえよ





今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間に開ける予定です。

にしても最大級の寒波が日本列島を覆って雪雪雪********

こちら毛馬内は雪対策が取れるからアレっすけど 関東や関西の皆さんは

慣れないから さぞかし大変でしょ。



水の力は結構偉大で 我が家の駐車スペースでも散水しているおかげで去年山のように積み重なった雪もキレイに溶けて
なんっすけど 排水溝の周りなどは氷結するんで要注意 公道とか 凍らせちゃうとあんま良くない





雪の処理は ウチには雪捨て用の側溝があるから問題なし なんだけど 関東くんだりなら

融雪散水ホースが効果的っすよ♪

もっとも 溶けるまで流し続けるんで水道代が掛かっちゃうし 氷が張る所もあるから

チョイと気を使わないといけないんだけどね?



口癖は「バーロー」あと「ボクちょっとトイレ~」…お前 その年でトイレ近いのか?医者に診てもらえ
っつってる余裕がまだあるけど 実際言いたくもなるって バーロー 仕事出来ねえよ…






水さえ流れてれば普通のホースでも周辺は溶けるんだけどね?… 雪国じゃないと意外と知らない話。

っつー事で 昨シーズンの秋はドングリが記録的な不作 からのこの記録的な寒波 で

鹿角の熊もこの冬を越せない個体が増えるんじゃないか っつー予測を立てときながらの

雪かきでなかなか仕事が進捗しませんで



2017年最初のブランクは the ‘Shamrock’ 用ストック分ブランク 雪かきのお陰で手こずってますが それでもハンドプレーンまで完了
それに流れで il ‘Midget’ 個人所有/ 試投用 のブランクも接着待ちとなりました






本日ようやく the ‘Shamrock’ のストック追加分のブランク ハンドプレーニングが完了しました。

ついでで完全余り物のピースで個人所有/試投用の il ‘Midget’ の作製も完了できました。

今回の寒波は 正直地球規模で厳しいものに違いないんだけど

この寒さと雪が 元気なヤマメとイワナを育むんっすね



そうとでも思わないと やってらんねえよ。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 23:20Comments(0)工房の話

2018年01月21日

A594:POLANO らしい スッゲエ緻密な所に固執する話



どうも、モッズおじさんです。


il ‘Midget’ から派生したProgressive Action のFFロッド the ‘Shamrock’ のブランクに とうとうフェルールとガイドの装着が
完了しました グリップは試作機の試投用なんで これから専用のモノを作製していきます






今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日運転の予定です。

さて 8万円ちょうだい な il ‘Midget’ のスレッド留めの漆は研磨しては漆塗り の工程で

均してますが the ‘Shamrock’ は塗りっ放しなんで 本日完了しました。

っつー事で il ‘Quadorifoglio’ と共にグリップを作製すれば完成 なんっすけど



設計ソフト上では the ‘Misty Mountain Hop’ と全く同じ なんっすけど総体積から来る質量の関係でグリップは一般的なモノが
一番扱いやすそう… でグリップ径を2mm大きくしようかと 一般的なアングラーは あんま気付かない話なんだけどね?






実は il ‘Quadorifoglio’ のグリップ径を若干太くする予定なんっすね。

っつっても2mm程度… ぶっちゃけ そこら辺で売ってるロッドと同じ太さ なんだけど

ブランクがソリッドグラスほど細身軽量に出来てないから しっかり握れる太さが必要なんっすね。

こういう2mm程度の太さにまで神経が回るのが POLANO らしい所なんっすけど



the ‘MOD’ は なんだかんだ言ってまだ作業が進んでいません なにせ予定していたガイドの仕入れが少々困難になったモンで
月曜日には 入荷予定から何から順次 決定していきます






多分兜町の職業トレーダーの次位に緻密に神経回してるんじゃねえかな と。

その 回してる神経は the ‘MOD’ でも回りに回ってまして

出来る限りの良品 作ってる側が納得のいくモノを取り付けようと厳選して

挙句 未だにガイドひとつ装着できてねえっつー。。。



手持ちの Hopkins & Holloway の British wind(twist) スネーク・ガイド まずは the ‘MOD’ に装着して ウェットロッドに順次
装填していこうと考えていたんっすけど…






いや予定としては UK の名門 Hopkins & Holloway っつーメーカーの British wind (twist) っつー

スネイクガイドの採用 で調整してきたんっすけど 日本の問屋が潰れちゃった

& UK から直で取寄せるとなるとログインからのメンドクセエ事になってまして

オマケにガイドが少々デカい。。。ティップの#3/0相当が 無くなっちゃってるんっすね。



POLANO で正式に採用している渓流用スネークガイドは Pacific Bay 社製 見ての通り Hopkins & Holloway はネジリ方向が逆
元々はUK がスタンダードだったんだけど 今ではUSがスタンダード なんっすね





で、このBritish wind (twist) っつーのは何なんだ っつったら。。。通常日本で取引されてる

スネイクガイドってのはUSの基準で作られたものなんだけど

UK のスネイクガイドはネジリが逆… 性能面ではそんな変わんないけど

実はBritish Twist のほうがラインを通しやすいっつーメリットがあるんっすよ。



個人所有の Orvis はロゴが変わってUS国外生産品になる前の 生粋のUS製で この頃までのOrvis ロッドに使われていた
Perfection のスネークガイドを採用する事に したんっすわ 泣きのUS東海岸仕様っつー…






っつー事で採用に向けて調整してたんだけど… 問屋が廃業しちゃったら結構厄介&サイズがカイデー

っつー事で Orvis がUS国内で竿作りしてた時の純正品・Perfection っつーブランドのガイドを

装着する事にしたんっすよ。

普段は最も一般的な Pacific Bay 社のスネイクガイド 使ってるんだけどね。



工房内の余り物ケーンピースと真竹ピースをかき集めて 個人所有用の il ‘Quadorifoglio’ を1本作製します
プレーニング・フォームも微調整だけで済むから ストック用の the ‘Shamrock’ を追加で作りますわ






っつー事で 昨日ようやくその手配が完了して… もうクッタクタです。

っつー事で 今年の1発目ブランク作製は… 去年の余り物ケーンピースで

自分用の il ‘Midget’ … ケーンのスパインの入った Blanks γ の奴っすね?

コイツを作りつつ チョイ調整するだけで作れる the ‘Shamrock’ 用のストック用ブランクを作製しますわ。



俺が使うロッドは 余り物でイイんだよ。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 22:59Comments(0)工房の話

2018年01月17日

A593:あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ



どうも、モッズおじさんです。


神戸の衝撃の映像 から日本の建築耐震基準が大幅に引き上げられて 結果大地震が来ても倒壊の被害は最小限に抑えられて来た
けど あれから22年経過して 上辺だけの検査があちこちで告発が相次いで 熊本では倒壊被害が出て… 何か 忘れてません?





今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間で開ける予定です。

さて。。。本日は例年触れてますけど 阪神淡路大震災から23年 っつー日ですが

あれからもう22年が経過したんっすね… あの年オギャーと産まれた子らがもう大学卒業っすよ。

で、既に震災の傷跡は見られない神戸の街 ですが 俺は歩く事が出来そうにねえなぁ。。。



なにせ生まれて初めての神戸がこういう状況だったから… この状況では神戸中を歩き回って頭ン中でマップが出来上がったから
今の神戸だと俺 迷子になる自信 100%ですわ






震災の記憶がトラウマで フラッシュバックするから… ってんだったら人として

ちっとは可愛げがある ってモンっすけどそうじゃなくて 初めての神戸上陸があの震災の直後で

あの震災で頭の中でマップが出来上がってるモンだから 今歩いても たとえ三宮の駅前にいたとしても

「三宮駅 どこですか?」って聞いちゃう位 土地勘が狂ってるっつー。。。



いやあの日の神戸は埃っぽかった… おまけに殺気立っててヤんなっちゃったんだけど もっと衝撃だったのが
川1本挟んだ隣の尼崎ではパチンコやってるオッサンとかいて… あの地獄絵図との温度差は何?だったんっすよ






あの瓦礫の山曲がって3つ目のあの看板がある瓦礫を左… って覚えてたからね?

もちろん神戸の人達は「アホかいな」となじるような人はいない いい所なんで問題ないんだけど

やっぱこんだけ時が過ぎるとやたら気になって来るのが記憶の風化って奴で。

だから1700km離れた岩手や1800km離れた秋田では 何の話題も出て来ねえっつー。。。



いや実際には22年前の被害から経済的にも精神的にも立ち直り切れてない人は結構いるんっすよ 神戸だけじゃない 他の被災地でも
なんだけど ひょっとして 遠くの人達はもう終わった事 で終わらせてんじゃねえのかな…






それどころか東北太平洋沖地震の話題も 岩手内陸や秋田では話題が出ねえからなぁ。。。

バカなのかな? とか思う瞬間があるけど 毎日毎日あの日の事を思い出してると

それこそ神経参っちゃうよ。

っつー事で 精神衛生上 普段は忘れててもイイ事なのかもしれないけど



今日という日ばかりは 思い出したほうがイイと思う。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 22:25Comments(0)おじさんのひとりごと

2018年01月17日

A592:廉価版でも 妥協したくない人のためのロッド



どうも、モッズおじさんです。


10人が手にすれば10人が欲しいという 廉価版の概念を覆した話題の the ‘Misty Mountain Hop’ は 何気に使い手を選ぶ
アングラーを少々弄ぶロッド コレを更に進化させた真竹のロッドが il ‘Quadorifoglio’ でして






っつー事で 前回はPOLANO の今の所最高級品の部類に入る the ‘MOD’ のブランクを紹介しましたが

the ‘MOD’ は構想およそ10年のFFロッドで 浄法寺漆20回塗りの贅沢仕様なんっすけど

今回紹介するのは構想およそ3秒のルアーロッドで POLANO の話題の廉価版ロッドのリメイクっつー

。。。そう、 il ‘Quadorifoglio’ っすね。



il ‘Quadorifoglio’ は the ‘Misty Mountain Hop’ を2ピース化したモデルで バットでアワセに持ち込む特性はそのままに
さらにしなやかなティップは磨きが掛かってます






元々 the ‘Mk. 1’ をルアー用ソリッドグラスブランクにリメイクしたものを さらに真竹ブランクに

リメイクしたうえで2ピース化 で廉価版基準… POLANO の廉価版基準は東京都内の高校生程度の収入で

1年頑張って無理しない程度の貯金で買える額 ってのが基準なんだけど その基準はそのままっつー

『貧乏人でも釣りをする権利くらいある』を地で行くロッド なんっすね。



今は黒味が強い生漆の色が強いけど 経年褪色でシースルー化します 刷毛塗りの後サンドペーパーを掛けるのが通常ですが
敢えて磨かない コレが『塗りっ放し』っつー手法で 何気に技 なんっすね





POLANO の言う釣りってのは 自然と一体化する フィールドと戯れる釣りを指すんだけどね?

っつー事でその il ‘Quadorifoglio’ 1号機は スレッドの漆塗りが完了しました。

もちろん国内最高峰の浄法寺産漆を『塗りっ放し』っつー手法で塗り上げた仕様で

コレはコレで 何気に技のいる仕立てなんっすね。



廉価版でも 所有する喜びはしっかり刻まれてます。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 02:00Comments(0)竿と釣りと渓流の話

2018年01月16日

A591:ブランクだけでも 高級なヤーツ



どうも、モッズおじさんです。


the ‘Mk. 1’; the ‘Mk. 1’ - SPITFIRE; the ‘B-Type’; the ‘CROSSROAD’; il ‘Midget’; il ‘Quadrifoglio’; the ‘Shamrock’
と 一連のぶっ飛んだNEWなモデルを出し続けた 2017年でした 今までの鬱憤 全部晴らす 的に






さて。。。POLANO が毛馬内に移転してから ようやく本来やりたかったFFロッドをメインに据えた

バンブーロッド作製作業が本格的に行えるようになったワケっすけど

なにせ前沢工房時代のロスタイムも加算された2017年 やたらNew なモデルが登場したんっすね

それでもまだまだ全部出し切れてるワケでもなくて 毛馬内工房に来てから急に出来たモデルもあるワケで



本日捨て代をカットして いよいよその全貌を現わした the ‘MOD’ MODとはMODERN の略で 現代風のクラシカル・アクション
典型的なBritish Action なんっすけど こういうのが却って新しい






で、昨日漆室からふたつのNew なモデルが誕生しまして あとはファンデーションのみ

なんっすけど ふたつを一気に紹介すると例によって話が散っちゃうから

まずは皆様がお忘れになってる POLANO 渓流四部作のCODA… the ‘MOD’

7ft6in DT4 3pcs 2top の漆塗りが完了したんっすわ。



通常10~12回の重ね塗りで終わらせるのが POLANO のスタンダード なんっすけど the ‘MOD’ に関しては20回重ね塗りして
フレームド・ブランクのような渋い色に仕上がってますが ストローブランクなんですコレがまた






コレは前沢工房時代に考え抜いた『東北スタンダードに成り得る竿』をコンセプトに

ウェットも行けるドライ&ニンフロッド っつー盛り沢山なブランク なんっすね。

そんなブランクには合計20回の重ね塗りを施したんっすけど… 通常は10~12回なんで

結果 the ‘Mk. 1’ のようなフレームド・ブランクのような色合いになってるんっすけど



とにかく透明度がニセうるしには再現不能 な深い透明感が所有する喜びを掻き立てる… 狙いはズバリ そこなんです
もちろん釣りには直接関係ありませんが FFでは重要なファクターなんで このモデルで採用しました






コレは正真正銘 ストローブランクです… ニセのインチキ『うるし』ではなくて浄法寺産生漆で

とにかく浄法寺産は透明度が違う 純度が違う で明らかに仕上がりが違うんっすよ。

コレが the ‘MOD’ の位置付けを強烈にアピールしている部分で

今の所 POLANO の最高級品 の分類になるんっすわ。



同じストローブランクの the ‘B-Type’ と比べると… 色味の濃さは一目瞭然 褪色するといずれ同じような色味になるんっすけど
元々の被膜の厚みが倍 なんで耐久性も倍 っつーのが単純な理屈でして…





当然ロッド購入でホームセンター辺りの一角にある 中国製の雑にパーツを貼り付けた竿と

比較して検討するような代物ではございません。。。最高級だからね?

コレで渓流4部作は the ‘Mk .1’ – SPITFIRE から the ‘MOD’ まで

全部揃う事になりますね。。。完成を お楽しみに。



次回は the ‘MOD’ と全くの真逆のロッドを紹介します。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 23:28Comments(0)竿と釣りと渓流の話