2016年08月21日

A110:毛馬内盆踊り はこちらです



どうも、モッズおじさんです。


毛馬内盆踊りの会場は こちらです
蛇足ながらPOLANO は津軽街道をもうチョイ北に 下小路下町内会館の並びになります






今日から3日間 わが毛馬内では国の重要無形文化財にして秋田3大盆踊りの

毛馬内盆踊りが開催されます。

先ほど本町商店街・通称BON踊り商店街を見てきたんっすけど

もう準備はかなり整ってましたよ。



準備万端整っております ご来場の際は近隣の駐車場はすぐ埋まってしまうらしいので電車・バスが好ましいかと
よく分かんないけどね?





今日から3日間 夕方から盆踊りが開催されますのでお時間がある方は是非

実は親戚も鎌倉から見に来るんっすけど

この手の見物では座席は500円、っつー事で

ウチでは知り合いのお店の人にイイ所を確保してもらってます。



こんな太鼓をガンガン鳴らすんっすよ っつっても大東京音頭やオバQ音頭的なのじゃなくて もっと京の空気を感じる奴っすよ
なにせ小鎌倉…





地元民はたいていそうしてるんだよね っつーより そうなっちゃうんっすよ。

っつー事で本町商店街の正面・272号線沿いにPOLANO はございますので

モノのついでに立ち寄ってもらえると 非常に嬉しい

。。。っつーのは本音で間違いない事なんっすけど



雨降って… ココでやれるのかな? なんっすけど早速車両進入禁止なのにクルマ入れちゃうバカがひとりやふたりじゃない
こういうのはもれなく罰が当たります 多分





先ほどから 心配してたけどやっぱ 台風通過に伴うまさかの

雨天時にはウチからチョイ歩いた公民館の体育館で行われるそうですが

もしそうなったら。。。俺は行かないよ。

せっかく浴衣を新調したっつーのに。。。



天気が回復する事を 願っています。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 16:29Comments(0)鹿角の話 毛馬内の話

2016年08月21日

A109:夏ヤマメ 1里1尾



どうも、モッズおじさんです。


毛馬内盆踊りは今日より開催 なんだか山超えたすぐそこに台風が通過するとか風強くなるとか雨降るとか… そうなると渓相が
魚の居つくトコが変わっちゃうんだよなぁ…





以前このブログでポイント紹介をやめろ、とこのブログのメイン企画つまり存在意義を

否定してくれた奴がいましたけど…そういう意見はトランプ候補や中国共産党やISと同じく

進化を恐れる排他的な よそ者は入れたくないだけ 自分だけ楽しみたい

っつー料簡の狭い話だったんっすけど 山も川も海も誰の物でもないワケで



アクセス数がやたら多い黒滝温泉の記事っすけど ココは単なる入渓点だからね? ココで粘ったところで数は釣れない
そもそもそういうアプローチだから釣れないんだよ って話です





で…この人をはじめ このブログで釣れっ釣れの場所 楽して情報得ようとしている皆さんに

そろそろ衝撃のネタバレしようと思うんっすけど。。。

そんなステキしかない場所 俺だって教えないよ

そもそもそんな教え方したって ムダだからね



ひと雨降ればこの通り 渓相なんて雨ひとつでガラッと変わる 付いてたサカナも結構流される けどマス族は『遡上』の
本能でやがて戻ってくる 健全な川のセオリーっすね





この毛馬内周辺でも先日の低気圧通過で水かさ増して水底の様子が随分変わったけど

結局そういう事… 毛馬内周辺の農村部の言い回しで言う「他県ナンバー」のせいばかりじゃあない

1発雨が降れば渓相ってのは変わって当たり前

普段見えない水底なんかガラッと変わるのが普通 だからね?



川を読む癖ついてないと ワケ分かんねえ所まで入って右往左往 しまいにゃ八方塞でしゃがみ込むワケっすよ
俺友釣りはしたことないけど 勘所だけで言えば海も川も湖もそんな変わんない





そりゃ堰堤とか滝とかダムなんかで上りようがなくなった これ以上遡上できない で魚は居つくけど

それも1発雨が降れば大体居つく場所が変わっちゃう…それが川ってモンっすよ。

なのに土地の人達は大場所でしか釣りをしない…何故なら楽に釣れるから。

米代川水系のポテンシャルの高さに 感謝するべきですね。



ただでさえ夏ヤマメは難しい 米代川水系は8月もシーズンとはいえ 難しい時期である事に変わりはないんっすよ
それでも川を読めたらこういう成果が出るのも 夏ヤマメの真実 やめられませんなぁ…





まるで山梨桂川で放流のトラックの後ろで竿出してるような卑しい連中みたいだな と思ったりするんっすけど

桂川で鍛えられてた頃耳にしたのが 夏ヤマメ 1里1尾 っつー格言でして

…コレは初夏までのガンガン捕食する成長期を超えたヤマメは

途端に釣るのが難しくなって 1里(約3.9km)歩いてようやく1尾を得る位のテンポになる、と。



夏はリアクションバイトが有効 と同時に夏の食性を追及するのも重要っすね 餌釣りでもテンカラでも再現できない
羽化直前のトビゲラをパワーウェットで再現なんて… キャリアの成果 かな?





コレは渓流餌釣り師の間で言われてきた事っすけど だからこそ日本では夏の釣りとして

テンカラが発展したんっすね… 目先を変えた誰もやらない釣りでのアプローチっすよ。

つまりは「リアクションバイト狙い」なワケっすけど

じゃあ1里(3.9km)ってどん位かっつーと



コレが「夏ヤマメ 1里1尾」の1里です 最初「歩くのダリぃ」っつってたイワナ坊主さんも 今ではコレ位は歩ているらしい
で先日のサカナを含めて釣ってるっつー





衣川の南股川で言うと。。。黒滝温泉の麓側・県道49号線の橋の所から 俺が「橋の下」って呼んでる

記事#277 の橋より上流の最初の堰堤辺りっすね。

ココをずーっと釣り上がってようやく1尾 が夏ヤマメというワケっすよ。

もっとも常連のイワナ坊主さんはコレ位いっつも歩いてるんっすけどね?



ガンガン紹介しますよ 単なる入渓点だから ここで1発で釣れたのはね… たまたまです 毛鉤が時期とマッチしてたし
そこにやる気満々のサカナがいたし… いつもいてくれる保証は ないからね?





南股川のポテンシャルとルアー(リアクション狙い)で 1尾以上釣ってるワケで どこで釣ったかもよく覚えてないワケで

川釣りはこれで正解 なんっすよ。

デカい魚影見た とか何度もチェイスして来る 位の根拠がない限り

1か所に粘らず目につくポイントをテンポ良く釣り上がる ってのが釣果を出すコツなんっすよ。



たいてい堰っつったら周辺に管理維持用の林道や道が整備されてるんっすけど 黒滝温泉の橋上流の堰は両岸が崖
橋の所まで戻んないと帰れねえよ 生命にかかわる話なんで公表しています マジで





釣り上がった時この黒滝温泉のエリアだと 林道に出て戻るためのポイントは堰堤周辺だと両岸が崖なんで

俺が「橋の下」って呼んでるポイントに戻るしかない。。。と。

釣りする前に折り畳み自転車置いとくとイイだろうね?

っつー事で。。。例えば大湯川の俺が「道場」と呼んでる記事#A091 から入渓して



大湯川の 先日紹介した「道場」からだと国道を超えて出てくる大きな堰の辺りまで この辺までは結構大場所で
いろんな意味で熱いんっすよ 何故歩かない?





1里(3.9km)歩くと…C&R区間を抜けて 堰堤がガッツリ出てくるんっすよ

。。。とこの区間を示すと、この川を知ってる皆さんならニヤッとするんじゃねえっすか?

この1里は結構熱いポイントの連続なんっすよ。

じゃあこの1里の間の どこにサカナがいるのかっつったら…



そもそも米代川水系は初見で1発目にこんな良型がシレッと釣れる ポテンシャルがハンパない恵まれた川なんっすよ
オイシイ所をチョチョイと釣る は通勤帰りにでもやるスタイルっすね





それはサカナに聞いてくれ…それを探すのが釣りの楽しみの本幹なんだから。

本流でも やっぱテンポ良くポイントというポイントを叩いて移動するのが基本っすよ。

じゃあPOLANO から歩いてすぐの記事#A037 のポイントから

1里(3.9km)遡るとどこに出るかっつったら…



小坂川の1里はこういう感じ… 堰堤で終わるならどこでもキリがイイでしょ? 実はそういう計算を元に紹介してるんっすね
都会で叩かれた釣り人は スマートな釣りを好むんっすよ





そこはもはや小坂町 東北道下の堰堤っすよ…これで大体言いたい事伝わりました?

堰堤とか橋とかはたいていメンテナンスのために整地されてるから入渓点の基本でしょ?

それに終点は何にもない所より大場所のほうが最後のひと粘りでラストチャンスがある、と。

そもそも大人になったら春でも秋でも1里くらい歩かないと 釣った とは言えねえよ。



叩かれて釣れなくなったポイントでも その上流下流にはサカナの逃げ場ってのがあるからね そういうのばかりを相手にして
いや相手にせざるを得なくて こちとら鍛えられたからね 写真は山梨桂川のネイティブ化したレインボー





大場所だけ行ってガッツリ腰据えて釣りしてる、なんて所詮釣れただけ 乞食か祭りの巾着切りかよ。

それじゃすぐポイントは荒れるし、ポイントを叩き倒して引き抜くから「釣った」なんだよね。

往復2里(7.8km)歩き続けりゃ そりゃポッコリお腹も引っ込むってモンっすよ。

それに普段からそんな自堕落な釣りばっかりしてたら 夏に泣くんだよね?



大体渓流マンは冬に活動停止した煽りで春先は情けなくなるほど歩けなくなってるワケで 解禁から歩き切るよう心掛けると
夏ヤマメの頃には往復2里位歩けるようになってるっつー…マジで





そりゃそうだ 普段から歩く癖ついてねえ奴が急に1里(3.9km)歩けったって ムリだろ。

多分1km歩いた所で己の内臓脂肪の重みを実感して どっかに座りたくなっちゃう

釣りどころじゃねえよ… かつて100kg まで中年太りした俺の実体験っすね。

もうね… 解禁から1里歩く癖付けねえと。



「夏ヤマメ 1里1尾」はシーズン通して 肝に銘じといたほうがイイっすね。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 11:19Comments(0)竿と釣りと渓流の話

2016年08月20日

A108:昨日今日は 花輪ばやし



どうも、モッズおじさんです。






POLANO 工房がある十和田毛馬内からクルマで10分ほどかな…鹿角市の中心地が花輪 っつーんっすけど

「やぁ~ベイビ~」でお馴染みの花輪君とは1個も関係なくてね

ついでに言えばベース弾き語りのとナイツのボケとも関係ありません…字が違うからね?

でも やくみつる さんはご両親がこの辺の出身なんだよね。



いや見てみたい ってのはあるんっすけどこの暑さと the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’/ the ‘ESQUIRE’ ご紹介と
the ‘STRATOS’ 作製で加えてクルマ混むだろ? で行く気がイマイチ沸かないっつー… 仕事人間なんです





その花輪じゃ昨日今日と「花輪ばやし」っつーお祭りをやってるんっすよ。

コレが山車引く祭りなんっすけど花輪では「屋台」って呼んでて

祇園祭的に山車なんだけど乗ってるのは江戸前的な豪華絢爛な神輿でっかくした奴的なのを

町内合戦で引き倒す、らしいっす。



何故だろう…俺は行く気がしない。。。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 13:45Comments(0)鹿角の話 毛馬内の話

2016年08月19日

A107:the ‘STRATOS’ 着手です



どうも、モッズおじさんです。


とりあえず細身グリップとCardinal 向け標準グリップの2本を作製開始っすよ ガイド位置とスレッドは上位機種と同じ
だけど価格差はこういう所に現れるモンっすよ





部品はある…大体ある っつー事で the ‘STRATOS’ のブランクにガイドを装着して

1日寝かせる の作業です。

比較のためにチタンフレームSiCガイド装着の the ‘LOG’ と比較して頂きますが

ブランクそのものは浄法寺漆の『下塗り』のまんま出しちゃうんだよね。



the ‘STRATOS’ に採用しているのはFIJI ハードガイド でステンレスフレーム ただでさえ the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ の
FIJIチタンフレームSiCより重くなるんっすけど





これが1年もすると飴色・コーラ色の漆色が褪色して ブランクの素の白が出るっつー計算なんっすけど

ハードガイドの the ‘STRATOS’ はひと回り大きなガイドセレクトなんっすよ。

コレには理由があって… 子供が使用前提だとやたら太いラインを巻いたリールを装着しちゃう

それに1000番指定なんか従ってくれなくて 間違って3000番とか付けちゃうとか



プロトタイプ the ‘LOG’ と比較すると一目瞭然 ガイドは全てひと回り大きい コレも子供を含めた初心者を考えての
人間工学ならぬ「初心者工学」に基づいたセッティングなんっすよ





当然感度はその分犠牲になるんだけど 初心者ほどありがちな「間違っちった…」に対応してるんっすね。

それにステンレスフレームで感度はチョイ犠牲になるけど 海でも使える。

メバルやアジサバ狙いのルアーまで対応してるんっすよ。

意外と最近のハードガイドは 良く出来てるんっすよ。



それでもSHIMANO やDAIWA の中級グレードのトラウト・ロッドと同じ径のガイドなんで 悲観する所じゃないんっすよ
むしろthe ‘MISUTY MOUNTAIN HOP’ が振り切りすぎてるって話っすね





っつー事でトラウトからバスからセイゴ・メバル・アジサバ… 渓流湖沼管理釣り場から防波堤まで

ある意味バーサタイルなthe ‘STRATOS’ なワケっすけど

グリップもそれなりにどこにでも使える カッチョいいものを作らねば…

でハードル上がってるんっすけど



今日パーツを追加オーダーしときました。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 20:46Comments(0)工房の話

2016年08月19日

A106:国の無形文化財は 21日から



どうも、モッズおじさんです。


夏の空 入道雲に アカネ舞う… 東北の夏は一気に過ぎ去って秋が近づいてますわ こちらの夜は意外と涼しすぎるんで
昼はTシャツ・夜は革ジャン羽織る LAスタイルがお勧めですよ





西日本では未だ日陰で35℃… もはや熊本は他人事 的な空気になってる日本列島ですが

人の災難なんてその程度にしか受け取られません 喩え何も進んでなくても

っつー事でこちら毛馬内では既にアカネが群れて飛んでて

夏の終わりを告げています。



本町通りは既に盆踊りの準備が進んでいます いわゆる屋台組んで の大東京音頭的な盆踊りではなく 動きは静かだけど熱い
京文化が漂う踊り らしいっす





アカネは秋の風に敏感だからね。

っつー事で毛馬内の夏の終わりを告げるイベントは…秋田県3大盆踊り・国無形文化財の

毛馬内盆踊りが今度の日曜から3日続けて行われますわ。

鵜ノ木と違ってこちらの盆踊りは ガッツリ踊ります。



スラッとした美人が踊る… イメージなんっすけど俺まだ見た事ねえから 迂闊な事は言えません でもこの辺美人が多いから
大ハズシはねえ と思いますよ?





佐々木は佐々木・佐藤は佐藤・阿部は阿部 でみんなちいちゃくておんなじ顔 な鵜ノ木と違って

スラッとした美人が踊る奥ゆかしく手拭いで顔隠して…っつーイメージの毛馬内盆踊り

とにかくこの町の一大イベントなんで NHK も来るんだろうねぇ。。。

っつー事で準備は着々と進んでいます。



そもそも毛馬内は鎌倉時代に頼朝公の家臣が作った街 なんで京都の雅よりも鎌倉武将の匂いが残るセッティングなんっすね
案内看板もスタンバイOK





ウチとしては微妙だねぇ。。。

一応ショールーム受付は延長するつもりだけど 盆踊り見に行ってるかもしんないんで

もしご来店頂いていなかったら 時間を置いてリトライしてみてくださいね?

天気予報だと雨降るみたいだけど。。。



毛馬内は 静ぅぅぅかに 盛り上がってます。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 11:23Comments(0)鹿角の話 毛馬内の話

2016年08月18日

A105:やり切った症候群 とは無縁です



どうも、モッズおじさんです。


メイドの格好しても砂かけ婆は砂かけ婆… そりゃアマビエも お歯黒べったりも ろくろ首もずっこけるって
あの帽子 いる? 都知事にあの帽子 いる??





今日小池都知事がリオに向かいましたね。

見てて思ったのがね…

どんなにめかし込んでも

砂かけ婆は砂かけ婆だなぁ…と。



台湾出身だから中国妖怪・画皮 って話もあるんだけど 画皮は中国美女に化けて男を誘惑するからなぁ…アイツにゃ無理
っつー事で…ねずみ男を使い捨てにしようとした骨女を





かたや民進党は馴れ合いの末 蓮舫を代表にしようっていうんでしょ?

イワナ坊主さんは党のやる気のなさを糾弾してたけど

俺としては…いいのかよ妖怪を代表にして。。。

いいのか民進党 骨女が代表で。



the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ と the ‘ESQUIRE’ はロットを重ねる毎に出来が良くなってるような… 最初からこんなモンだっけ?
痺れる感度を 体感ください





所詮政治の世界は魑魅魍魎と妖怪が闊歩する世界、っつー。。。

っつー事で昨日 the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ と the ‘ESQUIRE’ が完成して

すっかり気が抜けて

…って事は1個もなくて 新たにブランクにガイドを装着してるんっすよね。



浄法寺漆で下地塗だけを施したブランクに FUJIハードガイド装着… そう the ‘STRATOS’ に着手っすわ
感度は保ちつつグリップデザインに変更を入れてみますわ





コレが前沢時代に「作る」っつっといて用意したブランクを急遽 the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ にスライドした

汎用性の高いウルトラライトロッド the ‘STRATOS’ のトップガイドなんっすね。

いわば前沢時代の宿題なんっすけど グリップデザインがチョイ変更になりますわ。

ちょっと 今までとは違ったアプローチにしてみようかと。。。



感度の高さは 相変わらずなんっすけどね?


 
  


Posted by モッズおじさん  at 21:45Comments(0)工房の話

2016年08月17日

A104:完成しました



どうも、モッズおじさんです。


お待たせしました いろいろありましたが完成しました 展示のためにグリップ保護のラッピングを施す前に
the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ と the ‘ESQUIRE’ を紹介させて頂きます





っつー事で the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ 3本と the ‘ESQUIRE’ 2本 が完成しました。

the ‘ESQUIRE’ の注意点は the + 母音 なんで「ザ」ではなく「ズィ」… The ALFEE 的な

俺としてはむしろ50年代60年代までの教育差別受けて育った黒人ミュージシャン的に

「ディ」と発音して欲しい…オーティス・レディング的に



確認できるかな? the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ は黒呂色漆で書いてますが the‘ESQUIRE’は白の色漆で書いてます
1~5lb 推奨ですがナイロン6lbがギリ上限 それ以上だとガイド径から飛距離が落ちます





或いはジェームス・ブラウン的に… っつー話はさておき 共通項目としてラインは1~5lb. がPOLANO 推奨

もちろんブランクはなかなか折れないでおなじみの ソリッドグラスだから

8lb. 10lb. でも使えるんっすけど ガイドとの相性を考えると

キャスティング性能を最大限に引き出すにはナイロン5lb. 程度が適正と表示しています。



毛馬内工房デザインのリールグリップは少々デザインが変わりました ‘POLANO’ ‘rod of kemanai’ のサインを追加して
組上げミスを未然に防ごうっつー工夫も入ってます





リールパイプ周りは 以前から紹介している通り イワナ坊主さんの指摘で改善したリールリングと

佐々中様の件でマーキングとしてリールリングに追記したサイン

それに伴い一直線に露出するアルミベースパイプが毛馬内工房の特徴っすね。

またトップガイドは FUJI TORZITE を標準装備なんっすよ。



価格を超えたスペック ガイドは頑張って採用してます ティップのライン絡みはガイド形状しか改善策がないんっすけど
プロトタイプをあげてテストしてもらったんで自信を持って正式採用っすわ


<




ココもイワナ坊主さんが派手なトウィッチングでアプローチして「ラインが絡んじゃう」っつー指摘から

新製品のTORZITE を 形状から良い、と判断して

実際 the ‘ESQUIRE’ プロトタイプをイワナ坊主さんに渡してテストを重ねた結果

標準装備となったワケっすよ。



チタンフレームSiCガイドは過去の実績と 感度と軽量化と耐久性を重視してのセレクト ナイロンスレッドを青の漆で
留めてますが2~3週間は写真のような玉虫色に見えます





そしてラインガイドは全てチタンフレームSiCガイドを採用して軽量化と感度の確保を両立してます。

さらに ブランク本体とグリップには浄法寺産漆をフィニッシュに採用して

スレッドには特殊製法による透明漆の青を採用しています。

蓋を開けると 実に贅を凝らした内容になってるんっすね。



ガイドチャートは POLANO で独自に再計算・竿セッティングを施したオリジナル・チャートで感度と飛距離が飛躍的に
改善されました… 前沢工房時代からの奴っすね





もっとも浄法寺産漆自体 現在入手できる塗料の中で最も薄く強固に仕上げる事ができて

ブランクの素の特性を最大限に引き出せるから採用 なんだけどね?

で、ガイドポジションはFUJI やP-Bay 等が出しているガイドチャートに疑問を持って

1からセッティングを見直しています。



目指したのは Scorppion SHAULA の『乾いた感度』 ココまで明瞭な感度のロッドがどれだけ釣りを有利にするかは
実際に手に取った者しか理解できない… コレ本当





結果 3g スプーンを17~19m キャストする事が可能な 人によっては20mオーバーも夢ではない

より実践的なロッドに仕上がりました。

もちろんグリップは『悪魔に魂を売り渡して得た感度』で

春先の気温差による流れの重さの差を感じる事ができて スプーンやスピナーのボトムバンプも容易にこなせます。



今回は the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ に敢えてSHIMANO TWIN POWER 1000S を装着してみました ご覧の通りの外観で
とても ¥25.000- の竿には見えませんね?





the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ は前沢時代から引き継いでいる the ‘Mk. 1’ のショート化ブランクで

スプーン/ スピナー をメインにオールラウンダーに使えるバージョン。

7:3調子の柔らかティップで ほぼオートマチックにサカナが乗る

いわゆる『乗せ調子』に仕上がってます。



the ‘ESQUIRE’ には定番の Cardinal 33 を当ててみました 漆黒ブランクとの組み合わせでタダ者ではない奴の竿な
イキフンがガンガン出てますね





毛馬内工房で正式デビューとなる the ‘ESQUIRE’ はどちらかというとミノーに特化した

8:2調子の 放っといても乗るけど積極的にアワセていく

いわゆる『掛け調子』なんっすね。

ブランクカラーも 漆塗りだけに許される名称 『漆黒』 なんっすよ。



シリアルナンバー Ω20003 のフロントグリップには微小な『剥げ』が 作業運搬中に傷つけちゃったんっすよ
工房渡し限定のアウトレットで出しますわ





工房渡し価格は


the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ は ¥25.000-
the ‘ESQUIRE’ は ¥26.000-




なんっすけど シリアルナンバーΩ20003 はアウトレットで ¥20.000- です。

リアのリールリングとフロントグリップに傷が付いたもんっすから…



工房内ショールーム最奥の床の間に 5本陳列しています ラッピングしているので手に取っていろいろ確認できます
もちろん落としたり傷つけたら自動でお買い上げ ですけどね?





本日18:00より工房内ショールーム・床の間にディスプレイしています。

既にグリップにラッピングしているので 興味のある方は手に取ってご覧下さい。

…っつー事で本日頼んでいたパーツが届いたんで

ようやく the ‘STRATOS’ に着手しますわ。



どんなんなるか 楽しみにしてて下さいね?


 
  


Posted by モッズおじさん  at 21:48Comments(0)工房の話

2016年08月17日

A103:最終組上げ



どうも、モッズおじさんです。


今日は台風通過 で自動で人払いできるんで 一番で最終組上げ作業を行いました 諸事情で数時間は安置しないといけない
んだけど夕方にはショールーム展示できるようになりますわ





いよいよこの時がやって参りました…

漆塗り固めたスレッドの色合いをチェックして 塗り完了の判断

からの… the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ シリアルナンバーΩ20003/ 20004/ 2005

そして the ‘ESQUIRE’ シリアルナンバーΩ21001/ 21002 の 本組です。



結構難産だった今回のロッドでしたが 最後は無事に組上げが完了してホッとしてますわ… なにせ震災絡みで文句言えねえっつー
俺にだってそれ位の優しさ あるよ





the ‘ESQUIRE’ は the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ の派生ブランク なんでシリアルは21xxxなんっすね。

っつー事で台風が通過して自動で人払いできてるんで順調に終わりました。

今日の夕方・皆様の帰宅時間にはショールーム展示できるんじゃねえか、と。

で…何本か楽天フリマにでも出品してみようかと どうしたモンか画策中です。



なんとか渓流解禁中に間に合いましたね。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 15:18Comments(0)工房の話

2016年08月16日

A102:お披露目まで もう少し



どうも、モッズおじさんです。


大湯川河原で見つけたアカネ… ナツアカネかな アキアカネかな この辺のアカネは赤が鮮やか もうそんな時期なんっすね
毛馬内の夏は短い…





アカネがいました。。。っつっても劇団ひとりの「ブス界一の美女by有吉」な嫁さんじゃくて トンボね

。。。毛馬内ではどこから来たのか時々劇団ひとりのコントキャラみたいなの見かけるけど

っつー事でコイツはナツアカネなのかアキアカネなのか

とにかく毛馬内は秋の気配をうっすら感じる今日この頃。



漆室には5本のブランクが入りました 想定以上に難産だった第2ロッドの生産でしたが ようやく最終段階っすわ
結構思い入れが強いロットになりました





毛馬内工房ではいよいよ the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ と the ‘ESQUIRE’ の最終段階

スレッドの漆塗りの最終工程に入りました。

結局お盆休みには間に合わなかったけど 毛馬内盆踊りには間に合いますね。

で、最終工程っつったら



フルアロイ(オールアルミ合金)グリップのバットエンドにはPOLANO とロッドレングス+パワーレシオのサイン入り
っつーのが前沢工房時代からのお約束 ただモノではない感漂うフィニッシュでしょ?





サインが入るんっすね

っつー事で今夜ひと晩固着のために寝かせて

じきに完成・ショールーム展示いたします。

色々ありましたが もうチョイで完成っすよ。



毛馬内盆踊りのついでに ご覧頂けたら幸いです。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 23:29Comments(0)工房の話

2016年08月16日

A101:平泉にお住いのイワナ坊主様からの 投稿です



どうも、モッズおじさんです。






12日に強行軍でやって来たイワナ坊主さんは週末ヒロイン号 Cardinal 33/ 33X改 を

買ってチョイ休憩して無事に家に着きましたとさ。。。こっちで釣りもせずに。

そういう所があるんっすよあの人には…一旦決めたら猪突猛進

それが彼のイイ所でもあり悪い所でもあり



ABU Ambassadeur 純正High Speed ステッカーは伊達じゃない で まじまじ見てると旧日本海軍戦闘機の日の丸にも見えて
終戦記念日絡み っつー事で





本人も充分理解してるみたいだけどね?

で、改めて週末ヒロイン号を見てると…Ambassadeur のHigh Speed シールと緑の感じから

旧日本海軍のゼロ戦… いやCardinal 33 はずんぐりしたボディだから

雷電のような。。。隼ではない






そもそも陸軍なんてのは頭空っぽな奴が行く所で かたや海軍は世界を股にかけるエリートなワケで

俺の組んだリールがダッサイだっさい陸軍のイキフン持ってるワケがねえ。

っつー事で『雷電』もしくは ‘Rydeen’ って名前にしとけばよかったなぁ。。。

Rydeen の作曲者・高橋幸宏はこの曲以降趣味『音楽』・本職『石鯛釣り師』な自適な生活送ってるとか



久々にこのブログに登場 の衣川ヤマメっすよ どこで釣れたか?ポイントどこ? 釣ったイワナ坊主さんは結構な距離を
釣り上がってくんでどのポイントだか忘れたらしいっす でも渓流釣りって そういうもの





憧れの印税生活はさておき イワナ坊主様からメールを頂きました。

衣川・南股川で早速週末ヒロイン・Rydeen 号を稼働させたそうな。

ところが結構釣れた中で妙に側線のピンクが濃い魚体があったそうで。。。

確かにピンクが強い クーピンヨイツーなんっすよ。



釣りたきゃ歩け 歩いてポイントというポイントを叩け 堰堤で粘る じゃねえよ で釣り上がるとこういう個体が出てきて
まだ盛夏なのにこの焼け方は…





それどころか続いて送られてきた魚体は…この時期ありえねえほどのサビッサビの個体っつー。

まさか…リン酸と硝酸態窒素の影響か???

EUでかつて紫色の人間の赤ちゃん産まれた、的な??????

それは考えすぎでしょ。



ひょっとしたらブラウントラウト系の血が入ってるのかも… 或いは何かしらの病気? 深場にいたから?
今のところ「今年は産卵時期が早いんじゃないか」っつー仮説で





でもなぁ。。。前沢工房時代の十字路のタバコ屋の子泣き爺は狂ったように肥料撒いてたからなぁ。。。

「それはね。。。肥料を…」じゃねえ。

多分気の早い産卵態勢の整った個体か 深場で焼けちゃった個体か ってトコだと思いますよ?

とにかく!週末ヒロイン・Rydeen 号は順調に釣果を与えているようですわ。



でも。。。うちのロッドじゃ ねえんだよなぁ。。。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 21:27Comments(0)竿と釣りと渓流の話