2016年08月17日

A104:完成しました



どうも、モッズおじさんです。


お待たせしました いろいろありましたが完成しました 展示のためにグリップ保護のラッピングを施す前に
the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ と the ‘ESQUIRE’ を紹介させて頂きます





っつー事で the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ 3本と the ‘ESQUIRE’ 2本 が完成しました。

the ‘ESQUIRE’ の注意点は the + 母音 なんで「ザ」ではなく「ズィ」… The ALFEE 的な

俺としてはむしろ50年代60年代までの教育差別受けて育った黒人ミュージシャン的に

「ディ」と発音して欲しい…オーティス・レディング的に



確認できるかな? the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ は黒呂色漆で書いてますが the‘ESQUIRE’は白の色漆で書いてます
1~5lb 推奨ですがナイロン6lbがギリ上限 それ以上だとガイド径から飛距離が落ちます





或いはジェームス・ブラウン的に… っつー話はさておき 共通項目としてラインは1~5lb. がPOLANO 推奨

もちろんブランクはなかなか折れないでおなじみの ソリッドグラスだから

8lb. 10lb. でも使えるんっすけど ガイドとの相性を考えると

キャスティング性能を最大限に引き出すにはナイロン5lb. 程度が適正と表示しています。



毛馬内工房デザインのリールグリップは少々デザインが変わりました ‘POLANO’ ‘rod of kemanai’ のサインを追加して
組上げミスを未然に防ごうっつー工夫も入ってます





リールパイプ周りは 以前から紹介している通り イワナ坊主さんの指摘で改善したリールリングと

佐々中様の件でマーキングとしてリールリングに追記したサイン

それに伴い一直線に露出するアルミベースパイプが毛馬内工房の特徴っすね。

またトップガイドは FUJI TORZITE を標準装備なんっすよ。



価格を超えたスペック ガイドは頑張って採用してます ティップのライン絡みはガイド形状しか改善策がないんっすけど
プロトタイプをあげてテストしてもらったんで自信を持って正式採用っすわ


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ココもイワナ坊主さんが派手なトウィッチングでアプローチして「ラインが絡んじゃう」っつー指摘から

新製品のTORZITE を 形状から良い、と判断して

実際 the ‘ESQUIRE’ プロトタイプをイワナ坊主さんに渡してテストを重ねた結果

標準装備となったワケっすよ。



チタンフレームSiCガイドは過去の実績と 感度と軽量化と耐久性を重視してのセレクト ナイロンスレッドを青の漆で
留めてますが2~3週間は写真のような玉虫色に見えます





そしてラインガイドは全てチタンフレームSiCガイドを採用して軽量化と感度の確保を両立してます。

さらに ブランク本体とグリップには浄法寺産漆をフィニッシュに採用して

スレッドには特殊製法による透明漆の青を採用しています。

蓋を開けると 実に贅を凝らした内容になってるんっすね。



ガイドチャートは POLANO で独自に再計算・竿セッティングを施したオリジナル・チャートで感度と飛距離が飛躍的に
改善されました… 前沢工房時代からの奴っすね





もっとも浄法寺産漆自体 現在入手できる塗料の中で最も薄く強固に仕上げる事ができて

ブランクの素の特性を最大限に引き出せるから採用 なんだけどね?

で、ガイドポジションはFUJI やP-Bay 等が出しているガイドチャートに疑問を持って

1からセッティングを見直しています。



目指したのは Scorppion SHAULA の『乾いた感度』 ココまで明瞭な感度のロッドがどれだけ釣りを有利にするかは
実際に手に取った者しか理解できない… コレ本当


A104:完成しました



結果 3g スプーンを17~19m キャストする事が可能な 人によっては20mオーバーも夢ではない

より実践的なロッドに仕上がりました。

もちろんグリップは『悪魔に魂を売り渡して得た感度』で

春先の気温差による流れの重さの差を感じる事ができて スプーンやスピナーのボトムバンプも容易にこなせます。



今回は the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ に敢えてSHIMANO TWIN POWER 1000S を装着してみました ご覧の通りの外観で
とても ¥25.000- の竿には見えませんね?





the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ は前沢時代から引き継いでいる the ‘Mk. 1’ のショート化ブランクで

スプーン/ スピナー をメインにオールラウンダーに使えるバージョン。

7:3調子の柔らかティップで ほぼオートマチックにサカナが乗る

いわゆる『乗せ調子』に仕上がってます。



the ‘ESQUIRE’ には定番の Cardinal 33 を当ててみました 漆黒ブランクとの組み合わせでタダ者ではない奴の竿な
イキフンがガンガン出てますね





毛馬内工房で正式デビューとなる the ‘ESQUIRE’ はどちらかというとミノーに特化した

8:2調子の 放っといても乗るけど積極的にアワセていく

いわゆる『掛け調子』なんっすね。

ブランクカラーも 漆塗りだけに許される名称 『漆黒』 なんっすよ。



シリアルナンバー Ω20003 のフロントグリップには微小な『剥げ』が 作業運搬中に傷つけちゃったんっすよ
工房渡し限定のアウトレットで出しますわ





工房渡し価格は


the ‘MISTY MOUNTAIN HOP’ は ¥25.000-
the ‘ESQUIRE’ は ¥26.000-




なんっすけど シリアルナンバーΩ20003 はアウトレットで ¥20.000- です。

リアのリールリングとフロントグリップに傷が付いたもんっすから…



工房内ショールーム最奥の床の間に 5本陳列しています ラッピングしているので手に取っていろいろ確認できます
もちろん落としたり傷つけたら自動でお買い上げ ですけどね?





本日18:00より工房内ショールーム・床の間にディスプレイしています。

既にグリップにラッピングしているので 興味のある方は手に取ってご覧下さい。

…っつー事で本日頼んでいたパーツが届いたんで

ようやく the ‘STRATOS’ に着手しますわ。



どんなんなるか 楽しみにしてて下さいね?


 



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Posted by モッズおじさん  at 21:48 │Comments(0)工房の話

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