2016年01月16日

560:the ‘STiNG’ 仮組



どうも、モッズおじさんです。


the ‘Misty Mountain Hop’ のリールパイプはマットな仕上がりでおそらく使っていくうちに艶が出るかと
当然商売として見ると高いほうが売れたほうが嬉しい けど安い奴で手を抜くってのは 製作者として許せないんっすよ


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今日は土曜日なんで10:00~20:00 でショールームやってます。

今年は株価大波乱からテロの世界分散から始まってDavid Bowie まさかの逝去に

まさに「ゲスの極み」なベッキー不倫の件まで

やたら騒がしいワケ分かんねえ1月上半期でしたね。



the LOG プラットフォームが最も色濃く残ってるのが the ‘STiNG’ のグリップ 仮組してみるとこんな感じで渓流でも違和感なさそう
グリップはEVA?…漆だよ っつってやるのがこのロッドのオーナーの特権





POLANO もバンブーフライロッド工房なのにソリッドグラスのルアーロッド作製でワケ分かんねえ感じっすけど

ついに仮組最終段階でthe ‘STING’ の全貌がかなり明確に現れてきましたよ。

当初基調にしてた琥珀色は最小限に抑えられて黒を基調とした佇まいに変更して

とても工房渡し価格15.000円とは思えないようなロッドに仕上がりますわこの分だと。



エンドキャップにウッドの装飾は止めました その代わりジュラルミン削り出しでスパッとシンプルなデザインに変更っすわ
もちろんエンドキャップに手書きロゴを漆で書き込みます


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バットエンドキャップもジュラルミンで削り出してみました。

当初は旋盤の刃跡を残した仕上げにするつもりだったんっすけど

一応磨きを入れときました、文字が書けなくなっちゃうから。

そう、ココにPOLANO の手書きロゴを入れる予定っすわ。



今ではホームセンターでも買えるようなデザインのリールを当てはめると…不思議とリールまで高級感が出てきたような
このロッドの推奨リールは#1000です


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the ‘STiNG’ で設定してるのは飽くまでビギナー、っつー事で安いリールを取り付ける体で

20年前は高級リールだったSHIMANO TWIN POWER 旧モデルを当ててみると…

イイ感じっすね。

リールパイプの黒アルマイトに漆を施したのが安っぽさを殺して、効いてます。



BMC MINI 的な手頃なクラシックでおなじみのABU を当てると…決して負けないバランスの良い感じなんっすよね
一応ABU やMitchell も装着できますが POLANO ではクラシック用は別オーダーをお願いしています


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安いリールもそれなりに良く見えてきちゃいそうな。。。

で、the ‘STiNG’ のもうひとつのコンセプトがベテランの予備機、っつー事で

Cardinal 33 を当てると…外しがないっすね。

コレなら初心者からベテランまで魚種も幅広く使えるロッドになりそうっすわ。



来週末には完成させて、店頭に並べたいっすね。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 14:04Comments(0)工房の話

2016年01月15日

559:ネームが入ると



どうも、モッズおじさんです。





今日は平日なんで15:00~20:00 でショールームやってます。

にしても渓流トラウトスピンには参ったね。。。いや、Cardinal 33 手放すのはイイんっすよ

基本渓流はフライ1本でやってるワケだし要らねえかっつったら要らねえ

ただ商品撮影用のスピニングがねえっつーのもアレなんだよね



英国王室御用達・フライで有名なHARDY はかつてスピニングリールとダイレクトリールも作ってたんだよね Lovely です
HARDY は質実剛健でエレガントなのが魅力で気品漂います 日本での市場評価は低いけど


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かと言って中途半端に古い奴なら現行か現行に近いSTELLA 1000 のほうが写真に立ち上げた時説得力が違う

なにせ腐ってもSTELLA だからね?

で…UK市場でたまに出てくる状態の良いHARDY のスピニングなんかイイ感じなんっすけど

いくら円高になっても高いんだよね たっかいんだよね。



スウェーデン王室御用達のABU はスピニングでも1時代を築きましたね 実はかつてCardinal の廉価版ってのが存在してて
こっちは黙って置いててもいずれ売れる奴 でも相当エッジの効いたルートで入手せねば…


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っつー事で今は飛び道具使ってABU取り寄せようか金掛けて激レアなHARDY のスピニングにしようか考え中

なんっすけどそのスピニングを受ける POLANO の2つのリールパイプ、とりあえず完成しました。

コレが思ってた以上に通好みな仕上がりになってまして。。。

the ‘STiNG’ は黒を基調にした武骨と華奢が同居したようなユニークな仕上がりになりそうだし



POLANO スピニング用リールパイプ2シリーズ とりあえず完成です 上のthe ‘STiNG’ 用にはフロントグリップも仮付けしてます
下のthe ‘MMH’ 用は意外なほどスムーズに完成したモンで


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「俺に触ると、ケガするぜ」的な、硬派なイメージが自動で付いて来そうっすわ。

で the ‘Misty Mountain Hop’ のリールパイプはマットな仕上がりで

こちらの期待以上の出来栄えなんっすよ。

ついにネームが入ったし。



浄法寺漆でネームを入れときました 俺の作業でネームが入ると大体「この作業は終了」のサインなんっすね
現在リアグリップ作製中なんで近々発表できると思います





コレが伸びの良い浄法寺漆のおかげで希釈せずに書き込む事ができたんっすね

…そう、インクは浄法寺漆なんっすよ。

で、今回は1号機の証として浄法寺漆で敢えて『汚し』を入れてみましたわ。

こういう装飾は意外と手間が掛かるんで予定してなかった事なんだけどね?



2号機以降では、『汚し』はやりません。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 17:15Comments(0)工房の話

2016年01月14日

558:大変稀なケース



どうも、モッズおじさんです。


この程度なら工房でわざわざ作んなくても既に売ってますね 今回は金属に漆を施すリールパイプが出来るまでを
ダイジェストでお送りします


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今日は平日なんで15:00~20:00 でショールームやってます。

さて最初にこのブログで露出した the ‘Misty Mountain Hop’ のリールパイプなんっすけど

最初はただのアルミ、でしたね?

確か今年の仕事始めでご紹介した



the ‘STiNG’ 用のリールパイプのツマ的に紹介しましたけど ベースになる漆の固着を完了させてたんっすよ
the ‘STiNG’ はリアグリップ作製が半分ほど終わってます


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そのただのアルミにPOLANO マジックで付いてます付いてます…っつって

漆を固着させる作業を何気に紹介したのが the ‘STiNG’ のパイプ紹介の時。

ほぼ添え物状態だったんで見逃してる方も多いかと思うんっすけど

正直作ってる俺も、ココまでは期待してなかったんだよね。



来店された方の10割が高評価を出してくださったコクソ直前の『原型』 コレにコクソという漆に細かい粒子を混ぜたパテを塗り
穴を塞いで肌触りを良くしていくんっすわ


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で、そこにまたまたPOLANO マジックを入れて漆グリップ的な大まかな形になったんっすよ。

これだけでも充分POLANO のロッドとして見せびらかす事できるんっすよ

関東中部関西辺りの管理釣り場では。

ただでさえ漆塗り、じゃなくて漆のグリップって存在しないからね?



研磨を入れて漆部分を均す+アルミ部分はいぶし銀のように磨く で雑に済ませていたリール密着部分を整えたんだよね
この処理で仕上げの漆が乗りやすくなるんっすわ





で、本日。。。細かい穴を漆で作ったパテで穴埋めしてこんなんなっちゃいました。

これぞPOLANO マジックの真骨頂…と言いたい所だけど作った本人もびっくりしてやがんの。

あとは仕上げの浄法寺漆を軽く塗って完了ですわ。

コレなら北東北の渓流でツキノワグマに見せびらかしても恥ずかしくありませんね。



今後作る予定のバンブールアー用グリップとの差別化で ソリッドグラス用は敢えて凸凹を残します そしてリアグリップも
他社ではまずあり得ない振り切った奴なのにトラウトにふさわしい奴を作製中です


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たいていはプロトタイプっつーと不具合個所を見つけるのが目的で作るモノなんっすけど

だからプロトタイプはたいていよほどの事がない限り売らないんっすよ

だけどこのリールパイプに関してはこのままロッドに装着しちゃいます。

作業工程から素材の選別・デザインまで、無理がなかったから出来ちゃったんっすね。



こういう事は、滅多にありません。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 16:00Comments(0)工房の話

2016年01月13日

557:最悪癖のある奴 ってのも手なんだよね?



どうも、モッズおじさんです。


70年代以前は北米市場とヨーロッパの対象魚種から#2000 が一般的な最小サイズだったらしいっす #1000になるとちいちゃ過ぎて
作るのメンドクセエ割に売れねえっつー特殊なリール扱いだったらしいっすわ


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今日は15:00~20:00 でショールーム開けてます。

さて例年なら『ご祝儀相場』でプラスで始まる株式市場が年明け1発目から下げ続け。

原油価格やドル・ユーロ相場も下がり続けてPOLANO がやる事っつったら

待ってました!とばかりにリールを物色するんっすね。



お陰様でORVIS 100 は意外と品出しされてて結構手に入るんっすけど 当時の感覚でちいちゃ過ぎる75Aや50は入手困難
このタイミングだから と予算結構奮発したんっすけど ないモノは買えねえっつー


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っつー事で昨日は工房はクールダウンで1日休み、ショールームは15:00~20:00 で開けてたんっすけど

ブログUPを敢えて休んでアメリカとイギリスの市場をガサ入れしてたんっすわ。

狙ってんのはCardinal 33程度の渓流ルアー向けスピニング、だったんっすけど

円相場以前に日本の業者がこの辺のリールを爆買いする時期、だったんだよね。



爆買いするのは中国人だけじゃない 冬の渓流シーズンオフ&管釣りシーズンだと1000番台の人気機種が市場から消えるんっすよ
北米市場じゃそこ当て込んで海外発送も整えてやがって…





お陰様でまぁカスしか残ってねえ。

そもそも米英では70年代以前のスピニングで33(#1000)サイズってのは

何釣んだよ意味分かんねえっつってあんま売れない代物だったからそもそもタマがないんっすよ。

Orvis とかABU とかMitchell とかの財力ある大企業しか作ってなかったっつー。。。



Cardinal 33 もOrvis 50 も入手困難だから 以前から着目してたこういうリールを取り寄せてしまおうか…マジ悩みです
でも入手したら売れば金になるのにバカだからキープしちゃうんだろうなぁ…クセがハンパねえ奴だし


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俺としてもこの33(#1000)サイズが手に入んないと今後地味に困っちゃう。。。

っつーのも今ブログでも紹介してるCardinal 33 を常連の三陸イカ職人が買う事になって

お譲りしちゃうと手持ちのクラシックがなくなっちゃうんっすよ。

もちろんこんな状況でも目を付けてるリールはある事はあるんっすけど。。。



実際使用するとなると、相当クセのあるリール なんだよなぁ。。。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 16:11Comments(0)工房の話

2016年01月11日

556:the ‘STiNG’ & the ‘Misty Mountain Hop’



どうも、モッズおじさんです。


今日は成人式らしいんで 久々にちゃんキティのグラサンを 成人迎えた方限定でひとつ2.000円で放出します
普段から2.000円で出してるんだけどね?


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今日は月曜日、だけど祝日なんで10:00~20:00 でショールームやってます。

そういえば今日は成人の日なんっすね。

晴れて成人式をお迎えになった皆さん、おめでとうございます

にしても20歳になったら精神まで自動で大人になれた、ってワケじゃあないけどね?



やや無骨にも見える the ‘SURE’ のグリップと 今時のトラウトロッドを意識したthe ‘Misty Mountain Hop’ のリール周り
どちらも管理釣り場で置いとくだけで2度見される を目指してます


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実際中2程度の甘っちょろい思考のおじいちゃんとか、シワッシワなのに精神子供 って多いから。

意識して努力しないと大人になれないっつー話はさておき大人の童心を開放する釣り竿の話を…

ココんトコずーっと付きっきりのthe ‘STiNG’ と the ‘Misty Mountain Hop’ のリールパイプっすけど

とても良い仕上がりに近づいてますわ。



横浜時代に作製したプロトタイプが青写真の より感度を増したリールパイプ カーディナルのクリックまでも拾うっつー
あと数回コクソを重ねれば完了です





the ‘Misty Mountain Hop’ に至ってはプロトタイプで製作してたのに製品化に支障のないレベルで

正直、狙いがハマり過ぎて気持ちワリイ位ですわ。

で。。。このリールパイプは注文頂いた佐々中様のロッドに装着される予定なんっすね。

もうチョイ追い込んだ作業を行いますけど。



形状が形状なだけに旋盤が使えないっつー だからヤスリでガリッガリ削るんっすよ それだけに仕上がりは微妙に違う一期一会仕様
盛っていくだけに失敗はすぐフォローできるんっすけどね


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the ‘SURE’ も the ‘Misty Mountain Hop’ も工程が残りわずかになってまして発表の日も近いかと。。。

グリップも残り数工程・ブランクは無塗装と塗装完了・あとはガイドを取り付けて…

なんっすけど肝心のトップガイドがまだ届かないっつー。。。

ボチボチ中野さんに確認しないと。



去年メーカーの半期決算時にオーダー入れちゃったのが、響いてるんだよね。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 13:41Comments(0)工房の話

2016年01月10日

555:2016.01.10. 現在the ‘SURE’ は前途多難



どうも、モッズおじさんです。


おそらく今後もPOLANO ラインナップ中最安値の the ‘SURE’ の仮組です 自重とコストを徹底軽量化した楽しいロッド
軽量化したグリップは現行リールとの相性が グンバツです


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今日は日曜日なんで10:00~20:00 でショールームやってます。

ようやくPOLANO 周辺でも積雪がありましたね…今年まだ2回目っつー

渓流フリークとしてはこれを機に今シーズン分の雪を期待するんだよね。

っつーのもちゃっかり the ‘SURE’ のグリップがほぼ完成したもんっすから



リールパイプはPOLANO 始まって以来初のセパレートタイプで アルミに漆塗りっつートリッキーなセレクト
単なる廉価版ではなくてベテランの竿としてもふさわしい仕上がりを意識してみました まだ仮組だけどね?


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ブランクはネイキッド…一般的にアンサンドっつー無塗装で仕上げるんで

こっから先の作業工程が少ないんっすよ…作る上では

コイツを持って山岳渓流に入れば喩え減水状態でもドライフライでイワナがガバチョと

なにせルアーもエサ釣りも釣りにならない水量だから今シーズンはこのロッド買ってフライ始めれば…



the ‘Misty Mountain’ との大きな違いは…実は寿命です 釣り場の砂や埃から保護する塗装被膜がない無塗装ブランクだから
ブランクに直接傷がつくといずれ折れる宿命があります そこは皆さんの手入れ次第です





と考えるのは物事の上っ面しか見られない浅い、あっさい人間の発想で現実はそんな甘くない。

水量が少ないって事は水が温まりやすい、イワナヤマメの活性が下がってウグイの活性が上がっちゃう

釣りは成立するけれど外道に悩まされるのは目に見えてるワケっすよ。

釣りにならないっつわれて仕掛けや竿買うバカがどこにいる?



だからね、降る時に降ってくんないと仕事にならないんっすよ。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 13:09Comments(0)工房の話

2016年01月09日

554:the STiNG & the Misty Mountain Hop



どうも、モッズおじさんです。


the ‘STiNG’ 用に試作してみたアルマイトの上からの漆塗りは結構狙い通りに出来ました 施工前(向かって右端)と比較すると
テカりが抑えられた照りが黒に深みを与えるんっすね 帯電してる静電気が埃を呼んで大変だったけど


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今日は土曜日なんで10:00~20:00 でショールームやってます。

昨夜久々に三陸イカ職人が来店されて「全然釣れねえよ」っつってたんっすけど

完全に暖冬の影響っすねぇ…これからの巻き返しでの積雪を期待しつつ

20℃あるショールームで「寒くなった」っつってお帰りになったんっすわ。



the ‘Misty Mountain Hop’ 用(製作途中)と比べるとthe ‘STiNG’ はさすがに見た目の華やかさが劣りますね でもこれが価格差
自由主義経済の原則とお考えください





実際体感温度は20:00超えてから急に寒く感じるようになったからね?

っつー事でせめて山は例年通りの積雪があるよう祈りながら本日the ‘STiNG’ 用の

リールパイプの漆塗りが完了しました。

素材が帯電してる静電気と闘いながらも狙い通りの深い黒を引き出しましたわ。



the ‘Misty Mountain Hop’ のリールシートはまだ作業が入りますけどね。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 13:35Comments(0)工房の話

2016年01月08日

553:the Misty Mountain Hop



どうも、モッズおじさんです。


the LOG に漆グリップの技術を入れると スピニングリール用のリールパイプもこんな風に仕上げられちゃいます
まだ製作途中で これから更に手を加えていきますけどね





今日は15:00~20:00 でショールームやってます。

さてルアーロッドの the ‘Misty Mountain Hop’ も他のロッド同様作業が進んでて

ブランクの漆塗りもほぼ完了、でリールパイプ回りも試作

のつもりでやってたんっすけど…イイ感じで出来上がって来てるね?



旋盤に掛けずに敢えて一刀彫的にザックリ整えてみようかと…スが入ってるのはこれからの作業で埋めていきます
この感じで仕上がるならバンブールアーロッドに付けても違和感ないっすね


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まだ漆で作ったパテ状のモノを塗り重ねただけなんっすけど大まかな形が出来上がっちゃってる

結構凸凹してはいるんっすけど、この程度なら穴埋めは普通に出来ちゃうね

っつー事でこのまま仕上げていくつもりです

で、メリハリを付ける意味でもリアグリップのデザインを若干変更して。。。



結構イカしたロッドが、出来そうです。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 16:45Comments(0)工房の話

2016年01月07日

552:新年早々 心配事です



どうも、モッズおじさんです。


去年の北股川 山に湛えた雪が徐々に溶けて川を潤し渓魚を育てる 逆に言えば雪がなければ何も始まらないっつー
こうなると夏まで雪が残らない砂鉄川や衣川はおろか 栗駒水系そのものもシビアな状況が待っている…か?





今日は平日なんで15:00~20:00 でショールームやってます。

それにしても雪、積もんないっすね。

そりゃ雪掻きしないで済む、とか過ごしやすい、とか今の時点ではイイ事ばっかりに思えるけど

おいら、今から心配だよぉ今年の渓流シーズン



去年の春先の南股川 去年は大雪のおかげで夏まで楽しめましたがこの感じだと…コレは北上市より北に遠征しないと
釣りが成立しないかも 勿論農業や飲み水にもちょっとした心配が…


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渓流の水源は山なワケだけど、当然スキー場が悲鳴上げるほど雪がないって事は…夏場までの水がストックされてねえって事だからね?

今後もこの様子だと…少なくとも5月の連休辺りで渇水が始まっちゃう。

当然ある程度の水深を攻める前提のエサ釣りとルアーは深刻なダメージを受けちゃうワケで

フライやテンカラが有利か、っつったら…水深浅いと水温上昇しやすくなってやっぱ不利っつー。。。



どっかのタイミングでこの冬分の雪でも、降るんっすかね。



  


Posted by モッズおじさん  at 16:01Comments(0)工房の話

2016年01月06日

551:the ‘Misty Mountain’ & the ‘SURE’



どうも、モッズおじさんです。


漆を固めて成型する『漆グリップ』と 漆の使用量までも削り倒して軽量化とコスパを両立した the LOG フォーマット
Zippo に漆塗りの技法でリールパイプに漆塗り のおかげで見栄えの良いものに仕上がりました


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今日から通常通り、で平日なんで15:00~20:00 でショールームやってます。

今年は何でもかんでも『初(め)』で軽いしくじり先生になる、けど結果上手く行く、って感じ

と先日軽く言ったんっすけど、まさにその通り。

フライの廉価版・the ‘SURE’ のグリップがほぼ完成したんだよね。



POLANO バンブーロッドのDNAを引き継いだthe ‘Misty Mountain’ とPOLANO 流コスパ追及の結晶the ‘SURE’ にブランク仮組
アルミに刷毛目塗り で木目っぽい自然な感じが 出せたかな?





去年紹介した『Zippo に漆塗り』っつー技が、何気にリールパイプに活きています。

で、同じ技が現在漆塗り真っ最中の the ‘STiNG’ のグリップでも惜しげもなく使われてるっつー。

初めての事も多いんで紆余曲折してますが、イイ感じで進捗してますわ。

明後日位には、リールパイプだけでも紹介できそうっすわ多分。



リールパイプだけ見ても、15.000円(工房直接渡し価格)とはバレませんわ。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 15:20Comments(0)工房の話