2015年11月11日
500:ロッド仕舞うのって 意外とメンドクセエんっすよね釣り終わった直後は
どうも、モッズおじさんです。
枝切りで10/30に早摘みした初期ロットは結構ちいちゃくなって来ました まだ渋みがあって食えないけどね
今日は平日なんで15:00~20:00 でショールームやってます。
ウチのあんぽ柿も最初に吊るした奴がそろそろ寒風に晒して2週間
相当ちいちゃくなってチョイ柔らかくなってきましたよ。
あと2週間位が目途かなぁ。。。
久々に登場のthe ‘Mk. 1’ は次回ロットから早くもグリップを the ‘Misty Mountain’ と共有する事が決定しています
初期ロットにありがちな細部違いを手にするなら今がチャンスです
っつー季節の話題から急になんっすけど、今年の3月に常連さんに軽トラで連れてってもらった衣川での話
コレが俺の衣川ファースト・コンタクトだったんっすけど
the ‘Mk. 1’ の筆おろしってのあったんっすけど常連さん、緊張しちって…
なにせ軽トラの荷台にバンブーロッド、作り立て出来立てのバンブーロッド、だからね?
なにせ釣竿屋にしてみれば 釣り=ロッドテスト なんで意図的にラフに扱うんっすよ
でも一般の人にはバンブーロッドは高価な物なワケだから…
俺なんかは作ってるほうだからその辺の感覚麻痺しちゃってるんっすよね、バンブーロッドは高いモンだって。
でも常連さんのほうが正しい態度で、買った人ももっと大事に扱うワケっすよね。
そこでつらつらと考えた。。。ロッドケースをどうしよう、と。
一応 the ‘Mk. 1’ はロッドソックス付でアルミケース(別売)も用意してはいるんっすけど
廉価版の Blanks Ω は滅多な事じゃ折れないんっすけど 世に中には絶対ってものはありませんからね 絶対に
要は the ‘Misty Mountain’ はこんな感じで良いのか、って話っすよ。
確かに滅多な事では折れないソリッド・グラスだけど1ピースだからね?
仕舞寸法長くなるだけに従来のアルミケースやロッドソックスだと却って高くなっちゃう
ジムニーとかはもちろんメルセデスCクラスだって運搬には気を使っちゃいかねない
実釣で散々釣り倒して帰るのもダリい…って状態でロッドソックスに竿仕舞って とかやる事自体ダリいと思いません?
俺はダリいと思う
で、割と簡単に仕舞えて結構ガードしてくれるような入れ物があると完璧なんっすよね?
それも出来るだけ安くて見栄えが良くて実用的で。。。
ほぼアポロ13の「四角いフィルターを丸に」位の無理難題なワケっすけど
コレが昔のオールド・バンブーロッドに使えそうなのがありまして。。。
上手く行ったらthe ‘Mk. 1’ 以降にも採用していきますわ。
2015年11月11日
499:コレじゃ時間が掛かるよね
どうも、モッズおじさんです。
正調漆黒・烏グリップはコルクや木材のイキフンを出すために敢えて超微粒子のコクソを省略
相当の技をぶっ込んだPOLANO の技術の最高峰なんっすけど…伝わり辛いっつー
さて贈答用ロッドですが、1本はBlanks Ω 4.6ft DT3 + 正調漆黒・烏グリップ っつーのはご覧頂きましたが
なにせ相手は福岡の方で、あちらの漆芸ってのはとにかく派手…塗ってる漆の質より派手さが際立つ
となると漆黒だけで勝負ってのはどこか物足りなさを感じるんじゃねえか、と
そう考えて2本目のグリップにはデーハーに寄せて展開したんっすね。
結構好評な津軽塗風蟲喰い文様を施した別バージョン ようやく文様出しの砥ぎの段階に入りました
ココから延々砥ぎを入れていくっつー気の遠くなるような作業が待ってます
とはいえ山中塗みたいな感じに寄せてくほどこちとら媚を売る気は更々ねえ
っつー事でみんな大好き津軽塗風蟲食い文様をグリップに施してるんっすわ。
西日本の漆芸は何故か蟲食い文様が多いんっすけど、コレなら納得っすね。
おまけに西日本の人が大好きな唐木の中からインディアン・ローズウッドまでぶっ込んで
実は正調漆黒・烏グリップと同時に作成を開始したんっすけどこちらはようやく折り返し 手間暇が掛かるんっすよ
当然オプション注文だと価格は跳ね上がります
日本語で言えば『紫檀』に相当する木材で、とうとうコレもワシントン条約の規制対象木材になってるらしいっつー
とにかく贅を尽くしたグリップなんっすわ。
このロッド自体は福岡の川だとおそらくテレストリアルの季節に向いてると思うんっすけど
初春と真夏に使う専用のロッドをセットで、ってのがキモっすね。
メインロッドは、おそらくあちらさんは既に持ってると思うんで。