2015年11月11日
499:コレじゃ時間が掛かるよね
どうも、モッズおじさんです。
正調漆黒・烏グリップはコルクや木材のイキフンを出すために敢えて超微粒子のコクソを省略
相当の技をぶっ込んだPOLANO の技術の最高峰なんっすけど…伝わり辛いっつー
さて贈答用ロッドですが、1本はBlanks Ω 4.6ft DT3 + 正調漆黒・烏グリップ っつーのはご覧頂きましたが
なにせ相手は福岡の方で、あちらの漆芸ってのはとにかく派手…塗ってる漆の質より派手さが際立つ
となると漆黒だけで勝負ってのはどこか物足りなさを感じるんじゃねえか、と
そう考えて2本目のグリップにはデーハーに寄せて展開したんっすね。
結構好評な津軽塗風蟲喰い文様を施した別バージョン ようやく文様出しの砥ぎの段階に入りました
ココから延々砥ぎを入れていくっつー気の遠くなるような作業が待ってます
とはいえ山中塗みたいな感じに寄せてくほどこちとら媚を売る気は更々ねえ
っつー事でみんな大好き津軽塗風蟲食い文様をグリップに施してるんっすわ。
西日本の漆芸は何故か蟲食い文様が多いんっすけど、コレなら納得っすね。
おまけに西日本の人が大好きな唐木の中からインディアン・ローズウッドまでぶっ込んで
実は正調漆黒・烏グリップと同時に作成を開始したんっすけどこちらはようやく折り返し 手間暇が掛かるんっすよ
当然オプション注文だと価格は跳ね上がります
日本語で言えば『紫檀』に相当する木材で、とうとうコレもワシントン条約の規制対象木材になってるらしいっつー
とにかく贅を尽くしたグリップなんっすわ。
このロッド自体は福岡の川だとおそらくテレストリアルの季節に向いてると思うんっすけど
初春と真夏に使う専用のロッドをセットで、ってのがキモっすね。
メインロッドは、おそらくあちらさんは既に持ってると思うんで。
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