2017年11月17日
A545:ヤマユリの黒斑を キッタネエと言う奴はいない
どうも、モッズおじさんです。
ピースの接着が完了したらバインディングを解いて はみ出た接着剤をサンドペーパーで削ぎ落とします その流れで「調整」も行って
キレイに仕上げます… バインディング解いた直後は 結構キッタネエ
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日は土日体制で開ける予定です。
さて本日は il ‘QUADORIFOGLIO’ の3本のブランクが いよいよ完成します
。。。っつっても 3日で完成 4日目に仕上げっつー非常にインスタントな感じなんで出来たっつー感動は 無い。
っつっても ブランクが完成すると嬉しいことには違いないもんで
粗目の250番までを使用して接着剤を削ぎ落としたら 一般的な塗料をフィニッシュに使うならココでやめたほうが塗料のノリが良い
けど POLANO では漆を塗るんで 木賊でさらに磨きを入れていきます
ブランク作製最終工程はサンディング… つまり磨き上げるワケで サンドペーパー#100~250で表面にはみ出た接着剤を磨く
っつーより削ぎ落として… でニスやらエポキシやらの今時の塗料ならこの辺でやめたほうが塗料のノリが良い
けど漆や柿渋ではもう一声 木賊で磨くんっすよ。
なにせ塗装被膜が薄いから #250じゃ結構凸凹が目立っちゃって
近頃ではこの手の焦げ跡を逆手に取って「まだら模様」のフレーミング処理を施す工房もあるみたいっすね でも個人的には
バカ正直にどストレートに なんのギミックも入れずにこのままにしておきます 個性と思って下さい
で 完成 なんっすけど。。。今回の真竹はカラッカラに乾いてるらしく 節を中心に茶色いシミがあります。
コレは… 節処理と曲がり直しで飴色に変色した個所ですね。
こんな痕は俺も初めてで 正直『驚き』なんっすけど しっかり仕事した証 と思って下さい。
っつー事で コレで週産8本は行けそうなのが分かって 今度は the ‘Misty Mountain’ の代替ブランクに
ルアーロッドでも POLANO ではFFラインを通してキャスティングテストを重ねて ガイド位置を決定してるんっすけど FFライン乗りが
スッゲエいい感じだったんで FFショートロッド化も 考えちゃうのが il ‘Midget’ なんっすよ
着手しようと思ってるんっすよ。
で、今悩んでるのは il ‘Midget’ のブランクデータと 横浜時代の5ft0in データの復活か なんっすよ。
要するにFFでは the ‘Misty Mountain’ とは全くの別物のテーパーにするんっすけど
The ‘Misty Mountain’ の不満個所を補うのはどちらがイイものやら。。。
もっとも 5ft まで延伸するつもりは ありませんけどね?