2015年10月30日

484:高級和菓子、と思って下さい



どうも、モッズおじさんです。


母屋と工房の間にある柿の木っすけど今年は大豊作っすよ 幾らかから種を取って鉢で育てようかと
蜂屋柿の苗木販売とか、成立するかな?


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今日は平日なんで15:00~20:00 でショールーム開けてます。

昨日は仙台で作業服以外のおじさん達がわんさかいるのに安心して

今日は間引きでこないだ摘んどいた蜂屋柿を硫黄燻製しています。

お陰様でクルマの出し入れが通常に戻りました。



とにかく樹木の形が変わるほど鈴生りだから 枝切り分から収穫しましたわ これから小出しで収穫していきます


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この辺じゃ「美味いから」っつって柿はただ吊るして干すだけなんっすけど

それって、どう美味いの

特に宮廷に献上されてた最高級品種・蜂屋柿ともなるとそんな貧乏臭い奴じゃなくて

ウチでは立派にあんぽ柿に仕上げるんっすね。






今年は特に果物の『生り年』で去年の3倍、いや5倍は実が成っていますわ。

っつー事で去年は葉が落ちるまで待ったんっすけど今年は早々と始めたんっすね。

作り方は至って簡単、皮剥いて紐に結わいて硫黄で1時間ほど燻製して

。。。って、この硫黄で燻製が大変なんっすけどね?



例によって 咽る奴 どうやってもイイんっすけどとにかく硫黄で1時間以上燻製するんっすよ コレが意外と手間が掛かる





まず純粋に硫黄の粉ってのが見つからない…結局楽天で取り寄せて

からの1時間の燻製でまぁクッセエわ咽るわ…草津の臭い。

もっともコレで殺菌除菌するんっすけどね?

お陰様で工房ん中もまぁ軽く硫黄臭が。。。



只今燻製中 こうやって殺菌除菌を行って日陰で吊るしていくんっすよ 結果中がトロットロの高級和菓子に変貌するんっすね


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コレで燻製が完了すれば陰干しで吊るしておよそ1か月待つ、と。

コレがPOLANO のお茶請け&おみやになるんっすけど

今年は確実に去年の5倍は出来上がりそうっすよ。

はてさて、どう処理したモノか。。。



今から、小分けでボチボチ干し始めます。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 16:50Comments(0)工房の話

2015年10月30日

483:ゆっくり話すために1泊も検討しています



どうも、モッズおじさんです。


仙台もすっかり紅葉が進んでて、公園には子連れのママ達・昼食を取るOL・思い悩んだサラリーマン…悲喜こもごもだったっすよ
(ガラケーのカメラで撮影)


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通常は15:00~20:00 でショールーム開けてるんっすけど、昨日は18:00~20:00でやっておりました。

っつーのも昨日は仕入れで仙台に行ってたんっすよ。

仙台は、やっぱイイねぇ。。。スッピン・ジャージ姿以外の女の人、久々に見た

黄色いナンバーじゃない白いナンバーのクルマがガンガン走ってんのに、癒されました



昼飯時に店に行くのはチョイ気が引けたんで最近お気にになりつつある仙台肉巻きむすびを食う っつーのが最近の習慣
(ガラケーのカメラで撮影)


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とにかくメルセデスと今が旬のワーゲン時々BMWっつーのが妙に心地良かったりして。。。

で昨日は12:30頃に宮町の中野釣具店さん前に到着したんで

道向かいの肉巻きむすび仙臺屋っつー所でスーパーライトなランチを取って

からのブランク購入だったんっすわ。



隠れ家的な街の釣具屋さん ご覧の通りフライロッド振るには多少勇気がいる所 街だからね
(ガラケーのカメラで撮影)


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で昨日運が良かったのは中野さんトコでも割と少なめのフライをやられる常連さんがいらして

中野さんにジャッジしてもらおうと the ‘Misty Mountain’ プロトを持ってってたんで

自由に振ってもらえたんっすわ。。。

相当の高評価で「欲しい」と言わせてやったぜザマミロ。



サカナの気分次第なんで エサやルアーに反応しない奴を釣る最後の砦がフライなんっすけど…
仙台トラウティストは常にどこかで靴の上から足を掻いてるようなもどかしさを


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実は仙台周辺のトラウトフィールドってのは本流か谷っつー、仙台平野特有の地形がありまして

いわゆる渓流で釣ろうとなるとバックヤードに難がありすぎる

だから仙台トラウティストはルアーになるんっすね、っつー事情があるんっすよ。

そこを踏まえて the ‘Mk. 1’ は7ftを切るレングスに決定したんっすけどね?



キャストの練習でヤーン(毛糸)を使うのがあるんっすけどコイツは完全対応 夢のようなロッドなんっすよね






もっとも the ‘Misty Mountain’ 自体はそこ狙ったワケじゃなくて

初心者からベテランまで楽しめる、がコンセプトだったんだけど。

思いがけない高評価でかなり気を良くしていますわ。

ところが今回入手したブランクにはチョイとトラブル的な事が発生しまして。。。



6inch カットすればイイ、って単純な話でもない 手元に伝わる重心が程良い位置にいないとフォルスのタイミングが取り辛くなる
竿作りが『科学』なのはこういう使い心地の追求なんっすよ


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いや実はブランクレングスが6inch 長くなっちゃってるんっすよ。

以前中野さんに「もう6inch 長くなんないか」っつった時は「難しい」っつったから

ない知恵絞り倒して4.6ft に切り詰めた製作工程を完成させたんっすけど

中野さん、どうやらグラス削りの職人さんに圧を掛けてくれたらしくって



問題は4.6ftのブランク特性を見事に5.0ftで実現した点 フライはともかく
ルアーだとブランク重量と抵抗からの使い心地がどうなのかな?っつー宿題が


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結果、初期ロットは6inch 長い5.0ft で製作を決定したんっすよ。

さて…今後、だけど。。。4.6ftに戻すか5.0ftに延長するか両方作るか

はたまたフライは5.0ft、ルアーは4.6ftとするか。。。

なかなか難しい問題が発生してしまいましたよ。



コレは、しばらく宿題にさせて頂きます。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 14:57Comments(0)竿と釣りと渓流の話