2015年10月03日
459:頭の中では傑作 山ほど出来てます
どうも、モッズおじさんです。
俺の持ち物は物持ちがイイんっすよ何故か…山梨・桂川と神奈川・芦ノ湖攻略用に揃えたロッド2本
岩手県南では出番がない、と諦めていたんっすけど
今日は土曜日なんで10:00~20:00 でショールームやってます。
この近辺でこういうの持ち出すとまた「お金持ち」と僻まれるの必至なんっすけど
例のレインボーとイワナが期待できそうなフィールドでは
多分この2本のどちらかを使う事になると思いますわ。
購入して20年は経とうとしてるTrident 当時最新技術の振動吸収ナントカが装備されててゴイスーな奴
なんっすけど釣りに必要な振動も結構奪っちゃうんで不評だったんっすよね 何でもかんでもつければイイってモンじゃない
片方はフォルスキャスト用…つまりやった事ない人でもフライフィッシングっつったらすぐ思いつく
ラインを鞭のように振り回すキャスティング用の竿っすね。
随分昔のORVIS TRIDENT なんっすけど、投げやすいんっすわ。
9ft00in WF6 っつーチョイMID FREX 的な感覚のヤーツっすね。
元DAIWAのスコットランド主任・野寺宣男氏が立ち上げたCND 日本にスペイキャストを紹介した偉大なる1本
なんっすけど実はスペイはグラスや竹のほうが利点が多いんっすよ
もう1本は日本にSPEY CAST を紹介したCND さんの入門機(廃番)で折れやすい、でおなじみの
Expert Spey 13ft06in 6/7っすわ。
今やフォルスキャスト用ダブルハンドルも『スペイ』と表記しちゃう雑な感じっすけど
この竿は正真正銘・スペイキャスト専用機なんっすわ。
この2本で出てきた不満がバンブーロッドの利点を見るきっかけになってPOLANO に繋がってるんっすね
そういうの説明し出すとキリがなくなっちゃうし聞かされるほうも迷惑だろうから割愛、っすけど
竿屋の俺としては製作意欲が大いに刺激されるジャンルの2本なんっすよね。
フォルスで絶対的飛距離を求めるならカーボンやボロンやチタンが有効だから
竹竿の出番って、なさそうだけどね?
どちらも量産品でワケありモデルだから今売ってもさほど期待できない買い取り価格だけど POLANO的には価値ある連中なんっすよ
それでも釣りの価値観ベクトルを替えて見てみるとまだまだ竹竿が出しゃばる余地があると踏んでるんっすよ。
それにスペイキャストはPOLANO の近所でも使い倒す場所がある、と。
ただし前沢だか衣川だか平泉だか絞り込めないようなこの地では確認するには相当不便
っつー事で改善に向かってちょっとずつだけど、動いてんだよね。
キャストは、俺そんな上手くないけどね。