2015年10月06日

461:フライやらないからで流すとまた損する話っすよ



どうも、モッズおじさんです。


ニンフは以前に話しましたね とにかくアメリカで『流し釣り』が大きく発展したおかげでドライフライの種類は多いんっすよ
虫ついてるよ?…毛鉤だよ





今日は平日なんで15:00~20:00 でショールームやってます。

このブログではシレッと専門的な固有名詞出しといて、まさかの流す、ってのがあるけど

例えばドライフライにウェットフライね

ドライフライは水面にポカンと浮かべて漂わせたり流したりする奴なんっすよ。



澄んだ清い水の中から目の色変えたコイツが自分の巻いたフライにガバチョと出るんだから…とにかくスリリングなんんっすよ


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さしずめルアーのトップウォーターみたいな上に、サカナが水面割って出るのが丸見えだからスリリングなんてモンじゃない

ましてや瞬殺が要求されるヤマメのドライフライ、ハマる理由がお察し頂けるんじゃねえっすかね。

で、その昔イギリスでドライフライの浮力を保つツールが極めて少なくてすぐ沈んじゃう

けどあまりの煩わしさに自棄で沈んだまま流したらもっと釣れちゃった



コレもアメリカで発展したパターンで主に小魚を模した毛鉤 食性狙いとアトラクターつまりリアクションを狙った奴があるんっすよ


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っつーのがウェットフライで、昔のやり方だとドライもウェットもおんなじメソッドでおんなじアプローチで水面か水面下かの違いだけ

。。。実は日本のテンカラも全く同じ状況なんっすよね。

フライフィッシングの場合ドライとウェットそれにニンフだけで終わる事はなくて

Streamer ストリーマー っつー範疇があるんっすよ。



写真上からアオミドロ・スペシャル 加賀バリ マツーカ ゾンカー これらは主に積極的に引っ張って来るフライなんっすね


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コイツは小魚をイミテートしたとされるフライパターンで、湖沼止水域で引っ張って来る釣りに用いられるんっすよ

。。。そう、ほぼルアーの領域に入ってるんっすね。

マツーカやゾンカーやマドラーっつーアメリカで発展したパターンが多いんっすけど

アオミドロや加賀バリっつー日本発祥のパターンも多いんっすよ。






それじゃあフライに釣れねえモンねえじゃん、ソルトでも出来るんじゃね?っつー人がいるけど。。。その通り。

東京湾ではテロ対策の関係でポイントが立入NG連発だけど

名古屋港や大阪港ではフライのシーバスゲームが意外と盛んなんっすわ。

だから前回名古屋メシのネタ振ったんっすけどね?



ディアヘア(鹿毛)をフレアさせてカットしたモノがバス・バグ ポッパーヘッドを接着させた物がバス・ポッパー
バスはフライで釣ってようやくその楽しさを100知る、と言うんっすよ


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ついでに言えばBass Bug バス・バグっつーアメリカ南部発祥(らしい)パターンがあって、実はこれ最強。

第2次バスブームで叩かれまくって釣れなくなってた河口湖バスが

小型のバス・バグに何のためらいもなく連発した、ってのが1度や2度じゃなからね?

鵜ノ木沼ならね、多分11月位まで楽しめますよ。



試しにアオミドロ(奥)と加賀バリ(手前)を濡らしてみました こういう彗星みたいな形状ってどこかで見た事ありません?
例えば4インチグラブを泳がせたり、デスアダー的な奴とか


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ついでに言うとね、毛鉤にしろルアーにしろ『釣れる形』ってのがあるんっすよ。

ストリーマーなんか乾いてる時はそれはそれは鮮やかな飾り物だけど

水に濡れるとこういうシルエットになるようになってて。。。こういうシルエット、見た事ないっすか?

例えば釣具屋さんのワームの袋の中の奴とか。



ルアーって代物のどこを見ればいいのか、段々わかって来ました?


 
  


Posted by モッズおじさん  at 17:08Comments(0)工房の話