2015年07月15日
402:そこらの竹伐って来たのとはワケが違う
どうも、モッズおじさんです。
岩手なのにまさかの35℃越えで、フラッフラになりながらも追い込んで追い込んでガイド位置、決定しました
今日は平日なんで15:00~20:00 でショールームやってます。
こんだけ暑いと大変仕事がし辛いんっすけど。。。BLANKS Ω のガイドポジションがようやく決まりましたよ。
アマチュアのロッドビルディングだとFIJIのガイドチャート表っつーアンチョコで使えるようになるし
市販のブランクによっては取り付け位置を記したモノをくれるから
まずはこのストリッピングガイドの位置を決定する事から Blanks α の時と同じように地味で緻密な計測から始めました
夏向きの仕事じゃあ、ねえ
だけど今回は4.6ft と5ft それに5ft11in っつーど変態…じゃねえよ超変則レングスを採用してるからアンチョコなんかありゃしない
っつー事で富士工業が世界に紹介している計測方法を1からやり直したんっすわ。
ザックリ言うと所定の角度でブランクを曲げて
…富士工業さんに言わせると無理のない自然なベントカーブを作ってから
富士工業が公開しているガイド理論に則ってセッティングして、ベントカーブを乱さないストリッピングガイドを探すっつー
至極古典的なやり方で当てていくんっすわ
1stとストリッピングのガイド位置を決めるんっすね。
そこからガイド数を決めてとても難しい関数で算出した位置でガイドセッティングが決定
なんっすけど、この辺はEXCEL っつー強い味方にお願いして自動算出っすわ。
まさに人類の英知がここに凝縮してるんっすね、意外かもしんないけど。
実はアメリカからこういうチャートシートを取り寄せる事も出来たんっすけど、なんか…雑なロッドに仕上がりそうなんでやめました
概して先調子はティップ側に、胴調子はバット側にストリッピング(エンド)ガイドが付くっつーんっすけど
最初の計測で自然なベントカーブを崩さない位置となると自動でそうなっちゃうんっすわ。
っつー事でキャスティングテストを行ってみると。。。4.6ft はひと振りで10m飛びました。
で、まだまだ飛んで行こうっつー勢いがラインに残ってるっつー
グリップはほぼこの形で決定 the ‘Mk. 1’ に準じたアルミパーツを取り付けて…グリップは相変わらずモザイク掛けてます
で、フライでこんだけの勢いが得られたんでガイドはこの位置でようやく納得の決定です。
ルアーもフライも理想的なベントカーブ出せる位置は一緒だからね?
あとはブランクカラーを決定してガイド取寄せてグリップ作って。。。
2万円でお釣りが出せるようなロッドに仕上げたいっすね。
ようやく納得のいく展開に、なってまいりました。