2015年07月02日

384:今は鮎の友釣りのシーズンっすけど



どうも、モッズおじさんです。





その情報はひとりの常連さんがPOLANO に持ち込んだ所から始まった。

それはちょっとした依頼でもあったんっすけど

子供の頃衣川でサクラマスをミミズで釣った夏休みサクラマスをモリで突いた

サクラマス狙ってみてくださいと、なんとも突拍子もない話だった。



下は安倍舘橋よりチョイ下流~上流はほぼ源流域まで 北股南股含めて結構ガサ入れしたつもりっすよ?





残念ながらこの常連さん、話をしても誰も取り合ってくれないようで釣り人の話半分で聞き流されてきたみたい

だがどうした事か俺は田舎者の大風呂敷で片付けてはいけないと直感したんっすね。

ちょうどthe ‘Mk. 1’ の実釣テストが必要だったから魚影の濃さを確認しながら

フィールドの下見をしてきたんっすわ今まで。



ちいちぇえ…とバカにするのは自由だけど、エサ取り競争に負けたちいちぇえのが川を下ってサクラマス化するからね?


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確かにヤマメの魚影は濃いしサクラマスが出現する可能性は極めて高い。

が解せぬのはそもそもサクラマスは3月4月がシーズンじゃねえか、っつーのと

何故他に衣川でサクラマスを狙おうというアングラーがいないのか。。。

後者の答えはすぐに出た。。。いや考えるまでもない話だった。



今の季節はミノーと落とし込み系 その辺のルアーの選び方は、もうお話しましたね?


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それは『鵜ノ木沼情報』のアクセス数を見ると、いや鵜ノ木沼に行けばすぐ分かる。

こんなにバスに関する情報が氾濫しているのに釣れる奴が極めて少ねえ

腕が悪いんじゃなくて情報に完全に振り回されてるんっすよ。

スピナーベイトで釣れたっつったらスピナーベイト、ワッキーが釣れたっつったらワッキーばかり。



教わる事自体は恥ではない、俺なんかルーギー利用した『カスミ釣法』地元の小学3年生の少年に教わったからね?
釣りに年齢は関係ない、釣れる奴から教わるべきなんっすよ


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バスに関して言えば良い先生がいなかったって事っすね。

水沢前沢界隈のバサーには大変不幸な話だけど、今や釣り入門編のバスでコレだから

流れのある川でルアーのアプローチ、なんて上級手段が出来るワケねえ。

と疑問のひとつは解決なんっすけど、シーズンの問題は。。。



俺のアーカイブを紐解いてたら、この岩手界隈で『サクラマス』と紹介するアングラーが結構いる奴を、俺も釣ってました
(写真は過去のうらたんざわ渓流釣り場 YAMAME CLASSIC II の釣果)


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たいていは季節が違う、ですぐ相手にしなくなる話だけど英文学科卒の世紀のドイヒーおじさんは

『サクラマス』っつー言葉のニュアンスって奴を考えたんっすよ。

っつーのも別の常連さんが「コレ、サクラマスか?」と居つきのギンケヤマメの釣果を見せて来たんっすよ。

その時ぁ「そりゃあサクラじゃねえ」っつってたんっすけど






サクラマスっつったらサクラの時季に海に下るヤマメの事で、ココ東北では秋田と山形が盛んっすね。

盛岡でも秋になると産卵で遡上したサクラマスの話題が出るし。

こういう、サケのように海に下る大型化したヤマメを『サクラマス』と呼ぶ

ってのが一般的な見解なんだけど、皆さんもそうっすよね?






ところが管理釣り場の増加とダムや堰のおかげで海に降りられず大型化したヤマメを

まとめて『サクラマス』と呼ぶ地域が増えているんっすよ。。。生物学的には、ほぼ同じ。

実際エキスパート系のロッドメーカーではわざわざ『海サクラマス用』と表記する昨今。

つまり俺らが『ギンケ』『残りマス』って呼んでた奴が、サクラマスとして認識されてるんっすね。






『海サクラマス』に対して『川サクラマス』とでも呼ぶべき奴なんだろうけど、コレなら合点がいく。

堰やダムや地形変化で海に下れなくなったヤマメが里の大型水生昆虫や

里の川のサカナをたらふく食って大型化した。。。『残りヤマメ』型のサクラマスっすね。

さらにフィッシュイーター化する頃にヤマメ達の前に現れるのは






鮎です

遡上してきた稚鮎をたらふく食って、8月には信じられない位に大型化する

それを、子供の頃衣川の常連さんが捕まえていた、と。。。すっかり合点の行く話っすね。

コレで狙うべき『サクラマス』の正体が見えてきた、次はポイントとタックルっすね。



『残りヤマメ』ならさほど大袈裟な話じゃないはず。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 16:56Comments(0)竿と釣りと渓流の話

2015年07月02日

383:すっかり鮎シーズン突入っすけど



どうも、モッズおじさんです。


縁起物なんで拝んどいてください ウチの遠い爺様が神様やってる神田明神です






今日は15:00~20:00でショールームやってます。

さて先日お伝えした神田明神参りっすけど、先日お伝えした通り

7月6日~7日の日程で行ってきます

っつー事で7月5日日曜日は釣りのお誘いがあっても残念ながらお断りしますわ。



茨城と言っても埼玉と栃木と群馬が交わる文字通り関東の『ヘソ』 ココが俺とは浅からぬ因縁がある街らしくて





なにせ身体が持たねえっつー。。。芝・愛宕神社と横浜霊園にも行って来るモンっすから

鎌倉に親戚いるから泊まればいいのに、ちょっとでも距離縮めときたい

で宿泊は渡良瀬遊水地の近くの茨城県古河っつー所に取りましたわ。

渡辺徹の出身地でもあるこの古河っつー街、俺と浅からぬ因縁がございまして。。。



そういう副題を解くカギを探す旅、でもあるんっすわ。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 15:31Comments(0)工房の話