2017年07月30日

A441:トツギーノ からの



どうも、モッズおじさんです。


今回は the ‘Mk. 1’ と アウトレットのthe ‘Misty Mountain Hop’ を同時購入頂きました コレで the ‘Mk. 1’ 完成です
でもこの先ロッドのケアがあるんで 搬送用の樹脂ケースを付けてるんっすね





今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。

さて、本日ラクマよりご購入頂いた the ‘Mk. 1’ + the ‘Misty Mountain Hop’ の

入金が確認できましたので配送いたしました。

コレが西日本の歴史のある町に嫁ぎまして



古都と言えば鹿角にも古都があるんっすけど なにせ縄文時代後期の古都だっつー… 大体4.000年位前の話っすね
でも普通こん位豪快な時差が生じると古都とは呼ばないワケでして





コレにて the ‘Mk. 1’ α10006 の製作は完了 この流れで the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の完成を

スロットル開けて頑張っちまおうか とも思ったんっすけど… 停止中。

っつーのも手持ちのFlorグレードコルクが残10で 2枚足りない

でオーダー出そうにも 業者さんが今月いっぱい海外に仕入れに行ってて 今月中には届かないっつー。。。



the ‘Mk. 1’ のテーパーデータを真竹にコンバートして レングスを変更したのが the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE なんっすよ
内緒だけど 真竹コンバートの際わずかに細めにセッティングしたんっすよ 勿論理由はあります





っつー事でチョイと作業が止まっちゃったワケっすけど 止まってる間に the ‘Mk. 1’ と

the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の違いについてお話しましょうか。。。

真竹とケーンの違い ってのはピンと来るようでピンと来ない 実際振ってみると

… 太さで調整してる分 意外と違いが感じられない。



the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE で採用している真竹は ケーンより繊維が細くてパワーロッドには向かない と言われてるんっすね
だから同じアクションを真竹で作ろうとすると 太いブランクに仕上がるんっすよ





じゃあ安い分 the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE でイイじゃん 黒いブランクとか気にしねえし

っつー事態になっちゃって 工房維持していくには実入りが少なくなって ピンチ! なんっすけど

実は1本当たりの繊維の太さが細い真竹の特性としては「しなやか」ってのがありまして

この細い繊維が生み出すしなやかさに POLANO は用があるんっすよ。



俺もここ10年ミッジは使ってないんで写真がないんっすけど 関東中部関西それに北陸上信越ではこのサイズの毛鉤が早春のお約束
7Xティペット使用 となると当然アワセに素直に追従するロッドが必要なワケで





ぶっちゃけ the ‘Mk. 1’ はDT4表記っすけど ティペットは7X(おおよそ2lb相当)でも行けます

POLANO がスゴいんじゃなくて バンブーロッドって そういうモンです

どうしても不安なら the ‘B-Type’ がDT3指定なんで the ‘B-Type’ で充分です。

それでも購入を検討される方は不安が残るモノでして。。。



なにせ毛鉤がイミテートしてるのはオドリバエっつー 釣りしてて目の前チラつく黒い塊… アレです 幼虫は赤虫っつー虫で
コイツが湧いてるってのは 実は水質が富栄養化してる証拠 でもあるんだとか





東北のネイティブトラウトしか相手にした事ない っつー贅沢なまでに恵まれた方にはピンと来ない話っすけど

関東中部関西それに上信越では「春はMidge」っつーのがセオリーでして。

解禁直後の渓流にはユスリカとかの #20以下のサイズじゃないとマッチ・ザ・ハッチに繋がらない

となるとタックルバランスはパラボリックのDT2 ってのが常識 なんっすけど



真竹にコンバートして 素直にその数値で削らずにチョイ細くしたのは実質DT2.5~3.5 程度のロッドパワーにするためだったんっすね
何度も言いますが ケーンロッドならDT4でもミッジングは出来る けど釣り人の心理的には… でこのロッドなんっすよ


A441:トツギーノ からの



それはグラファイトロッドでの常識だからね? 反発力ハンパないカーボン素材だからそこまで落とす

なんだけど… 元々乗せやすい・しなやかなケーンロッドではDT4でも行けるんっすよ。

ましてやフレックスな Moderate Fast Action なら シーズン全般で使えるワケっすね。

加えて和竿の穂先のお約束・真竹でバットまで作ったとなると。。。そりゃあ7Xでも 大丈夫なんっすね。



手返しの速さと遠投性それにハードウェアの豪華さは the ‘Mk. 1’ のほうが上回ります むしろ関東中部関西の皆さんの好みに
寄せてみたのが廉価版の the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE でして… ただ安いだけのロッドは 作りません





もちろん釣る人の腕にもよるし 70cmの大イワナが相手だと保証の限りではありませんが。

でも尺上ヤマメを7Xで となると… the ‘Mk. 1’ でも the ‘B-Type’ でも行けるけど

the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE だと しなやかなだけに the ‘Mk. 1’ よりダルい感じの返りになるんっすよ。

だから キャストは the ‘Mk. 1’ ほどシャープではない… でフリーストーン釣り上がりは the ‘Mk. 1’ のほうが得意 と。



ただ安いだけじゃないって こういう事なんっすね♪






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Posted by モッズおじさん  at 17:24 │Comments(0)工房の話

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