2017年04月27日

A357:経験と勘を ぶっ込んでいく作業があるから Craftsmanship なんっすね



どうも、モッズおじさんです。


我が家のコブシの花もポコポコ咲いてきましたよ もちろん上のほうに山ほどポッコポコ咲いてるんっすけど 今日は母屋バックでご紹介
今日の毛馬内は朝のうち晴れ でも昼前から曇ったり雨降ったりまた晴れたり… で安定しないんで青空バックは諦めました





今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールーム やってます。

さてそろそろ大型連休の話をしとかないと… つっても ほぼ通常営業なんっすけど

常連さんからの釣りのお誘いがあったらそちらを優先させるので 急に閉まってる 的な事がございます。

もしいなかったら 夕方にリトライしてみてください。



とにかくガイドが届かないと始まらない… でトップガイドとストリッピングガイドが届いたんで 早速トップを取り付けて
全くのおNEWモデルでは やらないといけない事があるんっすよ そのせいで非売品扱い なんっすけどね?





っつー事で本日は the ‘B-Type’ のガイドポジションを探る をやったんっすよ。

以前にも測定方法は説明したんっすけど ブランクを45度に固定してラインを通したら

反対側も45度になるようにセットアップする。。。ノーテンション時にはブランクとラインが90度になるようにするんっすね。

で、ラインに既定のテンションを掛けて ベントカーブを作り出す…



こうやってセットアップするんっすわ この作業専用のツール(自作)で両端を45度に設定して適正のテンションをラインに掛けると
そのブランクの的確なベントカーブが現れるんっすね オモリの時よりティップが入ってるの 分かります?


A357:経験と勘を ぶっ込んでいく作業があるから Craftsmanship なんっすね



っつーのが富士工業さんが推奨している奴で POLANO でもコレを基準にブランク設計をしてるんっすね。

っつー事でガイド1とストリッピング位置が決定したら とても難しい数式を活用して

ガイド数は予定していた『9』から『8』にデチューンして 一旦ガイドを仮組する事にしました。

この辺は「どうやって決めるの?」っつー質問が意外と多い所なんっすけど



経験による『勘』で 何度も第1ガイドポジションを探っていきます 素の状態が保てる位置を探し当てる作業なんっすけど
ブランクの性能を最大限に引き出すための作業… コレが実は一番楽しい作業だったりします





とにかく数式が多くて どれを紹介したらよいものやら… なんっすけど POLANO ではズバリ

POLANO の伝統 経験による勘頼りです…頼りない。。。と嘆く事なかれ 一応数式も活用してるし

何より実際にキャスティングを繰り返してのTry & Error で微調整して決定してるんっすよ。

最近では Blanks Ω でその結果を体感してもらってるんっすけど 意外と 飛びます。



SPITFIRE の冠は 1300(のちに1500)cc のライトウェイト・スポーツの名車・Triumph Spitfire でも見受けられる通り
UKの軽量・廉価モデルにチョイチョイ出て来る名称としておなじみ なんっすね





ただ困った事に GWを挟んじゃうんで ガイドその他のパーツの到着は 5月10日目途 っつわれちゃった。。。

出来ればその頃完成させたかったんっすけど…

でもしょうがないっすね パーツが届くまで the ‘Mk. 1’/ the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の作製を進めます。

ホントは第1ロットを完成させてから 第2ロットに着手したかったんっすけど



進捗は遅くても 確実に完成させる でやっときますわ。


 



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Posted by モッズおじさん  at 23:19 │Comments(0)工房の話

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