2017年04月26日
A356:今日は静かな 作業進捗
どうも、モッズおじさんです。
今時はワイヤガイドがFFロッドのトップガイドの定番 っすけど the ‘B-Type’ は1930年のデータなんで 重たいメノウガイドを装填
太めのティップを 重ためのガイドの遠心力でさらに勢いをつけるっつー発想っすね
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
っつー事で本日はまず the ‘B-Type’ に使用するトップガイドと サンプルで取り寄せたコルクリング
それに the ‘B-Type’ とかに使用する ストリッピングガイドその他が届きました。
中野さんからの見積もりは 相変わらずのペースなんっすけど
トップは早速取り付けました 重たいと言っても採用したのは通称『軽量メノウトップガイド』っつーガイドのメタルが軽量の奴
ドライフライでのナチュラルドリフトに支障のきたさない範疇での 重さです
結構緻密な計算と取寄せルートの選択がゴイスーだから しょうがないんだけどね?
っつー事で まずは痺れるグリーンのトップガイド… もちろんメノウです モノホンの メノウです。
言うまでもなく the ‘Mk. 1’ もメノウを採用してますが the ‘B-Type’ は1930年のデータが基準なんで
トップガイドもメタル(軽金属)の重たい奴を取り付けるのが基準 なんだよね。
元々メノウはクリアなんっすけど いろんな色に染めるのが一般的 っつー事でいろんな色があるんっすよ 今回はグリーンを採用
シャレオツなサシ色が イイ感じでしょ?
で、パーツ販売店の在庫の兼ね合いで トップにグリーンを持ってきたんっすよ。
ココはパーツショップの在庫次第で色は変わっちゃうけど… グリーンも イイっすね♪
コレで明日は the ‘B-Type’ のガイドポジションを決める事が出来ます。。。ガイドはまだ届かないけど。
っつー事で 明日の販売店の連絡を待ちます。
ナタでパッカンとまずは3分割… 6枚なのはトップセクションとバットセクションの部位が並んでるから とにかく手元の真竹は太いから
かなりトリッキーな手順になるんっすよ
っつー事で 今日の毛馬内は雨なんでホントはあんまやりたくなかったんっすけど
玄関先でパフォーマンスを兼ねての竹割 やっときました。
なにせこういうロッド作製作業をチョイチョイ晒さないと あっちの金物屋から向こうの住宅街の
頭おかしい小中高の保護者が あの人昼間っからプラップラしてるけど 普段何やってんの? 的に陰口叩きやがるから。
今回の真竹は特に見分けがつきにくい っつー事でバットセクションは黒・トップセクションは白のマジックでナンバリング
実際ケーンよりメリハリがないんでややこしいんっすよ
竹割って竿作ってんだよ それも死ぬほど難しいギャリソン方程式とか駆使してExell 使って
多分ダッシュボードにぬいぐるみ飾っちゃう そこの保護者みたいに知能指数低い奴だと出来ねえ仕事だよ
と口に出して言うとあちこちに角が立つんで パフォーマンスとして『魅せる』んっすね♪
もちろん今回割ってるのは the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE 用の真竹でして
こちらは白でナンバリングしたんで トップ用のピースっすね ケーンと違って繊維の太さが細いから 割りやすいんだけど切れやすそう
繊維の強度はそれなりにあるんだろうけど
親方やイワナ坊主さん辺りなら 真竹を探して伐採してくれば買い取るんっすけどね。
っつー事でやたらデカい カイデーな真竹を3分割したらあとは2分割を3回…
で24分割になるっつートリッキーな割り方
。。。そこの保護者達にゃあ複雑すぎて分からねえだろうなぁ…
24分割 完了しました コレを見て「あ 竿作ってんだな」と思う人は… 少なくとも毛馬内では数えるほど それも看板見て だからね
竹割って 何作るんだろう… っつーのが近所の皆さんの感想 なんだろうねぇ
ダッシュボードにぬいぐるみ だからね プププ。。。
っつー事で24分割を完了して。。。またトップ用バット用それぞれ1ピースずつ ヘマしちった。。。
2pcs 2top で作ったら 1本分しか作れねえよ マイッタナ。。。
っつってたら チョイと面白い事 思いついちゃって
24枚のピースが… といいたい所だけど トップとバットでそれぞれ1本ずつ 失敗しました 強引に行けば2本作れますが
いよいよ余ったら… 箸でも作ります
っつー事で the ‘Mk. 1’ - SPITFIRE はthe ‘Mk. 1’ と並行して作製を進めます。
一見すると 単にフレームド処理を行ってるかいないかの違い 位の差しか感じないけど
実はロッドの返りが全然違うっつー 全く異質のロッド なんっすね♪
なにせ竹割の段階で「違うな」っつーのが ハッキリ分かりますから
この辺は 御託を並べるより仕上がりで体感してもらいたい所っすね。