2017年04月25日

A355:the ‘Mk. 1’ - SPITFIRE



どうも、モッズおじさんです。


今日は裏隣のお宅の玄関先の ソメイヨシノが開花しました ようやく毛馬内にも春と呼べる 春が来ましたね
ソメイヨシノが咲くと いよいよ渓流シーズンも本格オープンなんっすね





今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。

昨日はなんだかんだで ようやくパーツの発注に明け暮れて

佐々中様向け 5ft3in UL-L の the ‘Bloody Mary’ 用のガイドを

仙台の中野さんに見積もり依頼出したんだけど。。。まだ来ないね。



で 我が家の枝垂れ桜も 朝は蕾だったのが 昼には弾けて開花しました コレでこの辺の渓流もヤマメのシーズン突入ですね
一気に花が開く いい季節になって参りました





今 釣り大国・フィッシング先進国の仙台でも 釣り具に関する環境は 悪化しているようで

メーカーは軒並み仙台支所を撤収してる らしいっす。。。

そりゃあね ガンプラ的な見てくれだけのロッドやリールに結構な値段出した割には 性能本質が価格に追いついてない

ぶっちゃけ ショボい… じゃあ売れなくなっちゃうよね。



the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 の節ずらしも 昨日済ませました とにかく捨てる所が多い製法で贅の限りを尽くした感のあるブランク
なんで ¥75.000- を表示したけど それでもまだ不安が残る価格設定 なんだよね





反面 今回頼んだパーツ類の中でも火を噴いてるのが HARIKI FERRULE でして。。。

コレがワケあって名古屋のパーツショップにオーダー出したら店頭在庫がない っつー。。。

現在メーカー問い合わせ中だけど 精度が高くて摺り合わせる必要がない っつって

Scott が正式採用したほどだから… それを the ‘Mk. 1’ にぶっ込むつもり なんっすね♪



元々は『庶民のためのバンブーロッド』をコンセプトにやって来たんっすけど 製法を詰めていくうちにこの値段では無理!
が判明… ¥75.000- はもはや庶民の価格では ない…





毛馬内に来て the ‘Mk. 1’ は贅沢の限りを尽くして高級化 高級化に伴い価格が¥75.000- 前後に値上げ

っつー… そうっすね、釣り具に限らずありがちっすねこういうの

ちょっと売れたからって調子に乗って どさくさに紛れて値段を吊り上げるっつー。

もはや the ‘Mk. 1’ は庶民のロッドじゃあない…



以前トンキンケーンと同時に取り寄せといた乾燥真竹 いよいよコレに手を出す時が来たようです その魅力はなんつっても
単価が安い っつー事 コレに手を出さない手はない





とお嘆きの皆さん 安心してください? POLANO は 考えてますよ?その辺。

そろそろこの辺の素材にも手を入れていこうかと 考えてます。

結構安定供給されてて しかも単価が安い オマケにココ毛馬内でもクルマで1時間も行けば手に入るっつー素材

。。。そう、真竹に手を出すんっすね♪



問題は真竹特有の2段節 節処理は少々大変になるけど それは大した問題ではありません フレーミング処理を行わなければ
充分価格を抑えたロッドが出来る筈





the ‘Mk. 1’ の特徴は軽くて細身のセミスウェルバットで 極端に柔らかいティップにアホみたいに強靭なバット

その性能はそのままに… いやひと回り太くなります

真竹は軽く仕上がる と言われてるけどトンキンケーンほど反発力がない

それを補うために ブランクはひと回り太くなるんっすよ。



竹竿がライトロッド専用 とまで言われるのはこの繊維密度の薄さにあるんっすね… 最近では2枚張り合わせる製法とか
色々工夫したものがありますが POLANOではコスト抑えるのが目的なんで どストレートに使います





で、鮒竿なんかでは穂先に使うほどしなやか… っつー事で非常にマイルドでしなやかなロッドに仕上がる

。。。と踏んでるんっすよおいらは。

むしろ よりヤマメを釣るのに適したロッド となると思うんっすけど

コレが以前計画を紹介して ネーミングのインパクトだけで記憶に残ってるブログ常連さんも多いんじゃないかと思うんっすけど



Royal Air Force が誇る Battle of Britain で悪魔ナチス・ドイツから英国の空を守り抜いた名機がSpitfire
主翼の大きな優雅な機体ですが Battle of Britain の時には既に時代遅れで 軍幹部は諦めムードだったらしいっすが…





the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE 7ft0in DT3/4いよいよ着手 っすね。

POLANO が真竹に期待しているのは軽さよりも むしろそのしなやかさで

当然価格を3万円台に抑えて 安いけど安物に見えない 庶民のロッド を確立したいんっすね♪

その辺の摺り合わせも 大体調整が終わりました。



POLANO では 真竹ブランクは Blanks β(ベータ) のコードネームを 付けたんだよね。


 
  


Posted by モッズおじさん  at 19:03Comments(0)工房の話