2017年04月16日
A348:the ‘B-Type’ が 整ってまいりました
どうも、モッズおじさんです。
北朝鮮でまたミサイル打つんじゃねえの? っつって世界が軽く緊張している中 コナンくんの最新映画が上映されました
今回は蘭ねえちゃんと仲良しでおなじみの和葉が 対北朝鮮以上の緊張感に包まれる… らしい
今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。
昨日今日と風が強い ゼーカーヨイツーで おまけに雨まで降ってる
。。。こんな日は釣りに行ったってどうせ風で流されちゃうから
子供連れて『名探偵コナン から紅の恋歌』観に行くのが 正解 正解。
漆を塗る時刷毛の切り返しで どうしても両端に漆が溜まるリスクってのが あるんっすよ プレーンでも多少の捨て代があると確実
っつー事で捨て代を乗せてフィニッシュまで行ったんっすけど この段階でいよいよカットです
もっともFFは常に風との戦いで 特に両岸が狭まって風の通り道になってるでおなじみの渓流だと
キャストの調整とロッド・セレクト次第では釣りになるんだよね。
っつー事で高山みなみ感嘆詞劇場 からのPOLANO の the ‘B-Type’ を適正レングスにカットしたんで
そのお知らせです。
カットしたブランクです コレにフェルール付けて ガイドを装着して グリップを取り付ければ完成ですね 少々赤っぽく見えるのが
ストローブランクに浄法寺生漆塗った時の特徴のようで 独特な色味が ゴイスーブイシーです
元々J.J.Hardy が1910年にCasting Club de France の発注で作ったっつーロッドのテーパーデータを採用して
現行AFFTA基準のDT5相当のブランクをDT3に再計算してるから
理論上は 多少の風でも負けないロッドになってる筈なんっすよ。
で、操作しやすいブランクを設計して 敢えて前後に捨て代を作って漆塗りまでを行ったワケっすけど
参考になるかどうか… アルミパイプで仮継ぎして ウェイトを乗せてカーブを見てみました 意外とマイルドなModerate Fastです
シミュレート通りに出来てるんで 驚いてるんだけどね?
そうしたほうが持ち手が出来て作業が楽になるからね?
本日はその持ち手にしてた前後の捨て代をカットしたんっすよ。
で、工房に転がってるアルミパイプで仮継ぎをして振ってみると…
以前触れた通り SAGE GFL 380 RPL を彷彿とさせる アクションだったんだよね。
さらに参考までに SAGE GFL 380 RPL に同じウェイト負荷を掛けてみました こちらのほうがチョイ ティップが入り込むAction だけど
やっぱオッソロシイほど似通ってるんっすよ
もっともアクション云々に関しては ウダウダ文字を書き連ねるより 実際に工房に来て振ってもらうが一番
だからショールームを用意したんだけどね?
でも遠方で来られない 近場でもコナンくん見せに映画館行かないといけない 的な皆さんのために
ほんの参考までに 13g+6g 程度の負荷を掛けてみたんで 参考にしてください。
適正レングスに整えて再計量… 7ft0in DT3 でこの重量 重いと言われてるUKテーパーだけど 実際にはそこまで重くない
むしろ重量配分から来る『持ち重り』を重視すべき所でして…
FFのキャスティングでは あんま参考にならないっつー説もあるけどね? こういう紹介の仕方。
で 適正レングスに整えたブランク重量を量ってみると… 64g
SAGE GFL 380 RPL が実測76gだから 結構肉薄してるっつー
。。。リールパイプ金具とフェルールに ニッケルシルバーを採用するんだけどね?
偶然ですが REC のフェルールが手に入ったんっすよ 元々 the ‘B-Type’ はUSニッケルシルバー製フェルール採用で調整してたから
テスト使用では渡りに船 だったんっすよ 安かったし
先日 REC のフェルールが安く手に入ったんで 試しに取り付けるつもりなんっすけど
どうした事か REC のフェルールを安めに売ってる業者さんを見つけたんで
the ‘B-Type’ ではREC若しくは他USフェルールを採用しちゃうんだよね。
チョイ重くなっちゃうけど しょうがないね。
グリップデザインも ようやく決まりました。