2017年05月06日

A365:the ‘Mk. 1’/ the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE 着手です



どうも、モッズおじさんです。


愛用しているのはコスタリカに工場移転する前のBRODIN に漆塗りを施した奴なんっすよ 横浜時代に試作で塗った奴です
なんらかのフレームで商品化しようと思ったんっすけど… 時間的になかなか難しいっすね イイ感じなんっすけど





今日は子供の日で休日 なんで10:00~20:00 でショールームやってます。

そうだねぇ… 警察はテロ対策は職務上学ぶけど 熊対策は基本職務外だから学んでない。。。出来ないんだよね?

だったら警察に入山届じゃなくて「死んだとしても責任・賠償請求は誰にも押し付けません」の書面を

提出させるようにしたらイイんじゃない? 山菜取りでも タケノコ取りでも。



いや実際 そこ立ち入り禁止だよ そこ入山規制入ってるよ ってトコに軽トラや軽バンの頭白っちゃけた老けっ散らかした懲りない面々を
川行く往復で散々見かけましたけど… おちおち沢に入る事も出来やしねえ





で 高齢化したマタギ衆を市や県で指導者として雇用して 県内外から血の気の多い若者集って指導して

熊狩りと行方不明者捜索の業務委託制にしちゃえば結構問題解決しちゃうんじゃねえの?

っつー事で今度の鹿角市長選は俺 絶対に立候補しない そんな暇ねえ な話はさておき

昨日は「大人の釣り」「スローな釣り」で 楽しく鹿角の春とイワナ釣りを楽しんで参りました。



今日も圧力掛けてます… 炙って柔らかくしてからのギュ! でパワーファイバー(繊維)が真っ直ぐ矯正されて 潰さない時より
多くの繊維が削りの作業で生き残るんっすね とても大事な作業です





で、今日は雑務 からの the ‘Mk. 1’ と the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の節処理を行いました。

本日も 気持ち良く圧力掛けてます

POLANO の場合 非常にクラシカルなやり方ですが 節で繊維が途切れるのを1本でも防ぎたい

で節を潰して 節部分の繊維を整えてるんっすね。



ケーンと違って 真竹の節はハンパなく繊維が詰まってて 大きく盛り上がる… それが『節』の本性らしく 単純に削ると繊維も切っちゃう
もったいない!… で真竹の場合『必須』で節潰しを行うんっすよ


A365:the ‘Mk. 1’/ the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE 着手です



実際厄介なのはケーンではなくて真竹のほうで… 元々2段節な所に必要以上に盛り上がってる。

もっとも竹はそういうもので バンブーロッドのケーンはどちらかというと葦の仲間だから

ケーンのほうが節がこじんまりしてて処理が楽 なんっすよね。

で、真竹の場合この盛り上がりの中にもしっかりファイバーが通ってまして



節の曲がり処理をまだやってないんで伝わり辛いけど 潰してから節を均すと繊維がほぼ切れてないのが見た目でも分かるんっすよ
これぞ職人技 細かい所まで目が行き届いてる… と人様がこの作業をやってるのを最初に見た時思ったモンっすわ





それも結構な繊維密度で なんなら節の所のほうが繊維が太かったりして… それじゃ和竿は節を活かすよね?

っつー事で POLANO では真竹は特に節潰しは必須 なんっすわ。

潰して繊維の隙間を埋めて 1本でも多くの繊維を貫通させときたい… もったいないから

でバット6ピース+トップ12ピースのケーンと真竹を処理したんっすわ。



36ピースのケーン/真竹の節を潰して処理して 今日の作業は終了です こういう地味だけどロッドの物持ちに大きく影響する作業は
数とか余計な事考えず 一気に仕上げるのがコツ… 数えると 心折れるからね?





要するに36ピースの節を潰して 削ったんっすね。

節は1ピース当たり3か所が平均だから108個の節を潰して処理したっつー。。。

作業前に数字出すと心折れるから 処理してから考える事にしてますけどね?

っつー事で 108つの節を潰して削って均して 今日の作業は終了です。



煩悩の数と同じ。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:37 │Comments(0)工房の話

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