2017年03月15日
A317:言ってみればエンジンチューン 言ってみればボアアップ
どうも、モッズおじさんです。
今日は朝イチにプレーン(西洋カンナ)の刃を研いで バットセクションの荒削りを昼までに終わらせました
今の所 真っ黒な印象が強いブランクなってますが
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
さて昨日ヒイコラ言って the ‘Mk. 1’ のティップを2本削り上げたワケっすけど
今日は昼までにバット・セクションを削り上げて 荒削り 完了です。
ティップは時間が掛かる割に バットはあっけないっつー。。。
水分と油分を飛ばす っつー焼き入れ本来の目的なら180℃10分で充分なんだろうけど ストローブランクより返りを早くしたい
いわゆる反発力を増したい っつー事で200-180℃で30分 焼く事にしてるんっすわ
で、先日荒削りが終わった the ‘Bloody Mary’ スピニング とともに焼き入れなんっすね。
今回は200-180℃ で30分っつー焼き入れ時間で
ストローブランクよりカリッカリに仕上げる予定ですわ。
コレが実際に 見た目でも前沢工房時代と違って仕上がるワケでして
バインディングを施すと ギロッポン辺りでクリスマスに売ってるお菓子的なイキフンが… チョコ味ね
コレが 焦げるの炭になるの覚悟で 焼いてみる
現在ラクマに出品している 前沢工房時代のthe ‘Mk. 1’ は焼き方自体はストローブランクに近い焼き時間で
外はカリカリ中はふわっと… っつーメロンパンなんかのお菓子的なアプローチなんっすけど
今回は芯まで火を通したバージョンを作ってみようかと。
なにせ試し焼きでピシッとした返りが 気持ち良かったモンっすから
30分焼きを入れると節の所にほんのり白いのが残るかな? 程度の淡色が残るんっすけど スクレッピングを施すと
全体が大体こんな感じになる予定 果たしてフレーミングの意味があるのかな? 装飾目的以外では
反面前沢工房時代の『ハニーブロンド』っつー 縞っシマのブランクは期待できないんっすよ。
なにせ中まで良く焼くから 削って中が露出した節部分まで外とほぼ同じ色になるから
なんだったらフレーミングまで省略しちゃおうか とか考えてるほどなんっすよ。
それもこれも よりドライフライを打ち込みやすくするためなんっすね。
さて焼き上がりました 結果やいかに…
次回へ続く
実際 焼き方やフレーミング処理については今度のブランクの完成次第ですわ。
余りに反発力があり過ぎると弾かれる竿になるし 高温で焼くと炭になるリスクが高まるし
で ひょっとしたら幻のトランジション(過渡期)・モデルとなるかもしれません。
佐々中様行予定の the ‘Bloody Mary’ はプロトタイプだから幻 確定だけどね?
多分スピニングは 返りが強いほうが扱いやすいと思うんだよね。
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