2017年12月11日
A565:今度は the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE を作ってます
どうも、モッズおじさんです。
いやマジで ただ投げて巻くしか能のない釣り って事は他にやりようがない 小手先のギミックが通用しねえ って事なんだけど
そこの難しさが分かって初めて ルアーの本当の楽しさってのが分かって来るんっすよね
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールーム開けて 明日も同じ時間で開ける予定です。
さて… そう言えば北東北に引っ越してから リアルで知的で高尚な話をしてねえなぁ。。。
と一抹の寂しさを感じる今日この頃 それは「ないものねだり」と諦めて
知的で高尚な釣りとは真逆の「ただ投げて巻けば釣れる」のトラウトルアーロッドにトップガイドを仕込んで…
グリップは工房内テスト用で実際の完成品とは異なります… 待望の2ピース 4ft6in の渓流ルアーロッドil ‘Quadorifoglio’
トップガイドはもちろんTORZITE ガイドはチタンフレームSiCっつー完全エキスパート仕様です
いやマジで この毛馬内界隈ではヤマメイワナ程度はアホみたいに何も考えず なんにも考えずに
ただ投げて巻けば勝手に釣れちゃうんっすよ サカナが向こうからやってくるっつー。
っつー事で釣り人の技量が何気に問われる the ‘Misty Mountain Hop’ の実質的な代替バージョン
il ‘Quadorifoglio’ のブランクから1本 トップガイドを装填してロッドとして仕上げる準備を始めましたよ。
前回作製した the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE はほぼ瞬殺で売れちゃいました 反発力を重視したケーンの the ‘Mk. 1’ よりマイルドな
より汎用性の高いロッドですね
待望の2ピースだけど 毛馬内周辺の「サカナに釣らせてもらってる」状態のフィッシャーマンには
このF1 までは行かないけどF3エンジンみたいなブランクのロッドを 扱いこなせるかな?
と軽い挑発を入れた所で ドライフライジャンキー入門機的な the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の
生産開始のお知らせです。
正確な60度を出した真竹ピースは173g… 例によって10%以上の減量を目指して焼き入れを行います
表皮は汚いけど 中は奇麗な真竹でした
なにせ勝手にサカナが食ってきてくれる豊か過ぎるフィールド用 ではなくて貴重なヒットを確実に獲る
で設計してるロッドっすから POLANO のロッドは。
っつーロッド自慢とフィールド自慢を噛ませつつ 正確な60度に切り出した真竹ピースは
トータルで173g… 最低でも10%の減量が欲しいから 155g を目指します。
150℃前後でじっくり1時間焼き入れを行いまして 量ってみるとトータル154g およそ11%の減量成功です
2top なんで 3本のセクションがあるんっすね
っつー事で焼く事1時間 トータルで154g… 順調に出たんで このまま1昼夜掛けて余熱を冷まします。
で 本来なら焼き入れはラフプレーニングの後 なんっすけど このままファイナルプレーンに持っていく
っつーPOLANO簡易製法を試してみるんっすね。
ただしスクレッピングはミーリングマシンを通さずに ハンドスクレッピングっすわ。
前回と違って 簡易製法を取り入れているのでラフプレーンは割愛 生産効率を優先させたモデルになります フィニッシュも柿渋で
完成までの足が速いのが POLANO の廉価版の特徴なんです
以前納品した β10001 は上級機種と同じ作り方でお得感満載だったワケっすけど
生産効率の高さ 完成までの足の速さがこのロッドの売り なんっすね。
っつー事で本日はなんだかんだ言って the ‘Mk. 1’ ファミリーの作製に明け暮れたワケで
今年中にラクマに新作として展示販売できそうですね。
なんだかんだ言って the ‘Mk. 1’ のAction が POLANO の看板Actionっすからね。