2017年12月10日
A564:在庫分ブランク 完成しました
どうも、モッズおじさんです。
通常のFFロッドの1セクション分のピースで1本分のロッドに削り出す the ‘Shamrock’ はこうやって展示保管します
状況に応じてロッドに組み上げるって寸法です
今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日シフトで開ける予定です。
さて POLANO 版簡易製法の the ‘Shamrock’ とルアーロッドの il ‘Quadorifoglio’ ブランク 完成しました。
なにせ5.3ftと4.6ftのショートロッドは 通常のFFロッドのワンセクション分で作れるから
生産効率が非常に高いんっすね 漆さえ確保されてれば。
こちらはルアーロッド用の il ‘Quadorifoglio’ 用ブランクで 同様に在庫を展示保管します コレがワンピースロッドだと
思われるでしょうが テーパーは2ピース用で削り出してるんっすね♪
つまり2pcs 2top の the ‘Mk. 1’ 1本作る手間で3本の the ‘Shamrock’ か il ‘Quadorifoglio’ が出来ちゃう
っつー夢のような簡易製法で だったらこの製法だけで作ればいいのに
。。。と お考えになる皆さんも多い事でしょうが 実はこの製法 当然ながらデメリットもある。
ひとつは2ピースデータをまずワンピースとして削り出してからの
漆塗りまで終わったら 出来る限り薄い刃のノコギリでカットします 簡易製法なだけにやたら乱暴な2ピース化ですが
コレがPOLANO簡易製法のデメリットなんっすね
指定個所でカット… ってのが結構問題になって来るんっすね。
通常の製法でもPOLANO では捨て代を敢えて作るんで 常にカットしているんっすけど
ロッドレングスを合わせるために ノコギリの刃の幅を考慮して切っているんっすね… 基本です。
ところがこの製法だとこのノコギリの切り捨て幅が調整できないから
間違ってただの2ピースに切っちゃったブランク… 切るトコ間違えちゃうと1本丸々ボツになるっつーオソロシイ現実が
個人所有機で良かったぁ
仕上がりはわずかに短くなる… 刃の幅は0.5mm前後なんだけどね?
そして… 今回はカットする位置を間違えて1本オフセットになるはずなのに
ただの2ピースになっちゃったんだぜぇ~ワイルドだろぉぉお?(古)
最後の最後でこの失敗は どう頑張ってもリカバリーできないのも この簡易製法のデメリットっすね。
まずは the ‘Shamrock’ のブランクを1本 オフセットでカットして ブラスフェルールを装着します 接着剤乾くまで待機
まずはこの市販用 the ‘Shamrock’ を1本 完成させますわ
あとは il ‘Quadorifoglio’ と the ‘Shamrock’ のフェルールとその他パーツを取り寄せる必要があるんっすけど
さすが FFロッドの工房 the ‘Shamrock’ のパーツは大体揃ってました。
っつー事で 本日は the ‘Shamrock’ のブランクにブラスフェルールを装填してみました
どうやら the ‘Shamrock’ は1本完成させられそうです。
グリップは the ‘Misty Mountain’ のモノを流用する予定です。