2017年12月23日
A572:今年も門松を 作る時期になりました
どうも、モッズおじさんです。
昨日仕入れた門松用真竹っすけど 煤竹?っつー位に真っ黒です 大館の竹材店さんは今後磨く機械を導入する予定だそうですが
表面が真っ黒なだけに格安… 今時の都会の女子高生の次位に買い物上手な買い方ですね
さぁて本日は ネタにすると意外と食いつく人が多い 門松 の準備っすよ。
今年は大館市内にある佐藤竹材店さんで仕入れた青竹 なんっすけど
岩手県だとなんと! 平泉にしか竹材店がない(製材所が竹も扱う は除く)んっすね。。。
っつー事で 一般的にはホームセンター的な所で安っぽい樹脂製人工竹のを購入するか
今回の秘密兵器は 昔ながらの亀の子たわし… 西日本ではスチールたわしでこそぎ落としてクリア塗料を塗るっつー
乱暴なやり方で品出しする所もありますが POLANOでは東日本らしい 素材を引き出すやり方なんっすね
楽天的なネットショップで取寄せるしかないんっすね。
でも実は自作したほうが安上がりだし お父さんの威厳ってのが完全に絶滅している昨今
子供らと一緒に門松を自作したほうが飾付とか楽しいし 近所にまとまった家族アピールできるし
っつー事で今年もPOLANO では自作 やります。
まずは表面を水で濡らします より強烈に落とすならアルカリイオン水を掛けるともっと効果的 なんっすけど汚れは基本泥
なんで泥の特性も利用して 敢えて真水で汚れをふやかします
で 今年は竹材店でセレクトした6寸程度の太さの竹なんっすけど 竹の表面は黒ずんでます。
コレは研磨前の奴で こちらの竹材店さんはたいていが秋の稲刈りで天日干しの竿用の需要が大半
その辺さすが米所の秋田県 なんっすけど それだけに格安で手に入るんっすよ。
この黒ずみは自生していた時に自然に竹に付着した泥 なんで
磨く時は1発で決めようとせず 6割くらいの力で何度も磨く… 竹の繊維に沿って磨いたら円を描くように磨いてまた繊維に沿って
磨いたらウェスで拭き取る を繰り返すんっすね
水で濡らして1分ほど寝かせて からの亀の子たわしでガシガシ磨くとものの見事にキレイになる
。。。磨くのは POLANO のメイン業務のひとつなんで ちょろいモンっすよ
本日は 気温が+5℃まで上昇した暖かい陽気 なんで今日中にガッツリ汚れを落とします。
左右3本ずつ 計6本を亀の子たわしでガシガシ磨きまして
汚れが拭き取れたら表面が乾くまで放置 からの乾拭きで磨き上げるとそれだけで青竹が輝くんっすよ 元々泥は洗浄効果があって
細かい粒子は研磨材の代わりになるんで 乾かして研磨材にしちゃう… 子供に話したいウンチク
水分を拭き取って乾かして からの乾拭き で見事に輝き出します。
ココ毛馬内では真竹や孟宗竹は自生の北限を超えているんで竹購入 ですが
孟宗竹でも充分門松が作れて 同じように亀の子たわしでガシガシ からの乾拭き で輝くんっすね。
奥州市辺りでは孟宗竹がごちゃまんと自生してるから 結構立派なのが安く作れると思うんだけど
磨くのに 確実に半日持っていかれますけど ね。