2018年12月09日

A777:ご先祖様の守護星を 充てました



どうも、モッズおじさんです。


正午になって 降って来たなぁ っつってたらみるみる景色が白くなって… 今年の初冠雪です
いよいよこういう季節になりました






今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日も同じ時間で開ける予定です。

今週は雪除けをセッティングして翌々日には雪 で積雪 っつー展開でしたが

シーズン初めの雪は重たいから なんかヤなんっすね。

っつー事で 雪かきダイエットの季節がやって来た毛馬内ですが



『融雪プロテクター』って商品名みたいです 昨シーズンはこれのお陰で大助かりな経験値から 今年もコレをセットアップしました
ウチは井戸水なんでまず問題なし ですが 皆様の住環境では歩道が凍る とか色々確認してから設置シクヨロです


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

大研 家庭用融雪プロテクタ5M両面穴 KUP05W
価格:5661円(税込、送料無料) (2018/12/8時点)




土曜日はとうとう最高気温が0度を超えなかった で安比クオリティ/ ニセコの次位の良質の雪

で 雪を掻くんじゃなくて『掃く』が基本なんっすけどね?

っつー事で 雪かきとか 雪慣れのために色々やるんで時間を割きつつ

ケーンピースをあれこれと振り分けまして



ブログの更新停めて ケーンピースを選別して で3モデル分の節ずらしを終わらせました なかなか曲者がいたものですから
っつー事で 今回はやたらと 3ピースづいてます


A777:ご先祖様の守護星を 充てました



コレが意外と手間が掛かる作業でして… いつもはサラッと サッラァー…っと流して紹介

なんっすけど 本日はチョイと突っ込んだ紹介をしときますわ。

今回振り分けているのは the ‘Mk. 1’ の良く焼きトンキンケーンピースと the ‘MOD’ 用の3ピースの奴

それに the ‘DEER HORN’ PROJECT DT6 の3ピース改良版 の3タイプなんっすよ。



1~6まで振り分けたケーンピースを2inchずつずらして 1-5-3-6-2-4 の順に並び替えて組み上げるのがギャリソン・ノード
完全に節が分散するから 最も強度が得られる っつー発想ですね






前にも紹介しましたが 竹の節は強度が弱い所 と

6角バンブーロッド界では定義してて ずらす事でウィークポイントを分散させる って発想なんっすよ。

で、今では最もポピュラーなギャリソン・ノードは 2inch ずつ節をずらして

E-Garrison が提唱した 1-5-3-6-2-4 の順で並び替えて纏めるんですね。



1-4:2-5:3-6 で組み合わせたケーンピースをそれぞれ2inch以上ずらして 再度1-6の順で並べ直してから組み上げるのが
ツースタックっつーずらし方 UK伝統のずらし方その2 なんです






POLANO では the ‘Mk. 1’/ the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE に the ‘Mk. 5’ で採用しているんです。

で、たいていは スリー・スタック っつー UK では伝統的な節ずらしを行ってるんっすけど

今回 the ‘DEER HORN’ Project DT6 で ギャリソン・ノードを久々に追加採用したんっすよ。

お陰様で the ‘MOD’ で使用している3ピース用ケーンピースが使えなくて



スリーピースのメリットは何と言ってもコンパクトな仕舞寸法で 持ち運びはもちろん 修理の際に掛かる往復の送料も安くなる
反面 デメリットはフェルールの重さを考慮してブランクを作らないとただのバカロッドになるって…






2ピース用のケーンピースから3ピースを作製する… 半分くらいは捨てる事になるけど

っつー贅沢な事を実現してるんっすね。。。当然 販売価格は高くなるけど シクヨロです。

そして the ‘MOD’ は 伝統のスリー・スタック… ではなくて ツー・スタックっつー

やっぱ UK伝統のずらし方で節をずらす事にしました。



以前も紹介しましたが ギャリソン・ノードとスリー・スタックそれにツー・スタックは こうやってずらして合わせるんです
POLANO のロッドは その節を熱して潰して 圧縮してるんで強度は稼げてると思うんっすけどね






ツー・スタックは 以前 il ‘LOTO’ で採用したんっすけど il ‘LOTO’ 自体 Action が気に入らなくてボツ

で ツースタックも自動で消滅 だったのがここに来て復活。。。

元々 POLANO では UK伝統の『節を熱して潰す』で節の繊維を圧縮する事で

強度の補強を図ってるんで 強度はそれなりなんっすよね。



DT6 ブランクはギャリソン・ノードで組む事にしました Action としては元々British Action なんでスリースタックが妥当
なんだろうけど 少々USアクションに寄せたブランクなので USの要素を入れとこうか と






で 最近POLANO では結構3ピースづいているんだけどね?

っつー事で the ‘DEER HORN’ Project としていた この湖沼本流用ロッドの名前を

the ‘PLOUGH’(プラウ) とさせて頂きます。

イギリス英語で『北斗七星』の事ですね?



plough 若しくは plow とは 田起こしなんかで使う牛やトラクターで引くでっかい爪がいくつも付いた耕起農具の事
見た目が似てるからでこの名が付いたらしいっす 個人的にはご先祖様と深い因縁がある星座でして






キャスティング重視のロッドだから 飛行機とか天空に関係ある単語がイイなぁと思ってたら

東北や北海道とか北国では『北斗七星』は象徴的な存在だし

何より俺の遠いご先祖様の 平将門公の守護星が『北斗七星』なワケで 星のひとつが黒馬なワケで

。。。アメリカ英語だと Big Dripper っつーダッセエ言い回しなんで パス。



直訳すると でっかい柄杓 だからね?


 



同じカテゴリー(工房の話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 00:32 │Comments(0)工房の話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。