2017年09月26日

A499:今日はFFロッドに 着手しました



どうも、モッズおじさんです。


先日振り分けまで済ませたケーンピースの the ‘MOD’ 分の節ずらし作業に入ります なにせ3ピースなんでこの作業もひと組多い
当たり前なんだけどね?






さてさて。。。先日割ったケーンピースっすけど 本日節ずらしを行いました。

コレがブランクの特性に意外と影響を及ぼす個所で

ずらし方次第で特性がちょっと変わって来るんっすよ。

っつーのも ケーンってのは便宜上「バンブー」っつってるけど 実は葦に近い植物で



節は弱い… ってのがケーンの『常識』なんっすけど 真竹はその逆だけどね? で結局反発力にムラが出来るから分散させる と
POLANO のUKアクションロッドは一律に スリースタックなんだよね






節の辺りはリアルにスッカスカ… ウチではスッカスカをどうにかするために熱してから圧縮

をやってるけど それでも本筋と比べると若干でも反発力は落ちている筈

っつー事で弱い個所を1点に集中させずに分散させる作業 なんっすね。

一般的にはややこしいけど完全に節を分散できる でギャリソンノード が採用されるんっすけど



the ‘CROSSROAD’ では節間を2インチでずらしますが それ以外は隣の節と節の中間に節を持ってきます 今回は中間置きなんで
カットするケーンピースもチョイ長め ギャリソンノード程 捨てないけどね?






今回着手しているのは the ‘MOD’ … POLANO 渓流4部作の最上位機種 でスローバック

つまり返りが遅いブランクを目指すんで 敢えてスリースタックっつー分散方法をやるんっすよ。

コレは既に the ‘B-Type’ と the ‘CROSSROAD’ で採用してて 泣きのスローバックは立証済み

っつっても POLANO のロッドはフィニッシュが薄いから 意外とグラファイトのスローバックみたいなんだけどね?



代表的な節ずらしはギャリソンノード・スリースタックそれにツースタックの3種 そこまで効果があるかは未知数だけど
意外とロッドアクションに影響を与えてるのは確か






一応確認ですが、ギャリソンノードとスリースタックそれにツースタックってのが

代表的な節ずらしの技法にあるんっすけど スリースタックは捨てる部分が少ない

コレが ケチ もったいない精神が旺盛なおいらにとっては嬉しい。

実際ギャリソンノードは ウチでは the ‘Mk. 1’ と the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE だけなんだよね。



今日は the ‘MOD’ プロトと市販モデル分の節ずらしを完了しました お気づきの方もいるんじゃないかと思いますが 先端もカットする
で 再度RGBとナンバリング しときました


A499:今日はFFロッドに 着手しました



っつー事で 本日は the ‘MOD’ 用のケーンピースの節ずらしを完了させました。

もっともストローブランクだと 節ってびっくりする位目立たないんだけど…

あとは 展示/試投用の the ‘Misty Mountain Hop’ と il ‘LOTO’ 通称『ロータス』の

スレッドに漆塗りを開始しましたが コレは個人的な奴なんで 割愛。



明日も『節ずらし』の作業を続けます。


 



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Posted by モッズおじさん  at 22:30 │Comments(0)工房の話

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