2017年08月28日
A467:いよいよ 毛馬内工房デザインのロッド 完成直前です
どうも、モッズおじさんです。
おなじみになってきた ‘仮組’ 状態の the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE です スレッドの漆塗りが仕上げ塗りを残すだけになったんで公開です
the ‘Mk. 1’ と比べると ブランクが明るい色味であるのが すぐ分かりますね?
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
っつー事で 本日は久々に the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の姿をご覧頂きましょっかね。。。
もちろんまだ完成していません が、スレッド漆塗りも最終段階 あとは仕上げ塗りを入れるのみ
で ほぼ製品状態なんで まずは日置江でご覧頂いて…
スレッドは浄法寺産の生漆を塗り重ねています the ‘Mk. 1’ はもっと高級な浄法寺産の素黒目漆を使用して差を付けています
もっとも生漆の中でも最上級品を使用しているんで それだけで十分贅沢なんっすけどね?
スレッドの色は黒… ではなくて生漆そのものの色で 時間が経過すると飴色に褪色します。
漆のスレッド留めは刷毛で根気よく 何度も塗り重ねて『砥ぎ』を入れるんっすね
と口で言うと簡単だけど フラットになるまで塗りと砥ぎを入れる技術と 見極める眼力が求められる
実は ロッドビルディングで一番難しい個所なんっすね。
独特の POLANO式ワインディングチェックに漆を施さないのが廉価版の証 なんっすけど安物に見せないデザインも工夫してます
漆の色味が褪色したら 全てのフット部分が透けて見えるんっすね
もちろんエポキシ塗料ならもっと楽だけど。
POLANO ではブランクのアクションに影響を与えたくない で出来る限り薄く仕上げてるんで
廉価版でも徹底的に砥ぎを入れ込むんっすよ。
ホントは5万円台… いや7万円台で売りたい位の作業でして。
今回は黒のブラスフェルールを採用しましたが 生産終了品なので販売店の在庫が終わり次第ニッケルメッキに変更していきます
っつー事で 塗料がすぐ落ちる黒のブラスフェルールは 初期ロットの特徴になりそうです
もちろん予告した通り the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE は工房手渡し価格で¥35.000~38.000- で出すつもりですけどね。
フェルールはブラス製で グリップのコルクはFLOR グレードで 結構廉価。
とはいえ他では絶対売ってない(2017.08.28現在)柿渋塗りの真竹竿 ってのは
実はベテランばかりじゃなくて 初心者にも扱いやすい しなやかなロッドに仕上がってるんっすよ。
明日には ラクマに「予約/問い合わせ」専用ページを立ち上げます。
タグ :工房お知らせ平日は 12:00~19:00blanks βthe Mk 1 - SPITFIREthe Mk. 1 よりひとつ足りない… ガイドが安物を安物と思わせない竿自慢できる廉価版もっと高く売ってもイイんだけどね?
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