2017年07月17日

A429:前代未聞の柿渋塗りフィニッシュ



どうも、モッズおじさんです。


何気にPOLANO の美意識をギュッ!と詰めた the ‘Mk. 1’ はα10006 からコレが標準仕様になります 自信はあるけど理解されるか
不安は常にあるモンっすけど ほぼ瞬殺でご予約いただきました ありがとうございます





今日は祝日なんで 10:00~20:00 でショールーム開けときました。

ついでに言えば昨日は日曜日なんで やっぱ10:00~20:00 で開けてたんだけどね?

さて… 先日ラクマに the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 の予約/ 問い合わせページをUPしたら

早速ご予約いただきました… リアルに ありがとうございます。



もちろんシールパイプも漆塗り イタヤカエデを削り出したクラシックなキャップポケット&リングは 実は現行標準の細身の奴で
60年代以前のHardy 等は装着できません 悪しからず





結構瞬殺的に決断して頂いて the ‘Mk. 1’ シリアル# α10006 は売約が付きましたが

#α10007以降の作製も予定していますので ご予約はもちろん 問い合わせのコメントも

引き続きラクマの予約/ 問い合わせページに シクヨロです。

っつー事で売約が付いた the ‘Mk. 1’ #α10006 は最後のひと筆を入れて 漆室で固着中です。



今日は固着待ち で久々に愛車の洗車をしてたんっすけど 北の空にやたらデカい入道雲が… 雷鳴ってたから あれ?だったんっすけど
やっぱ小坂は雨だった 記録的短時間大雨情報が発表されてました





じゃあ。。。どうせ客来ねえし 今日は天気がイイから川にでも行ってヤマメ釣って来るかな?

と0.3秒ほど思ったんっすけど 昨日は鹿角市内も大雨警報が出て

今日は上流の隣町・小坂町で記録的短時間大雨情報が発表されたんっすね。

そういえばこの時間 北から雷が聞こえてたな。。。



塗りが気に入らない+接着剤足りなくて割れた でリカバリーした the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の塗り上げが完了しました
コレも漆芸の世界では堂々と『漆塗り』となるんっすけど 敢えて柿渋を推したい





こりゃ米代川でも大湯川合流から下流では急激に水量が増して大変だったろうに。。。鮎の人ばっかだけどね?

っつー事で本日は とうとうリカバリーで再塗装を施してた the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE の塗装が完了です。

漆をフィニッシュに使ってるから堂々と『漆塗り』と言えるんっすけど

POLANO としては 「柿渋塗りの 漆コーティング」的に推したいんっすね♪



ストローフィニッシュで仕上げてるんで ややゴールドっぽい仕上がりになるんっすね 柿渋も塗り過ぎると茶色が強くなるんで
被膜強度と外観のバランスが難しいんっすよ実は


A429:前代未聞の柿渋塗りフィニッシュ



あくまで漆は 水溶性の柿渋を保護するために塗ったってのを推したいんっすね…このメンドクセエ能書き並べるのも POLANO なんっすね。

柿渋塗り漆コーティングの特徴は なんっつっても色味が薄い

透明度が高い浄法寺産の生漆を使っても どうしても漆色っつー琥珀若しくは飴色ってのは出るんだけど

結果、柿渋塗り漆コーティングが一番漆色が抑えられるんっすね。



下地から漆の the ‘B-Type’ と比べると… ケーンとの比較ってのもあるんだけど 明らかに真竹+柿渋のほうが色味が薄いっすね
実際こういうフィニッシュを施したロッドは 今の所 POLANO だけ





ストローフィニッシュで仕上げると これまたイイ感じに仕上がるんっすね♪

オマケに the ‘Mk. 1’ – SPITFIRE は真竹のブランクなんっすね。

実際渓流用FFロッドは 真竹で作るっつー工房がやたら多くなったんで

コレ位振り切った事しないと 誰も見てくんないからね?



相当ネイキッド(何も塗らない)・ブランクに近いアクションっすよ。


 



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Posted by モッズおじさん  at 22:30 │Comments(0)工房の話

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