2017年05月28日

A380:ちゃっかりプロトタイプも兼ねるんだけどね?



どうも、モッズおじさんです。


本日 製作中の the ‘CROSSROAD’ のガイド位置を決めました 流れで the ‘B-Type’ もガイド位置を決めて 組み上げも最終段階
特に the ‘CROSSROAD’ は今年の毛馬内周辺ではイチ押しにすべきロッドなんだろうけど…





今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。

さて今年に入って とうとう熊が強盗を捕まえる っつー末期な事件まで起こってしまってる

熊騒動に POLANO の提案… 本流で釣りしましょ に説得力が増してるワケっすけど

POLANO では基本 PEZON Ritz Fario Club をFFロッドで採用するのは見送ってるんっすよ。



Fario Club を避けてきた本当の理由は… そこら辺で作られててもはや代わり映えしないブランクだから っつーのが大きいんっすよ
名竿なだけに 模範とされすぎて もはや珍しくもないっつー… 「宿命」っすね





いや前にも触れた通り パラボリック っつーと投げ辛いイメージがあったけど投げやすい

で採用しても良さそうなモンだけど… FFでは採用しないんっすね。

っつーのも 中小規模の本流ウェット っつったら猫も杓子も Fario Club ベースのロッド作ってて

言ってみりゃ手垢にまみれた「隣の空き地に囲いが出来たってね…へえ」位にベタな奴なんっすよ。



実際French の枠を飛び越えて FARLOW やSHAPES っつーUK のメーカーも こぞってPEZON のブランクを採用してたんっすよ
French Action はScotlandスタイルと通じるものがあって 既に広く使われてたんっすよ





実際POLANO からそう遠くない八戸の工房でも「ウェット・ロッドです!」っつって堂々と売ってるし。

だから十和田湖ギリーさんに提案する時は悩んだんっすよ… あまりにベタ過ぎて。

でも個人的には1本は組んでみたい代物なんで 真竹で組むことにしました。

もちろんコレは One Off なんで 完全受注生産って事で シクヨロです。



POLANO らしさだけを言えば この the ‘CROSSROAD’ のブランクをデチューンすればいいじゃない と言われるかもしれないけど
コレはコレで 実は結構な予算が要求される代物なんで どうなのかな?予算的に… なんっすよ


A380:ちゃっかりプロトタイプも兼ねるんだけどね?



いや現在製作中の the ‘CROSSROAD’ は リアルにウェット・ロッドの理想形を詰め込んで

トルクフルで 追従性が良くて しなやか なんだけど… 重いっつー。。。

とてもウェット初心者が使う代物じゃない 下手すりゃベテランでも涙目になる奴で

コレ勧めたらスパルタ式教育法を通り越して「虐待」です。



Fario Club は8ft6in なんで規模の大きな川だとチョイ太刀打ちが出来ない けどこの辺だと大館より下流で要求される話で
鹿角市内ならむしろ取り回しがイイかと… この『継ぎ』にも POLANO としては用があるんだよ ねぇ…





なにせバット対面幅はDT5なのに たいていのDT7~8で標準よりチョイ太いサイズだからね?

っつー事で十和田湖ギリーさんにはもっとアテナイ式教育法で 楽しんでもらおう、と。

予算的にもFario Club ベースのほうが安く仕上がるし

。。。どうよ?この常連さん思いの生き仏のような配慮。



もっとも 本流向けルアーロッドでは正式採用するんだけどね?


 



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Posted by モッズおじさん  at 19:09 │Comments(0)工房の話

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