2017年04月22日

A353:さらにケーンを取り寄せるので



どうも、モッズおじさんです。


神田明神からスカイツリーが見えるんっすね 距離から考えると見えて当然なんだけど この辺は基本高いビルばかりなんで
見えるとやっぱ チョイ感動しますね





今日は土曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやってます。

っつー事で ひと足早く春というより初夏を楽しんできたワケっすけど

現実に目ぇ向けると… 規格外で弾いた the ‘Mk. 1’ ブランクをどうするか問題

こういうのが出るとどうした事か必ずひとりやふたり『くれ』っつー奴が出て来るんっすけど



色々と『苦難』を乗り越えた the ‘Mk. 1’ 用ブランクは 規格が合わないんでボツ… とはいえ渓流FFロッドとしては充分使える
っつー事で One Off のロッド として作製を続けます 完成は遅れるけどね?





タダではやらない。

そりゃ指切って ヒモ医者に邪魔されで を乗り越えて作ってんだから あたぼうよ

なんっすけど。。。実際先調子寄りのロッドに仕上がるんで One Off

POLANO 工房内コードネーム the ‘Bloody Mary’ として作製を 継続します。



前回取り寄せておいたトンキンケーンも 残りあとひと組… コレをどういう風に料理しようか であれこれ考えてたんっすけど
結局 the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 を作り直す事にしますわ 色々ケチ付いちゃったから リセットです





完成は 少々遅れますけどね?

っつー事で 当工房に残ったひと組のトンキンケーンっすけど いよいよコイツに竹割を入れていきます。

当然この振り方だから the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 用に決まってるんっすけど

前にも申し上げた通り the ‘Mk. 1’ はブロンド・ブランクなんで



前回は24本に割って ギャリソンノードで節ずらしを済ませてからのフレーミング処理 だったんだよね コレだと焼きムラも激しく
火加減を間違えると炭化しやすい っつー事で基本 竹割の前にフレーミング処理を施そう と





フレームド処理を行います。

前回は24枚に割ってから焼き入れを行ったんで 作製上結構な不具合が生じたんっすけど

今回からは1本丸々フレームド処理を行っちゃうんっすね。

こういう時に 十和田湖ギリーさんが遊びに来てくれると嬉しかったんっすけど



雪が完全に溶けたんで 玄関先で作業が出来るようになりました 前回は雪と寒さで 屋内でやったんっすけどとにかく竹酢と
竹焼き臭が… 蒸せるっつー… 外なら安心ですね


A353:さらにケーンを取り寄せるので



このフレームド処理の作業も 傍から眺めてると結構面白いんじゃないか…と。

色々な焼き方があって 日本の竹処理の場合はもっと繊細な作業なんっすけど

スプリット・ケーンロッドの場合は単に『焦がす』っつー作業 みたいっすよ。

コレが焦げると美味しそうなオイニーが漂って。。。



生結構キレイに焼き上がります ただし 焼いて竹の油を飛ばすんでしなやかさが失われて 割目が広がっちゃうんっすね
コレは6分割の竹割器じゃなくて ナタで6分割する が基本動作になりそうです





猫とかウロウロしてたら 寄って来るんじゃね?

っつー事で POLANO では「良く焼き」を目指してるんで結構な焼き入れを

目安として表皮が立ち上がって白く焼き切れる で1本丸々焼くんっすわ。

前回ほど黒々と焼けるかっつーと そうでもないとは思うんっすけど



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っつー事で 1本表面を真っ黒に焼いたら ウェスで乾拭きして 完了です。

続いてもう1セクション… と思ってたらガスが切れちゃった。。。

だからギリーさんに来て欲しかった コメリまで足になってもらいたかったから

っつー程 都合良く事が運ぶワケもなく 本日の焼き入れは一旦終了です。



とりあえず 第2ロットのスタートだったりします。


 



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Posted by モッズおじさん  at 18:47 │Comments(0)工房の話

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