2017年04月19日
A350:頑固なおじさん 降臨
どうも、モッズおじさんです。
この人 ワールドビジネスサテライトのメインキャスターです
ぶちかましてます
今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやってます。
さてPOLANO は 海外を合わせるとなんだかんだで10社程度のパーツ販売業者と関わってるんっすけど
ようやく今回のロットで取り寄せるパーツの選定が纏まりました。
で、結構溜めて来たんで そろそろラッケンロー!!!的にオーダー掛けようと思ったんっすけど
前沢工房時代のthe ‘Mk. 1’ と並べて… 純粋なバージョンアップでこの春華々しくリリース の予定だったんっすけど
どうも引っかかる… もちろん黙ってりゃあ誰にも分からない話なんっすけど
どうも。。。the ‘Mk. 1’ が。。。どうも このver.毛馬内が。。。硬い。。。硬すぎる。
特にティップが硬すぎるような気がしてならない。。。
確かに焼き入れがガッツリ ってのもあるし 良く焼きフレームド ってのもあるから硬いんだけど
ガイド買うんで必要だから で最終的にティップ対面幅を確認したら やっぱ明らかに太いんっすよ。
前沢工房時代のロッドと比べると おんなじモノ作ったはずなのに 何故かver.毛馬内のほうが太い 多少の誤差なら許容範囲
とは言うけど ココまで太さが違うと ズバリ 別物です
ズバリ言ってしまうと the ‘Mk. 1’ のティップ対面幅はmm に換算しておよそ1.6mm
なのに現在作製が完了しているのは2.0mmっつー。。。0.4mmも違うじゃねえかよ。
なるほどフルハンドメイドのブランクでは データと多少の誤差が 実は出る
けど許容範囲は対面幅で0.1mm未満なんっすよね。
正確なベントカーブを引き出して ガイド位置を決定するための工具(自作)に前沢工房時代のティップを固定して計測すると
ティップが結構な角度で食い込んでいく… コレが the ‘Mk. 1’ のキモ なんっすね
それもフィニッシュ前の最終研磨でかなり調整が出来るんで アクションそのものに影響はないワケで
実際他のブランク達は軒並み『合格』で 何の問題もなかったワケっすけど
どうした事か the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 だけは規格と違うモノが出来上がっちゃったんっすわ。
もちろん黙ってればバレないし 実釣で釣れない事はない けど。。。
こちらはver.毛馬内を固定して同じ条件で測定したもの ティップの入り方が浅くて 太い分硬くなっているのが分かりますね
もちろんロッドとしては充分使えますが the ‘Mk. 1’ の冠を付けるワケにはいかない…
どうにもこうにも ティップは散々削り直して 挙句間違えて別のロッドの規格でカットした
コレだけケチが付いたブランクは 放棄したほうが良さそうっすね。
っつー事で the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内は 第2ロットに延期します。
期待して待っている方がいたら 申し訳ありませんがもう1か月強 お待ちください。
。。。こういう所が 頑固 なんっすね。
タグ :工房お知らせ平日は 12:00~19:00Blanks αthe Mk 1ココに来て 失敗を発見後日 One Off ロッドとして販売予定the Mk 1 はもう少々お待ち下さい大江麻理子を知らない 東北の悲劇
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