2017年03月25日
A327:ファイナルプレーン 完了です
どうも、モッズおじさんです。
冬は意外と熱が溜まる ショーケースの隅のほうに吊るし金具があったんで これ幸いとブランクを接着するスペースにしました
実はもう振り回せる位に固着してるんっすけど もう一昼夜 吊るしときます
昨日も今日も 12:00~19:00 のショールーム開けてる時間に 更新できませんでしたね。
さて昨日は 電撃で吊るしてるストローブランク3種の接着剤固着待ち
… 直で当てると変形しちゃうから 囲炉裏からチョイ離れた所 ストーブもチョイ離れた所に吊るして
待ってる。。。で終わるワケじゃあ ないんだよね。
だから昨日今日はお休み… ではなくて the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 のファイナルプレーンまでを終わらせました 激渋です
スクレッピングで茶色が目立って出来上がりましたが それでも黒い
接着剤の固着を待ってる間にPOLANO の基軸・ the ‘Mk. 1’ ver.毛馬内 のブランクのファイナルプレーンを やったんだよね。
例の 松崎しげるの次位に黒いブランクに スクレッピングを施すとどうなるのか
… 結論を言っちゃうと 未熟なせいなのか 表面の焼きムラはあるんっすけど
コレがまたイイ感じのコントラストを醸し出してまして
当然ですが 前沢工房時代のとおんなじ寸法 おんなじテーパーデザインのブランクです おそらくもっとファストバックになってる
計算なんっすけど それは接着後に判明します
当然ですが ブランクの規格は前沢工房時代の the ‘Mk. 1’ とおんなじ
スクレッピングで松崎しげるが「負けた」っつった さまぁ~ず三村さんに肉薄する黒は薄まりましたが
それでも通常の焼き入れより黒い。
コレに浄法寺漆で仕上げたら。。。
どうした事か このピース箇所だけ計3回削り直し 最終的には30分焼き入れサンプルのピースを緊急で充当 で完了
どうやら節の潰しが足りなかったようで
と まるっきり順調 順風満帆かっつったらそうでもなくて 昨日2ティップのうちピース1本が
先端の節の所でプレーン(西洋カンナ)の刃が食い込んで 切れちゃいました。
何気に深刻な問題で サンプルに置いといたピースを使い回し… でまた同じ所で切れちゃって
結局3本目のピースで完成したっつー。。。
お昼チョイ前に 十和田湖ギリーの常連さんが来たんで作業しようかな… と思ったけどあり得ねえ集中力フルスロットルで
the ‘Mk. 1’ のリカバリーを入れたんで クッタクタだったんで 2時頃から始めたんっすわ
昨日は夜8時過ぎまでリカバリーしてました。
っつー事で本日は午後から 割とのんびりペースで佐々中様納品予定… 佐々中様が要らねえっつったら一般放出の
2本目の the ‘Mk. 1’ 用に用意していたブランクピースを
バンブー・スピニング用のファイナル・プレーンを行いまして
柔らかティップにパワフルバット をBritish Action とする人もいるようですが サーモン狙いで流れを考慮したロッドが多いのが
UKロッドなんっすね パッと見 the ‘Mk. 1’ と変わらないアクションにも見えるんっすけど…
こちらは 5ft3in に短縮してるんっすけど 佐々中様の「流れに負けない5g基準のロッド」っつー事で
Hardy the ‘PERFECTION’ っつー C.C. de France (the ‘B-Type’ のネタ元) のネタ元をネタ元にしてるんっすよ。
いわゆる「柔らかティップにパワフルバット」っつーブランクなんっすけど
the ‘Mk. 1’ ほど柔らかすぎないティップに柔らかすぎないバット なんだよね。
柔らかティップの the ‘Mk. 1’ のティップと比べると… 太い それでもアクションはどちらも6:4調子位で
バットはむしろ細くなってるんっすけどね?
柔らかティップにばかり目が行きがちな the ‘Mk. 1’ は 実は緩やかなスウェル・バットで
バットだけのパワーを見たら優にHを凌駕するパワーレシオなんっすわ。
だから敢えてバットパワーをデチューンして 流れで引っ張られる力を吸収しようと
。。。上手い事 行くのかな?
昨日今日で ファイナルプレーンが完了しました にしてもココまでギリでフレーミング処理するのは実は至難の業
今後はもう少し茶色身が強いブランクなるだろうなぁ… 下手すりゃ炭になるからね
っつー事で POLANO 自社製作フレームドブランクの ファイナルプレーンが本日完了しました。
どうやらフレームドブランクには 専用のケーンを振り分けたほうが 無難そうですね。
明日はこのフレームドブランクの接着を行って ストローブランクの研磨を行います。
コレが予想を超えた展開になってまして。。。
接着すると こうも違うモンっすかね。