2017年03月08日
A310:バインディングって こういう事… 下ネタじゃ ねえよ
どうも、モッズおじさんです。
BELLINGER のバインダーに麻糸とナイロン糸がセットで同封されてました お陰様でランニングラインを用意すれば
すぐ巻けちゃう状態だったんっすよ… なぜランニングラインはセットに入ってない?
っつー事で一昨日昨日でSMチックにガッチリ縛り上げたブランク達の件っすけど
奴らはそういう趣味… じゃなくて バンブーロッドビルディングでは不可避な作業
『バインディング』っつーんっすけど 6本のピースを麻糸でこうやってタイトに纏めるんっすね。
麻縄ではない 麻糸です。
千葉くんだりの某ビルダーのティップも難なく巻ける…ウソだけど なバインダーと違って こちらはリアルに難なく巻けます
さすがBELLINGER… 何気に老若男女おなじみの 人間じゃない彼が見切れてますが 気にしないでください
別に下ネタに走ってるワケじゃなくて たまたま熱に強い麻の糸をよく使うからこうなっちゃってるんだけど
面白がって寄せてる って話もあるけど
とにかくバインディングも 2本の指があれば出来る話だけど それじゃ時間が掛かる
っつー事でE. Garrison が考案したギャリソンバインダーっつーツールなんっすけど
結構原始的な仕掛けなんだけど あるとあっという間にバインディングが完了しちゃう優れモノなんっすね。
構造はこういう感じ ハッキリ言って金物屋さんかホームセンター若しくはプラモデル売ってる店で材料揃えれば簡単に自作できる
今時はランニングラインはエンドレス化して もっと効率が上がってますよ
基本構造は麻糸を巻いたブランクにランニングン・ラインを引っかける ランニングラインにはオモリを垂らして
テンション掛けたらハンドル回すと あとは自動で麻糸がブランクを締め付けて巻き上げるんっすね。
構造は the ‘BOOK’ にあるように 金物屋さんかホームセンターで滑車を見つけたら
誰にでも作れそうな代物なんっすよ。
麻糸をランニングラインに噛ませて ランニングラインが糸を巻くと同時にスライドさせる からくり人形的な古典的な構造
問題は強度があって滑らず接着剤が剥がしやすいランニングラインはどこにあるんだっつー
ウチのはUSから取り寄せた BELLINGER 製品だけどね? 自慢です。
で、このバインダーで結構問題になるのがランニングラインをどうするか なんっすけど
麻糸を傷めない+仕上げで接着剤塗った後でブランク固定するためのバインディングで接着剤に干渉されない
そういうラインがどうにも探すと見当たらない。。。
およそ20年(!)使い倒したFF用PVCラインをカットして 使ってみました 日頃の手入れが良かったせいか コレが実に使いやすい
5.6ftワンピースを巻き切るだけの長さに切って 残りはスペアに取っとく FFフィッシャーらしい選択
で お金がない でおなじみのモッズおじさんは一昨日の朝 急に閃いちゃったんっすね
「そうだ 使い古しのFFラインを使おう」… クラック入りまくりのラインを 捨てずに取っといてるんっすね。
日頃の
使ってみると 程良くシリコンが残ってて ブランクへの嚙みつきも良くて ブランク傷つける気配がない…
引っかけを逆にして巻いていくとご覧の通りX状に仕上がるんっすね こうすれば焼き入れで反り返ろうとするピースを互いが
締め付けあって 結果反りが生じにくくなる と
オーナーの口から言うのもなんだけど この灰色の脳みそは何気にオッソロシイ事閃くねぇ。。。
ウチのバインダーはスプール2枚使用で往復が出来る奴なんっすけど
エンドレス・ラインを作るのもLoop to Loop で作れそうだし
何気に 大発見ですわ。
コレで the ‘Bloody Mary’ スピナーベイト用 と the ‘B-Type’ のバインディングが完了しました この勢いでオーブンに
入れたい所っすけど 今この時点でオーブンに入れるとほぼ100 台無しになる…
っつー事で昨日の朝のうちにバインディングは完了して 床にコロコロ転がして曲がりを矯正したら
ダメ押しでプレーニング・フォームでさらに矯正。。。準備完了です。
で、次の工程は『火入れ』ですが… お知らせした通り オーブンに若干の問題が。。。
それもなんとかなりそうな感じにはなってきましたが
っつー事で火曜日は作業を止めて オーブン改善に時間を掛けたんっすね。