2021年05月31日
A1248:コインカットが分かったんで
どうも、モッズおじさんです。
もちろんSt. JAMES FLAKE を釣り用の銘柄として決定 で何の文句もございませんが 心残りになってる銘柄がありまして.
この手の「上手く喫えていない」心残りは後々良くない影響を及ぼすので いずれ克服せねば と思ってたんです.
TWISTとかROPEと呼ばれる ヴァージニアをペリクで包んで搾り上げ熟成させたものを
薄くスライスしたコインカットの詰め方が初心者のうちは高い たっかいハードルだったけど
詰め方が分かると美味しいモンだから と調子に乗ってひと缶喫っちゃった
っつー事で CABBIE’S MIXTURE を素直に買えばいいんだけど
例によって喫煙の話なんで
未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。
Peterson (Dunhill) もアメリカンスピリッツ社が独占販売しているルイジアナ・ペリクを
使用してるんで って事で前々から気になってた奴を 買っちゃったんです。。。
標準的なコインカット らしいんでそういうのも試しておかないと 上手くすれば美味しく喫えるめっけもん かもしれないし
っつー事で 取寄せてみたんです. まさかのコピーより安いオリジナル っつー…
そうなんです 人生から「物は試し」が無くなると 人間途端に鯖の目になり楽しくなくなる
って事で取り寄せてみました Peterson (Dunhill) DE LUXE NAVY ROLL。。。
Robert McConnell からは正規コピーモデルの HIGHGATE が出てますが
HIGHGATE は2.700円 で DE LUXE NAVY ROLL は 2.450円… と
普通はコピー商品ってオリジナルより安く設定されて当たり前 同じ値段なら誰もがオリジナルを買うからね? だけど
Robert McConnell は公認コピーみたいで ひょっとしたらレシピが より初期物バージョンに近いのかも.
まさかのコピーのほうがオリジナルより高い っつー逆転現象が。
もっとも Dunhill DARK FLAKE のペリクを入れる前の初期オリジナルレシピを採用したような
よりマニアックなレシピ構成なのかもしれませんが ココは財布に正直にDE LUXE NAVY ROLL を
選んだ っつーワケでして。
まずは 釣り用の Dunhill GROUP 2 相当の火皿の無名のパイプで… 横浜の鈴栄さん曰く このコインカット2枚でFLAKE 1枚分
らしいので ひょっとしたらちょっとデカいかも… と思いつつ
例によって横浜の鈴栄商店さんの詰め方紹介Facebook記事を参考に2枚詰めてみましたら
うん。。。火付きは悪くない 火持ちは抜群に良い。
最初は南高梅のような芳香と酸味の強い甘酸っぱさがほど良く強い主張で入って来まして
これぞルイジアナペリク なんですが。。。 薄い っつー言葉も同時に脳裏に浮かび上がって来まして。
Samuel Gawith CABBIE’S MIXTURE で見慣れているだけに このコインカットは… つまみのサラミとボンレスハムほどの差を
感じるワケですが 綺麗にパックされてて芸の細かさに脱帽. で喫味は…
もっとも比較してるのが Samuel Gawith のSt. JAMES FLAKE と CABBIE’S MIXTURE で
St. JAMES FLAKE の甘味の主張も CABBIE’S MIXTURE のひと塊感も控えめで
人によっては 物足りない と感じるだろうなぁ。。。俺も体調によっては そう感じる。
でも Rattray’s OLD GOWRIE のような煙にエグ味を感じる事は 一切無いんです。
黄色葉の主張なのか 最初に酸味が強烈に来る… けどすぐに甘味が広がる上品な喫味. だけどGROUP 2サイズだとちょっと
火皿がちいちゃかったようで 半分くらい喫うと膨張し倒した葉がガッチガチになって火が消える.
中盤からは甘味と酸味が強まってそれなりに喫味の厚みを感じますが 後半には煙を感じる
いわゆるタバコ感が増して飽きが来ない よく出来た銘柄ではありますが
Dunhill で言う GROUP 2 だと後半にはタバコ葉が詰まる… 詰める量を1枚半にするか
GROUP 3 サイズに詰めるかの どっちかですね?
手持ちのパイプから Kaywoodie LONDON ENGLAND に換えて喫ってみる… こちらのほうが詰める時点でストレスを感じない.
GROUP 3 にサイズアップした火皿のほうが適正かと…
にしても薄い… コーヒーで言えばおそらくフレンチのカフェなんだろうけど
普段はエスプレッソ飲んでるからなぁ。。。 って人がフレンチカフェ飲んだ時 位に
薄さと軽さを感じてしまうんです。。。
日常の午後のひと時とかアクセントで喫うなら向いてるけど 釣りをしながら ってのには向いてない。
むしろデスクワーク時に嗜んだほうが美味しく喫える. Samuel Gawith のペリク物より若干軽めなんで喫ってて飽きが来ない.
燃焼が良いので神経質にドロー&ブローを入れなくても 結構喫えちゃうのも事務仕事向きかも.
芳香も割と繊細で 出来れば室内で… デッキで喫うのもあまりふさわしくない程繊細な反面
土臭さ… アーシー(earthy)って言うんだけど シガーでも感じられるアーシーな芳香がこの銘柄では結構命
と見ただけに 外で喫っても魅力は半減 って所かな?
っつー事で ヴァージニア+ペリク なんだけど 釣り用には不採用 なんですね。
意外と出回ってる アメリカンスピリッツ社管理のルイジアナ・ペリクを使用したパイプタバコ葉 って事で コレはコレで
オールマイティに喫う奴のひとつとして捉えます. OLD GOWRIE がどんどん遠のく ってのは気になりますが.
むしろ運転中の繋ぎとして とか午後のひと時やウィスキー飲みながら で喫う奴ですね。
にしても名門 Rattray’s の名作 OLD GOWRIE の順位がどんどん下がってる(個人的な感想です)…
気になる所ではありますが ケンタッキー(バーレー)のキックが どうにも邪魔で
キックが欲しければ Peterson SHERLOCK HOLMES とか そういうの選ぶからね?
禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。