2021年04月25日

A1235:今回は 諦めない人の話です



どうも、モッズおじさんです。


もちろんSt. JAMES FLAKE を釣り用の銘柄として決定 で何の文句もございませんが 心残りになってる銘柄がありまして.
この手の「上手く喫えていない」心残りは後々良くない影響を及ぼすので いずれ克服せねば と思ってたんです.







さて 紀州南高梅のような芳香とスパイシーな刺激を含んだヴァージニア+ペリクを

釣りのタバコ として決定して Samuel Gawith St. JAMES FLAKE を採用して

さらに同じ葉組の Robert McConnell REGENT STREET に

そのオリジナルの Peterson(Dunhill) ELIZABETHAN MIXTURE それに DELUXE NAVY ROLL 再版 と



例によって喫煙の話なんで
        未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。



 



どれもこれもアメスピが独占している ルイジアナ・ペリク使用 で喫味は断然格上で

気が付くと Rattray’s OLD GOWRIE の順位がみるみる下がっているんですが



振り返ると最後に買ったのが2018年12月… 以来上手く喫えないんで美味しいけど避けてきた銘柄でして. ジメリが強い
SGってのもあるんだけど コインカットってどうやって詰めるのさ… が分からんうちはどうにも だったんです.


A1235:今回は 諦めない人の話です



今回は おそらく俺のレビューでは初めての『再挑戦』モノになるのが Samuel Gawith の

CABBIE’S MIXTURE でして。。。 貸した金が返ってきたから 先月までの絞り込んだタバコ購買の

反発で結構いろんな銘柄に手を出しちゃってるんですが どうしても心残りだった銘柄が

この CABBIE’S MIXTURE … なにせ上手に喫えてない と。



一面に詰め込まれたコインカットは商店街の肉屋さんで買ったこま切れ肉 みたいな気取りは無いけどサービス満点てんこ盛り
みたいな庶民的な空気が… コインカットの詰め方分かんないとコレだけでものすごい圧で迫って来るんですが.






コインカットはFLAKE 同様 初心者の度肝を抜くには充分な佇まいで どう詰めたものか

と混乱させるには充分な存在でして。。。 さらに混乱させるのは Samuel Gawith のコインカットは

他のメーカーのコインカットよりコインがちいちゃいようで。

美味しいんだけど詰め方が分からんと何とも。。。 で敬遠してた銘柄なんです。



前回購入した時はこのメーカー生産国その他一切不明のミステリーパイプで喫いましたが 今回も同じパイプでトライする.
なにせ今回はようやくコインカットの詰め方を鈴栄商店さんが披露してくれてますから.






ところが横浜の鈴栄商店さんがFacebook でコインカットの詰め方を紹介してまして

なるほど だったんで DELUXE NAVY ROLL を買おう とも思ったんだけど

どうしても CABBIE’S MIXTURE に心残りがありまして。。。 解消せねば

っつー事で 久々に買っちゃったんですね。



ひょっとしたら表面のペリクが解けて詰まってるのかも なんですがSamuel Gawith のコインカットは概ね細いのかも.
っつー事で 鈴栄商店さんのフォーマットに多少の枚数変更を加えてやってみる必要があると踏んで 喫ってみる…






まぁまぁ こちらとしてもアレからそれなりに経験を積んでいるはずだから 自分にとって

一番おいしい加減を体得してて当然 とばかりに自己診断を行う って形になるんだけど

逆にそれでも上手く喫えなかったらどうしよう。。。

まぁまぁPeterson(Dunhill) FLAKE とかで美味しく喫えてるから大丈夫じゃないか と。



1枚のコインカットは大体この位… 大きいのかちいちゃいのか 比べるものが無いから良く分からん けど鈴栄商店さんの
解説だと フレーク1枚分 を目安にDunhill FLAKE を参考に5枚のコインを詰めてみました.






で 今回使うパイプは パイプ始めたばかりの頃に仙台の方が旅行記念で買ったという

メーカー不明年代不明一切合切不明の なんともミステリアスなパイプでして。。。

火皿はDunhill GROUP 2 に相当するサイズで 個人的には『釣り用』と設定してる奴。

とりあえずコインを5枚 鈴栄商店さんのフォーマットに倣って詰めて 着火。。。



半分に折ったらまた半分に折って詰める… を2枚 その上に解したコインを2枚分 でその上にさらに解したコインを
詰めたらほど良い加減で押し込んで… GROUP 2 サイズだと あと2枚入れて丁度良かったんっすよね.






一応火付と火持ちが悪いでおなじみの Samuel Gawith なんだけど 少々火種が暴れる

こりゃちっと 詰め方がスッカスカだったな?

案の定30分強で喫い尽くせて ボウルが少々熱くなってる。。。 過燃焼だな。

っつー事で 今度はコインを7枚 鈴栄商店さんのフォーマットに倣って詰めて



7枚詰めたらとっても塩梅が良い… っつってもリボンカットと比べると恐ろしくなるほどスッカスカに感じられるんですが
Dunhill FLAKE同様 火が入ると葉が熱で膨張するんで コレで良いんです.






お♪ 今度は良い感じだぜ… この辺はさすがに喫い続けてきたおかげで感覚で掴める。

で着火すると。。。 超イイ感じ。

ペリク特有の胡椒のような刺激が心地良い CABBIE’S MIXTURE の喫味が

驚いた事に 火付も火持ちも良く持続して



パッケージのデザインは他のSamuel Gawith 製品同様 野暮な日本の禁煙ファシストどものせいで台無しですが喫味は
相変わらずで 外でも負けない濃厚な喫味が とっても旨え… コレで心残りは 払拭出来ましたとさ めでたし めでたし.






コレ 釣りで行けるじゃん。

OLD GOWRIE や St. JAMES FLAKE よりボディが厚くて胡椒が立ってる感はあるけど

それが却って集中力を求められるFFのドライフライの釣りにマッチする気付け薬的で

気が付くと2時間強 ストレスなく美味しく頂けました♪



蛇足ながら メーカー名モデル名どころかPOSも打たれていない まるっきり謎なミステリーパイプですが ブライアーの芳香が
とても心地よい 作りは安いが扱いやすいパイプでして. 無名のパイプだけど 良品だと愛着が沸くというモノでして.






やはりヴァージニア+ペリクはGROUP 2 サイズに限る とまじまじとパイプを眺めまして

。。。実に不可思議なパイプだ グレイン(木目)というものが全く見当たらない

けど喫ってるとブライアーの芳香が アルジェリアンじゃないけどブライアーの芳香が心地良い。

蛇足ではありますが 無名の良品を見つけるのも パイプ喫煙の楽しみのひとつでありまして。



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



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Posted by モッズおじさん  at 21:00 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

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