2020年03月15日

A1071:Dunhill 41091 に 合わなかったタバコの話



どうも、モッズおじさんです。


「日常使いのDunhill」目的で購入しただけに ガンガン使い倒している2本のDunhill 78年ビリヤードと79年カナディアン.
Flake との相性ドンピシャリな31030に対して 41091は 少々迷走しておりまして…


A1071:Dunhill 41091 に 合わなかったタバコの話



さて今回は前哨戦的な話で… 衝撃の650円瀕死Dunhill パイプは 皆様にも相当の衝撃

だったようですが 蘇生が上手く行って 31030 は すっかり FULL VIRGINIA FLAKE 専用機として

運転時のメインパイプの座に納まってますが 41091 は 軽い迷走が入ってまして。。。

一応 Samuel Gawith COMMONWEALTH を詰めて喫ってたんですが



例によって喫煙の話なんで
未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。



 



いや79年のDunhill はエアキュアード物で ついぞ手持ちのオイルキュアード物の

Parker や 戦前Ben Wade と比べると若干の 喫い劣り を感じちゃうモンでして



いや単純に Samuel Gawith COMMONWEALTH で充分楽しめるんですよ… だけど手持ちの COMMONWEALTH 専用パイプは
2本ともオイルキュアード物で どう考えても 41091 には分の悪い勝負で 置物コースは必至.






そりゃあね 同じ形式のエンジンでもインプレッサNAとTurbo WRC と比べると

ターボでドッカンと来る刺激の分良い物と感じてしまうのと同様 41091 は元々不利な立場なんっすよ。

っつー事で 41091 はコレ専用のブレンドを決めて 差別化を図ってやろうと画策しまして

。。。で 気になったのが Samuel Gawith の BALKAN FLAKE だったんっすよ。



41091専用 の候補で取寄せてみたのが Samuel Gawith BALKAN FLAKE でして… ラタキア比率が常に COMMONWEALTH
と比較されるけど俺が食いついたのは FLAKE って点で 圧縮ヴァージニアが喫味にどう変化をもたらすか なんっすよね?






単純にラタキア物のFLAKE ってのがどういうモンなのか って興味本位だけなんっすけど

最悪 ドライビング用の BBB ベント2本と BBB のセカンドブランド FAIRWAY 1本の

どれか1本を BALKAN FLAKE 用にコンバートすればいっか って気持ちで買ってみて

41091 に詰めて喫ってみたんっすね。。。



コレでハッキリしたのが Dunhill で言うGroup③ よりデカい火皿だとスッカスカ過ぎて火が持続しない っつー.
葉を追加すれば行けるだろうけど この辺の調整は意外と難しいタバコでした.






ウソでしょ?…

火持ちが まぁ悪い

とても優秀な 31031 とは真逆で 点いたと思って油断してるとすぐ消えちゃう。。。

Dunhill の Group ④ ってのは FLAKE に向いてないサイズ なのかな。。。。。。



Bなかなか見かけないラタキアのFLAKEモノで Samuel Gawith のお約束・奇麗に詰められてないから崩れちゃってるっつー
いつもの奴です. FLAKE 1枚1枚は 割と厚めの コレまたSamuel Gawith のセオリー通り.






いやラタキアの FLAKE は ココでは触れて来なかったけど Germaine SPECIAL LATAKIA FLAKE

で体験済みなんだけど アレは Orlik GOLDEN SLICED の次位に薄いFLAKE が

しっとりと濡れた状態でこれでもか と圧縮されて缶に詰まってるから

結局 解して喫う羽目になるんですよ ね?



Germaine SPECIAL LATAKIA FLAKE にはバーレーも入ってるのかな?火付きも火持ちも良いんだけど パイプタバコにしては
煙が立つ まさに煙を楽しむタバコって感じで Planta PRESBYTERIAN MIXTURE はもっと上品な 落ち着いた喫味です.






スモーキーで 独特の薫香がスコッチ・ウィスキーを思い出させる SPECIAL LATAKIA FLAKE

に対して Samuel Gawith のラタキア群はもっと煙が控え目で喫味も控え目で上品で

そういう意味では Germaine SPECIAL LATAKIA FLAKE はキューバ産葉巻に近い喫味。

対して Samuel Gawith のラタキア群はとっても英国的 とでも申しましょうか



ラタキア物 っつーより BEST BROWN FLAKE で物足りなさを感じた『足りない部分』を補ってるFLAKE って印象でした.
それだけに角を落とした上品なヴァージニア葉を楽しむブレンドで 結構お勧めなんです.






イングランドのケンダル州だから英国的で当たり前なんだけど まろやかマイルドな

COMMONWEALTH を さらにライトで甘口に仕上げたのが BALKAN FLAKE って感じで

それこそ朝から喫えそうなブレンドなんだけど… ヴァージニア7:ラタキア3 っつー

BEST BROWN FLAKE に薬味振り掛けました 程度の味わいなんっすね。



基本 UKタバコはシェークスピアの戯曲やコナン・ドイルの推理小説のようにドラマチックな展開があるんっすけど
41091 は FLAKE よりリボンカット ってのが良く分かりました.






もっともこの感想も当てにはならない… 何故なら火持ちが悪くてほとんど再着火を繰り返して

ようやく安定して来たと思ったら底まで届いて終了~… っつー体たらく

序盤~中間~終盤 の シェイクスピアの戯曲のような劇的展開を知る事なく

終わっちゃってるから ね?



いやマジで BALKAN FLAKE を本気で楽しむなら Group③ の火皿で喫うべきというのが良く分かりました. 個人的にはBBBで
何本か持ってるから そっちで楽しむとして 肝心の41091専用のタバコ探しは まだ続きます…






間違いなく言える事は 41091 には BALKAN FLAKE じゃあねえなぁ… って事だけ。

UKタバコはブレンドによってパイプ火皿を選ぶ でドンピシャの組み合わせだと

至極のひと時を与えてくれるのを 今までの経験で分かったから コレはコレで『違う』を発見。

さぁて… 何詰めよう?



いつもはSamuel Gawith の四角い缶がほとんどを占める俺のタバコの買い物ですが 今回は丸い缶と半々… OLD GOWRIE と
SHERLOCK HOLMES と 41091にピッタリだろうと思われるラタキア物 ですがその正体は…






っつー事で 土曜日に いつものSamuel Gawith のヴァージニア3種とRattray OLD GOWRIE

それに丸缶のタバコを2種 取り寄せたんっすね。

うちひとつは Peterson SHERLOCK HOLMES なんっすけど

もうひとつが 41091 専用で詰めてみよと思ってる『銘品』で その正体は。。。



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



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Posted by モッズおじさん  at 20:00 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

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