2020年03月07日

A1065:昭和元禄までのダンディズムを 体感してみる…



どうも、モッズおじさんです。


2020年最初の買い物は消耗品… なにせフィルター使わない 最後まで喫い切るだけにタバコの灰が煙道に入って詰まる事が
結構ありまして そうなると突いて煙道確保するモールが 絶対に必需品になるワケでして.






2020年最初の買い物は喫煙具 それも消耗品の中の消耗品 モール188本でして。

188本のモールに タンパー 9mmフィルターに 多分死ぬまで使わない底に敷くネットが

オマケに付いて送料込みで1000円 だったんっすけど

オマケ扱いで付いていたものに 実は大変ながありまして。。。



例によって喫煙の話なんで
未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。



 



モールは新品で買うと100本で500円位なんで あまり良い買い物とは思えないような

気もしますが どっこいオマケのお陰で結構なお買い得品になったんっすね。



オマケのひとつがパイプポリッシュで どの道Dunhillのを買おう と思っていただけに メーカーこそ違えど目的用途は一緒
っつー事で この方が売ってた奴を買う事にしたんっすよ. Savinelli はイタリアの名門だからね.






このオマケってのが Savinelli のパイプポリッシュでして。

当初の予定としてはDunhill のポリッシュを購入しようと 買う店も大体絞り込んでたんっすけど

モールを買うとオマケでコレが付いて来る っつーんで急遽 Savinelli を使ってみようと。

どうやらクルマのワックスと同じで コンパウンドと蝋を混ぜた奴 みたいでして。



こういう時は パイプ始めた当初に買った Butz-Choquin DOMINO が俺の「初めての○○」で当て馬として大活躍するんです.
手元に来た時から結構やつれていて 艶も死んでるんですが写真で撮ると… 肉眼で見るよりキレイに写る っつー.






ティッシュでもキッチンペーパーでも いや脱脂綿でもセーム皮でも何でもイイから

適量を沁み込ませたらパイプのウッド部分に摺り込むように塗って 表面が白く変色するまで待つ。

白くなったら定着の目安 なんでティッシュでもキッチンペーパーでもセーム皮でもメガネ拭きでも

傷つかなかったら何でもイイから乾拭きで拭き取る と



ポリッシュを適量取ったらブライアー部分に塗り込む… 満遍なく塗り込んだらしばらく置いておく. 蝋成分が沁み込んで
コンパウンド成分が浮き上がって白っぽくなってきたら吹き上げる. すると…






結構ペッカペカになる。

この辺 アメリカ的なテッカテカのギットギトにはならず イタリアらしい自然な風合いを尊重した

ピッカピカの手前のペッカペカな仕上がりが 漆塗りにも通じてイイ感じなんです。

で。。。この手のポリッシュが欲しかった理由ってのが



やつれた Butz-Choquin DOMINO に艶が復活. 最近ではバニラ物をあんま喫わなくなってるから自ずと出番は少ないですが
最低グレードとはいえ 愛着のある1本が奇麗に仕上がると やっぱ気持ちイイ…






そうなんです 去年買った 1本650円のDunhill の総仕上げのため なんですね。

なにせ艶どころか変な斑点的なモノまで浮き上がって 謎の2トーンカラーに変色した

あの ボロッボロなDunhill があそこまで復活したんだから

そりゃ ワックス塗って威厳を回復させてやりたいよね?



パイプポリッシュはワックス成分とコンパウンド的なモノが入ってるらしく ボウル表面を研磨するみたいで 塗り込むと
こんな風に汚れが取れます. 椿油で拭き取ったんですが その後結構喫ってるから 手垢が付いちゃってたんっすね…






特にカナディアン 41091 は褪色激しく 元々極薄塗りフィニッシュの Root Briar の特性が

災いしてボウルの艶が… 椿油でのフォローで好転しているものの艶はもうひと声… っつー事で

ぶっちゃけ 41091 のためにポリッシュを買う事にしたんっすよ。

では早速 41091 のボウルにたっぷりポリッシュを塗りまして 残りはシャンクまでうっすら塗り込みまして



表面劣化が激しかったあの 41091 が ココまでペッカペカに仕上がりました. コレなら15.000円でフリマアプリに出したら
そんな時間掛からずに 売れるだろうね… 売る気は全くございませんが.






乾いたら磨き上げて。。。 お~… Dunhill だ。。。

コレ 1本15.000円位で売ってる奴だ

と。。。 多分Root Briar は極薄塗りの特性から定期的なポリッシュ磨きは必要だろうね

特に入手当初 状態が悪かった 41091 は時間を掛けて回数重ねて手間暇掛けて愛情注いで。。。



同時に入手した 31031 もポリッシュ掛けまして 手間暇掛ける大人の余裕を とくとご覧下さい. コレで650円Dunhill の
レストア作業は終了 であとは艶を『育てていく』っつー… 大人の愉しみ だねぇ.


A1065:昭和元禄までのダンディズムを 体感してみる…




そういう手間を掛けるのが嫌なら 紙巻きタバコでも喫っとけ ってのが昭和元禄までの

とっても正しいダンディズム だったんだろう ねぇ。。。

俺なんかむしろそういう『出来る大人』に憧れた世代だから 1個も苦にはならないんだけど。

「男にはひとりになる時間が必要」っつってたのは そう言う事なんです。。。



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



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Posted by モッズおじさん  at 22:00 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

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