2019年12月08日

A1025:喫い比べてみると面白かったんで



どうも、モッズおじさんです。


今回入手したParkerは ボウルが肉厚なモデルでしたが 火皿そのものは手持ちのKaywoodie UK とほぼ同じサイズ
っつー事で今回は『ペリク物』で喫い比べ していきましょっか.


A1025:喫い比べてみると面白かったんで



前回 Barling’s と Dunhill と ふたつのパイプを Samule Gawith GOLDEN GLOW という

ひとつのブレンドで喫い比べて違いを書き連ねましたが コレが意外と書きやすい。

っつー事で まさかの800円で手に入れた Parker ダイヤモンドロゴ期に詰める

Rattray’s OLD GOWRIE が手に入ったんで 今度は Kaywoodie UK と比較しましょっか。



例によって喫煙の話なんで 未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。


 



前回の Barling’s VS Dunhill は非常にレベルの高いパイプ同士の対決でしたが

今回は個人的に『オマケ対決』になっちゃったんっすけど



この比較って正直見た事ない… Kaywoodie UK=Comoy と Parker pre 67 は まんまエアキュアードVSオイルキュアードで
OLD GOWRIE で喫い比べ ってのがなかなか面白い 興味深い話をもたらしてくれまして…






まぁまぁ Kaywoodie UK は そのまんまComoy なんで Comoy VS Parker っつっても過言じゃない

Comoy は Chacom と暖簾分けした 限りなく双子に近い兄弟ブランドの本家ブランド

で 俺はChacom は大好きなブランドで さらにDunhill のセカンドブランドの Parker も大好き

だから 妙な思い込みや偏見でえこひいき はあり得ませんね?



長い事 それこそ MARLINE FLAKE を貰った時点から「なんだっけなぁこの味知ってるなぁなんだっけなぁなんだっけなぁ」と
思い出そうとしてたんっすけど 昨日思い出しました. 北海道名物『バター飴』です.





Rattray’s OLD GOWRIE 自体の喫味は… 上品な『桃山』とかヨーグルト風味とか記述して来た

けど この喫味… 遠い昔に感動したあの味なんだけど… なんだっけなぁ。。。

と。。。 喫い比べてて急に思い出した 今は無き榊原製飴所の『バター飴』だ♪

ガキの頃大人達の間で流行った『北海道旅行』の おみやの定番で いろんなオッサン達が買って来てくれたっけ。



いや厳密に言うと70年代後半の『北海道旅行ブーム』の頃 親戚や知人のオッサン達が手土産に買って来た榊原のバター飴の味が
OLD GOWLIE の喫味に最も近い… 道産子で榊原のバター飴知ってる世代には 涙無くして語れない喫味.






残念ながら創業者死去で廃業しちゃったけど あのバター飴にヨーグルトのような酸味が加わった

少なくとも道産子には涙なしでは味わえない 懐かしい味だったっつー。。。

それを Parker に詰めて喫ってみると。。。 あれ??? なんか。。。 うっすい。。。

いや実は『オイルキュアード』で妙な偏見が脳みそにインプットされてただけみたいで



いや Parker pre 67 自体は既に COMMOMWEALTH 専用機で1本稼動中で 甘味とまろやかさが絶賛に値する さすがDunhill
と お買い得感満載なんですが OLD GOWRIE ではそこまで感動が得られなかったっつー.






序盤の 着火直後は濃厚なのがブワン!と来るけど火種が落ち着くと… しっかりとバター飴の喫味。

で あからさまに良質なタバコ葉を使用してる OLD GOWLIE で残念なのは

喫味の変化が乏しい事で この辺少々EUタバコ的。

で Parker で喫うと終盤にオイルキュアード独特のナッティな喫味が加わるんっすけど



まぁまぁ確かに「なぁにが『あれれぇ~?』だ」なんっすけど… 喫味はチョイと肩透かし.
喩え小五郎さんにゴツンとやられても…





旨い不味いで言えば確実に『旨い』んだけど… パンチが足りない。

コレは 単純にブレンドの特性も あるんだろうねぇ。。。

正直 少々肩透かしで「あれれぇ~?おっかしいぞぉぉお?」な 何か足りない感じなんっすわ。

予想していなかった結論。



もちろん Kaywoodie UK で体得した繊維縦詰めで Parker も喫いました. が Kaywoodie UK のほうが美味しく感じられた.
火皿の直径と 煙道の太さの違いかな ならParkerのアルミチューブを取り払ったら… とか考えましたが






で Kaywoodie UK に詰めて喫ってみますと。。。 スッゲエうめえ。。。

コレ 単純に考えるとペリクはオイルキュアードよりエアキュアードのほうが相性が良い

と結論付けてしまいそうだけど そう結論付けるのは早計なようでして。

何度も触れて来ましたが Kaywoodie UK はComoy が製作してまして



OLD GOWRIE のブレンドそのものの体質のようで ちょっと緩く詰めると簡単に喫味が薄くなるようで… Kaywoodie UK の
火皿直径が大きく開けられている分詰めやすくなってる みたいっすよ.






Comoy っつったら太い煙道に正確無比な工作精度で知られていて 喫味の素晴らしさは

‘Dark & Heavy’ と形容されるオールドUKで最もタバコ感とコクを引き出すパイプメーカーっつー

定評がありまして。。。 Barling’s に通じる特性で ひょっとしたらブライヤーパイプ創世記の

UKパイプの作り方の『定番』だったのかもね。



喫味の差は丁度 Kaywoodie UK のバター飴に対して Parker のバターキャラメル… 道産子にとってはどっちも美味しい奴で
パイプひとつでココまでキャラが変わる ってのも面白いもので





で 日を変えて再び Parker で喫ってみたら… あれ???スッゲエうめえ。

バター飴 っつーよりバターキャラメルの喫味… 北海道万歳 的な???

どうやら詰める密度によるみたいで チョイ詰めてみるとオイルキュアードの効果が現れるようで

相変わらず OLD GOWLIE は最後まで 喫味の変化は少ないんだけど。



UKタバコ というよりアイリッシュブレンドと言える Rattray OLD GOWRIE は生粋のUKタバコのような劇的な起伏はあんま無い.
それでもパイプで随分キャラが変わるから 喫ってて飽きないのは確実.





っつー事は OLD GOWLIE のような喫味の起伏が少ないブレンドは パイプで喫い分けたほうが

変化が楽しめる って事っすね… 今日はキャラメルだと重たいな 的に。

もっとも 変化の起伏が少ないっつっても そこは高級タバコ葉を厳選してる Rattray’s

50g位半月で喫い切っちゃう引力を持ってまして… また空ンなっちった。。。



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



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Posted by モッズおじさん  at 03:00 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

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