2019年11月17日

A1013:Cohiba のシガリロを喫って 感じたんっすけど



どうも、モッズおじさんです。


先の祝賀パレードには間に合いませんでしたが 大嘗祭には間に合った Cohiba. 前回間違えたけど 今回はキングサイズ径の
CLUB で… コレがまた 花輪の駅前で本物のキューバ産葉巻を売ってる っつー衝撃.


A1013:Cohiba のシガリロを喫って 感じたんっすけど



さて改元に伴う天皇陛下の一連の行事も大嘗祭で国事行為は終了しましたが

大嘗祭に間に合って手に入った Cohiba CLUB でお祝いしまして。。。

いわゆる土臭さと濃厚な甘味それに独特の芳香で すっかりお気に入りに追加 なんっすけど

まさか 鹿角たばこセンター清水さんで手に入るとは。。。



例によって喫煙の話なんで 未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。


 



なるほどプレミアムシガーの規格から落ちたタバコ葉や切り落としたタバコ葉で作られた

シガリロは 言ってみればスーパーで売ってる 切り落としケーキ のような物でして



最高級のプレミアムシガーは3枚のタバコ葉を丸ごと巻いて仕上げるんっすけど 巻く時に余分をカットしたり傷や虫食いは弾いたり
で そういうのをシガリロの原料にしているんで 丁度ケーキ切り落としパックみたいな物でして…





プレミアムシガー愛好者の中には「プレミアムシガーと比べると…」と講釈垂れる人がいるけど

そりゃそうだ 切り落としケーキのプレミアムシガー版だからね?シガリロは。

っつー事で とっても庶民な俺は MINI から CLUB にグレードアップして大喜びなんっすけど

シガリロは手軽 っつっても最低限やっとかないといけない事がありまして



ラッパーってのは表面を巻いてるタバコ葉の事で よぉく見ると葉の端を重ねてるため段差が出来てる. この段差の低いほうが
火を点ける側/ 高いほうが口をつける側で 下写真では見えてるカット面が火を点ける側 なんです.






ラッパーの巻き方を見て 重なってる上のほうが喫う側になるように火を点ける

なんっすけど 葉巻の表皮になってる葉っぱを 少し爪を立てて撫でて引っかかる所が『重なり』で

重なってる上のほうが喫う側に向かうように火を点けるんっすよ。

コレ 逆にやっちゃうとラッパーが解けて台無しになる事もあるらしいっすよ。



俺は唇の皮膚が葉巻に負けちゃうんで シガレットホルダーが必須. だけど中のフィルターは外して喫ってます. これが煙が冷えて
やたら旨い けど… Cohiba 以外でこういう喫味 どこかで喫った記憶があるんですがハテ…






巻きが細いほうが吸口だと思ってたけど Cohiba はそうとは限らないみたいっすね。

っつー事で 喫ってて思ったんだけど… MINI のほうが細い分喫味が明瞭にガツンと来るし

CLUB は喫味の角が取れて柔らかい っつーのは太さのせい なんだけど

正直どこかで喫った事のある喫味 なんだよねぇ。。。



ラタキア物はシガーの喫味が少々安っぽくなった感じの喫味で 安っぽくなった分長く喫える って感じだってのに気づいたんっすよ.
コーヒーに変換すればエスプレッソがシガーで パイプのラタキア物はドリップ って所ですかね.





何かなぁ。。。 ってそれとなく考えてたんだけど パイプの『ラタキア物』だったんっすよ。

もっと絞り込んで言うと いわゆるオリエンタル系にとっても良く似てるんっすよ。

実は Samule Gawith COMMONWEALTH が入手できない時期に代用品選びで購入した

PRESBYTERIAN MIXTURE が なんとなく Cohiba CLUB と喫味が似てるんっすよ。



多分シガレットホルダーを使ったから感じる事なのかもしれないけど コレは意外な発見. Cohiba はキューバが誇るハバナ葉で
PRESBYTERIAN MIXTURE はオリエント(トルコ葉)で 産地も種類も違うけど 何故か似た喫味に感じられて…






もちろん Cohiba のほうが葉巻のキャラが強いし PRESBYTERIAN MIXTURE はパイプタバコの

キャラが強いんだけど よく言われるアーシーな臭いとかウッディな臭いとか表現される

畑の良質な土の匂いにも似た薫香がよく似てて 甘味のベクトルも双方ともよく似てる

… PRESBYTERIAN MIXTURE で使われてるマケドニアのオリエント(ターキッシュ) のせいかな?




何だったんだっつーショックすら覚える. 懐が貧しくても Ben Wade の良さが分かれば心は豊かでいられます.






PRESBYTERIAN MIXTURE とは元々英国元首相ボールドウィンが命名したそうで

第1次大戦前に非常勤牧師のジョン・ホワイトが 協会の総会のために発注していたブレンドを

定期提供してもらうようになったタバコだそうで…

だから プレスベテリアン(長老)のミクスチャー なんっすね。



本当に卑しい者はタバコすら買えないけど 18世紀のパイプは壊れやすいクレイ・パイプで 上流階級が手を出すようになるのは
トルコのメシャムパイプが誕生して 芸術的な彫刻が施されるようになってから みたいっすよ.






実はパイプってのは18世紀には確実に『卑しいモノのための物』で上流階級はもっぱら葉巻

で 19世紀になってから徐々に上流階級でもパイプが受け入れられるようになったそうですが

オリエントやラタキアが 実は葉巻と喫味が似てるから で上流階級に受け入れられて

メシャム~ブライアーのパイプで芸術性が高まったのと相まって 高級化していったんじゃねえかな と



裏技的な喫煙方法として… 最後の最後まで喫いたいから シガレットホルダーに残るひとかけらをキセルで喫うと
コレが実に旨い… リアルに「最後は灰しか残らない」んっすね.






って事は ラタキアとオリエントを大胆にブレンドして一気にイングリッシュ・ミクスチャーの

中核に君臨した BALKAN SOBRANIE は偉大だね って事なのかな…

と考えるのに充分な喫煙時間なんっすよ俺の場合。

なにせ喫い切るのに40~60分掛かるからね。



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



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Posted by モッズおじさん  at 02:21 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

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