2019年11月04日
A1006:パイプライターの決定打 になるのかな?
どうも、モッズおじさんです。
ガスライターはガスを選ぶのが長持ちに秘訣 っつー事で俺はメーカー純正か Windmill の汎用ガスを使う事にしてます.
考えてみればZippo の頃もZippo純正のオイルだけを使ってたから… 燃料は 大事って事で.
以前 Dunhillローラガスライターが2台 立て続けにガス漏れ って話をしましたが
。。。まぁまぁその原因は単純に 入れていたガスの純度が低くてバルブ詰まり なんっすけど
そのうちDunhillのライター 自分で洗浄メンテ掛けそうなイキフンは 意外とリアリティのある話で
それはそれとして ようやくパイプ用のライターを1台 手に入れまして
例によって喫煙の話なんで 未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。
この1年強で ライターは随分散在して来たような気がしますが 不調になったライターの
ほぼ全部がガスの純度が低くて 不純物が詰まった状態っつー。。。
中古/ビンテージ市場で出回ってるだけに年代物だけと思われている人もいるかと思いますが Dunhillは現行でユニークを
生産しています. が 新品を買おうとすると皆様の予想を軽く超えて来る値段でして… ウチの竿 買えるね.
そういう意味ではDunhillローラガスを分解洗浄するスキルを身に付ければ一番安心経済的
なんっすけどそれはさておき パイプ専用のライターはある意味悲願で
今回とうとう買っちった ってのが Dunhill ローラガスライター ユニーク
。。。のコピー商品的な 坪田パールの傑作『エディ』なんですね。
昔から日本では舶来物に憧れて 舶来物のコピーを作る事から逸品を作る に繋がる職人芸がありまして 坪田パールのエディも
浅草の職人芸で生まれた逸品. ローラガスと比べると ほぼ同じ大きさで 意外とちいちぇえ って印象です.
この手のクラシカルなデザインのライターは 概ねデザイン先行で使い辛いものですが
『エディ』に関して言えば 多少の反感はあるモノの おおむね好評。
パイプ専用のライターとして用途を限定するとかなりの高評価 なライターなんで気になってたんっすけど
この度縁あって 札幌の人から買う事が出来まして
ただコピーするだけなのは中国の仕事 日本の職人技は本家本元も唸るような『粋と技』をぶっ込んで来るんです それもシレッと.
実際 1/100mm の精度で組み上げるのはDunhill でもやらない仕事なワケでして.
『エディ』はDunhill ユニーク のコピー的な外観なんっすけど 真鍮のガスケースの中には
活性炭が仕込まれてて 純度の低いガスを入れても大丈夫 っつー工夫が凝らされてるんっすよ。
さすが浅草の職人芸… ユーザーの痒いトコにガッツリ手が届いて程良い力で掻いてくれる
だから坪田パールの純正ガスってのが売ってないんですよ。
フリント(発火石)は Zippo純正の半分の長さで径も若干ちいちゃい まぁまぁ100円ショップで買ったフリントを半分に切れば
使えないワケじゃないけど 本体のヤスリとの相性を考えると Zippo 同様純正フリントが一番無難で確実.
その代わり 専用のフリント… 発火石は買っといたほうがイイっすね。
なにせZippo のだと硬すぎてヤスリ部分が目詰まり起こすし Dunhillのだと柔らかすぎて回転停まっちゃう
それに一般的なフリントの半分じゃないとダイヤルが押されすぎてロックしちゃう。
コレが欠点と言えば 欠点なのかな。。。
可動パーツは殆んどステンレスで 大きさの割に重さがある… 大きいように見えるけど1/3はタンパートピックの収容に使われてて
ガス容量はローラガスや Clipper 等とさほど変わらない. 思ったよりガスを補充します.
外観こそDunhill ユニークのコピーキャット的なイキフンですが タンク以外の主要パーツは
ステンレスを使用して 組み上げ迄の工程で1/100 単位の精度で仕上げてるお陰でストレスフリーで着火
っつー。。。まさかのある意味『本家越え』のライターで まさに浅草の銘品なんっすよ。
ただココまで精度が緻密だと トラブル時にはセルフレストアは絶対にやらないほうがイイっつー
パイプライターのお約束は45度か90度の角度を付けたバーナーで 坪田パールのお家芸はガス送出口が2つ若しくは3つで
ターボライターほど強烈でない それでも芯のしっかりした火力の太い柔らかい炎 が嬉しいんですね.
それに難点といえば 45度で炎が出るんだけど パイプ着火時には蓋付け根の軸を炙っちゃう
コレは 何十年単位での話だけど 炙られ続けてやがて外れちゃうリスクが無い訳では ない。。。
それに『盗まれちゃうリスク』が心配になるほどカッケー外観も相まって
今の所 大変気に入っております。
アンチもちらほら居ますが 概してパイプスモーカーからの評判が大変良いパイプライターで 俺は大変気に入りました.
いや強がりでもなんでもなくて Dunhillユニーク買うなら エディを複数持ってたほうが良い と真剣に思う.
とにかく Samule Gawith FULL VIRGINIA FLAKE のように火付きが悪くて頻繁に着火を
繰り返すようなタバコだと ライターの性能は非常に重要になるから。
今回は札幌の人が残念な事に『禁煙』を余儀なくされて 泣く泣く手放した逸品で
それでも ¥5.500- で譲ってくれたんっすよね。
俺はソリッド系が好きなんですが 鼈甲をイメージしたブラウンマーブルは一番人気 らしいっす. 新品で買うといい値段だけど
それでも売切れたら次回入荷は見えないらしいっすよ?
ガスの容量は3gだそうで Dunhillローラガスや Clipper とほぼ同じ位かチョイ多い位で
Samule Gawith なんか喫ってると頻繁に着火するんで3日でガス補充…だな。
もっともClipper なんかでも新品卸したてが3日程度で空になるから 標準的ですね。
どうやらコレが俺の パイプ用メインライターに納まりそうです。
ここ最近は Made in Japan の信頼が揺らいでいますが このライターは相当気に入っちゃった. ガス注入口は往年のDunhill
よろしく誘導バリが仕込まれてる仕様で 抜かりはありません.
じゃあ Dunhillローラガス なんか要らなくなっちゃうじゃん と思われるでしょうが
こないだ旨さにハマった Cohiba のシガリロ用に 使いたいんっすね。。。
いやマジで 調べれば調べるほど俺 自分でオーバーホール出来るような気がしてならないんっすよ
老眼問題さえクリアできれば。
禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。