2019年10月14日

A992:愛着は残して 臭は抜く



どうも、モッズおじさんです。


死ぬほど美味しい Samuel Gawith COMMOMWEALTH が軒並み品切れで 死ぬほど困った… Ben Wade で喫う
COMMONWEALTH はまさに最強 なんだけど現在お預け状態… 厳しい日々が 続きます.






さて… この所美味しいでおなじみの Samuel Gawith のラタキアシリーズをはじめ

ラタキア物がチョイチョイ タバコ専門店で『品切れ』状態が続いてまして。。。困った。

コレが一時期 UK Tobacconist ショップでも同様で まさかの本国で品切れ状態

だったんっすけど 先週位から本国での在庫が確認できるようになりまして



例によって喫煙の話なんで 未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。


 



日本で在庫が戻って来るのはあと1か月位 と踏んでいますが ちょっと困ったチャンな状況で

まぁまぁ在庫があったとしても台風19号の被害で配送は遅れがちなんですけどね。



Solani とか一部のラタキア物も欠品中で 困った… けど日本復活から間もない Peterson WILD ATLANTIC は在庫があるんで
まずはひと安心. Peterson SYSTEM PREMIER 303 に遠慮なく詰めて 前オーナーの臭抜き を行います.


A992:愛着は残して 臭は抜く



っつー事で 本日は Kagaya さんにオーダー掛けて地味に被災地復興的な事をして

いつ届くかは。。。遅れるもの と腰を据えてじっくり待とうぜ と長めのスパンで待ちまして。

待ってる間にライトメンテを掛けたパイプ達のバニラ臭抜きを やっとくんっすね。

長めの枕でしたが 今回のお題は『前オーナーの臭抜き』なんです。。。



DA(SA)メソッドだと どうしても最初のうちは前オーナー臭が残るんで 確実に痕跡消すなら ARメソッドがお勧め
だけど個人で楽しむだけなので こういうやり方で充分… 来年の渓流解禁に 間に合いました.






っつー事で 比較的楽チンでメンテ出来た Peterson SYSTEM PREMIER 303 は前オーナーさんが

Danish BLACK VANILLA を楽しんでいたようで Peterson WILD ATLANTIC を詰めて

最初のうちは Samuel Gawith PERFECTION みたいになっちゃった。。。

けど 中盤位からしっかりと WILD ATLANTIC の喫味が成立しまして



今回のライトメンテのコンセプトに『ある程度前オーナーの愛着を残す』ってのを設定したけどステムは24時間煙道をエタノールで
漬けて Oメソッドで仕上げておいたんで 前オーナー臭は消えてます.






洗浄とカーボン除去が適切に出来ると こういう展開になるんっすね。

結構見落としがちなのが 変色を嫌ってステムの煙道の洗浄をオザナリに済ませる と

結構長い事前オーナー臭が残っちゃうんっすよ。

今回はステムを漂白洗浄まで掛けてるから バッチリ なんっすけどね。



直前に入手していた GBD とほぼ同じサイズの直径×深さの火皿は明らかに Peterson SHERLOCK HOLMES 向きの探してた
サイズだけど前オーナーの愛着ハンパなかった奴でもあって ハニーポットのカーボンが落とし切れてなかったようで






ところが Orlik STRAIGHT GRAIN に Peterson SHERLOCK HOLMES を詰めて喫ってみると

最初のひと口こそ SHERLOCK HOLMES だったけど すぐ Danish BLACK VANILLA になっちって

最後まで Danish BLACK VANILLA になっちゃった。。。 BLACK VANILLA は美味しいけど

結果 タバコ葉が台無しです。



喫い切ってカーボンに熱が残ってる状態だと リーマーで落としやすい状態になってるんで 追加でゴリンゴリン削ぎ落とします.
お陰様で奇麗に削ぎ落として SHERLOCK HOLMES の喫味がガンガン入ってくるようになりましたとさ.






まぁまぁチョイチョイあるんっすよこういうの… 煙道の洗浄が甘かったりカーボン除去が

イマイチ追い込み切れてなかった場合 前オーナー臭が結構干渉してくるっつー。。。

それでも原因は火皿のハニーポットが除去し切れてなかったから っつーのが容易に想像できたから

パイプに熱が残ってるうちにリーマーでゴリンゴリン削ぎ落とすんっすね。



正直癖があり過ぎて気持ち悪くなるブレンドも多いんっすけど コレは明らかに日本人の味覚に合ってるブレンド.
イチゴとも紅茶とも着香とも言われる喫味はインド・マイソールのヴァージニアの喫味 らしいっすよ.





っつー事で Peterson SYSTEM PREMIER 303 と Orlik STRAIGHT GRAIN の2回目の喫煙で

どちらも詰めた葉っぱの味がガッツリ出て 前オーナー臭が消えたのを確認

。。。3回も喫えば前オーナー臭は消えちゃうんっすよ。

で、もう1本の Kaywoodie CUSTOM De LUXE は。。。 最初から問題なく喫えたんっすけど



いや実際非常に喫いやすいパイプなんっすけど 久々にヤニクラが… 喫い終わる頃にはクラックラしてんの.
元々US NY製 Kaywoodie の腹で構えてたから タバコ葉用意してなかった ってのもあったんっすけど






詰めたタバコ葉が Mac Baren VIRGINIA No. 1 だったのが良くなかった。。。

いや最後まで美味しく喫えたんだけど まさかのヤニクラが。。。。。。

ヴァージニア度が高いとニコチン多め とはよく言うけど この Kaywoodie は

明らかにストレートヴァージニア向きでは 無いようでして。



いや EUタバコ葉のストレートヴァージニアでも行けるサイズではあるんだけど どうしても LONDON ENGLAND と刻印が打たれると
UKタバコを詰めたくなっちゃう… で釣り場で喫いたい奴 ってのもあってペリクを詰めてみたく なっちゃったんっすね.






Comoy作製 って事は煙道が太くて結構豪快に煙が入って来るからね?

っつー事で 通常ならDunhillで言う所のグループ④ と同等サイズなんで

じゃあラタキアね と安易に決めちゃう所なんっすけど。。。

ちょっとペリクに回してみましょうか



前に貰い物で Rattray’s MARLIN FLAKE を喫ったらボディの厚みに圧倒されたけど全体の喫味は「美味しいなぁ」としみじみ.
その MARLIN FLAKE のボディがチョイ軽くなった奴 傑作 って事で前々から喫ってみたかったんっすね.





ペリク物っつったら Orlik GOLDEN SLICED とか Samuel Gawith CABBIE’S MIXTURE とか

そういうのを頼めば充分すぎるんだけど 今回は奮発して Rattray’s OLD GOWRIE オーダーしちゃった

。。。なにせ現行 Rattray’s はケンタッキーとペリク(ケンタッキーのペリク?)が大体入ってる らしいから。

台風19号復興の縁起担ぎ ってのにかこつけてる ってのもあるんだけどね?



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



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Posted by モッズおじさん  at 22:52 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

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