2019年05月05日

A893:力を抜いたほうが イケる ってのが合気道的でもあり…



どうも、モッズおじさんです。


パイプだと煙がモックぅ~… とかナントカ言っちゃう人が居たりしますが 実は驚くほど細くて控え目な煙の量なんっすよね.
実は葉巻も同様で 映画なんかではレンズ映りが良いように必要以上に『演出』してるんですよ





さてパイプ喫煙に切り替えて1年経過して… これっばかりは まぁ喫ってみねえと理解できねえなぁ

パイプでコレだから 葉巻なんか ハンドメイドシガーなんか手を出したら 終わるな

なんっすけど。。。アレこそ禁断の世界 と思ってる俺としては untouchable な領域で

とはいえ ROMEO Y JULIETA なんかは喫ってみたい と思うワケでして



例によって喫煙の話なんで 未成年と非喫煙者の方は『続きを読む』はご遠慮ください。


 



タバコってのは概して葉っぱの詰め方が喫味を左右するワケで プレミアムシガーは熟練の

タバコ葉巻職人が手巻きで上質な葉巻を巻いて作ってるワケでして



初心者には Peterson を勧めるのが昨今のトレンドですが それはそれで正解 とは思うけど最初は普通のビリヤードタイプが
個人的にはお勧め. どうやらフィルター自体がジュースを発生させる要因のひとつのようでして






そうなると美味しい葉巻は 自動で腕のいい職人を抱えてるブランド物 って事になるんっすけど

パイプは職人がやってるような事を自分でやる っつーのがメンドクセエし面白い。

とはいえ バックナンバーを読んでもらえばお分かりの通り 俺も散々悩まされたワケで

思い返せば1年前の今頃は タバコ葉の詰め方とタンバイトに泣かされ倒した毎日だった。。。



何事にも『道』を説きたがるのが日本文化ですが 誰が一番長く喫えるか選手権大会に出るんじゃなければ我流ってのがUK/EU では
普通みたいっすけど… それなりに基本はあるんで そこを押さえるのが 意外と大変だった.






マジで「俺 タバコも吸えないダメ人間かな」っつって凹んでたしね。

で 当初は俺も3段詰めから始めて どうにもこうにも… でチョイと緩めの3段詰めで

喫うを2:吹くを8 で吸うようになってようやくジュース地獄から解放されで

フランク・メソッドっつー衝撃の詰め方を知って Samuel Gawith でFlake を知って



日本パイプクラブ連盟さんや柘製作所さん等が紹介している詰め方と比べるとかなり雑 でベテランの先輩諸氏から邪道 と
言われそうですが 成り切りイギリス人的にグワシと1発で満タンにする勢いでタバコ葉を摘まみまして 入れる…







今では随分と雑になったモンだ と自分を振り返るんですね。

っつー事で 完全に我流の入った フランク・メソッドを取り入れた俺の詰め方ですが

コレが結構ラフで 結構問題なく喫い切れちゃうんですね。

まずは押す という意識は全くナシで解したタバコ葉を火皿に入れる…



コレはDunhillで言う所のグループ5に属するデカい火皿なので3回入れましたが 通常サイズだと1回か2回で写真位の
ボウルから山盛り状態になります. キモは 入れてるだけで一切押さえ込んでないっつー…






それもチマチマ入れるんじゃなくてウリャ!位にザスッと取ってスン!と入れる

を2・3回やって 火皿から零れる位に山盛りにする。

いや実際 気を使い倒して3段詰めをしてた頃にコレ見たら 雑なんてもんじゃない

と 思いっ切り引いてただろうけど



この持ち方でパイプを持って 親指で真ん中を押す感触で押し込みます. 真ん中だけを押すので当然はみ出すのがありますが
今時点ではあんま考えない. 2/3位になるように押し込んで さらに山盛りを入れて押し込む でたいていは8割に入るんっすね.






山盛りに火皿に入れたら親指で2/3位を目安に軽く押し込んで さらに山盛りになるまで乗せる。

で 乗せたらまた親指で軽く押し込む で大体8割目途に入るんっすね。

はみ出る奴が絶対に出るから それを真ん中に織り込むように纏めて 足りないようなら微調整

。。。コレで完了。



ではみ出したタバコ葉を織り込んで 必要なら微調整を入れて 完了です… やっぱどう見ても雑ですが コレが俺の詰め方 なんっすね.
少々きつめに詰まるんですが Samuel Gawith を喫うようになって 強い呼吸法になってるから 丁度いいんっすよ.






あとは火を点けて表面を焦がしてタンピング で再着火 ってのがセオリーだけど

Samuel Gawith の Flake を喫うようになってから タバコの表面全体が白い灰になるまで

タンピングせずに何度となく火を点ける からの白い灰になったら再着火 ってなってるんっすよ。

特に FULL VIRGINIA FLAKE は火付きが悪いから これ位しないとすぐ消えちゃうからね?



実際 Samuel Gawith FULL VIRGINIA FLAKE を喫うようになって 表面を真っ白な灰にしてからタンピング ってスタイルになったし
ブロー&ドローが強めになっていったんっすよ. 身体が勝手に調整したんですね.


A893:力を抜いたほうが イケる ってのが合気道的でもあり…



多分ね こういうのFFのキャスティングで ずーっとやり続けて疲れたな って段階で

余計な所を使わずに必要最小限の所だけを動かすように身体が勝手に調整する ってのと同じで

力を抜いたほうがキャストが決まる ってのと一緒だと思うんっすよ。

パイプの詰め方も喫い方も 詰め続けて疲れたな って段階で余計なモノを削ぎ落とした結果 だと思う。



喫い始めて1年経過して 今ではすっかりヴァージニア・フリークで ラタキア大好き人間になってしまったワケですが
精神年齢子供だとパイプがある種の玩具に見えるようでして… ホントに子供なら そこからでイイんだけどね?






と Fly Fishing の存在を知った時に感じたのと同様 どエラい大人な世界があったモンだな

こりゃガキの立ち入る隙がねえな と思ったワケでして。。。

もちろんガキんちょでも 法律が許すなら 背伸びをして嗜んでも良い領域ではあるんっすけど

。。。最近減ってるよね こういう大人だけが楽しめる世界って。



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



同じカテゴリー(大人の趣味 パイプタバコの話)の記事

Posted by モッズおじさん  at 01:07 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。