2019年01月20日

A813:なんとパイプが…



どうも、モッズおじさんです。


衝撃の2019年の幕開けは 64 Dunhill ’70 と Peterson System Standard 317 入手 と劇場型購入… JPS2カートン分でお釣り
っつー衝撃の真実込みでしたが さすがにコレで打ち止め もう充分だろ と俺も思ってたんっすけど






さて 2019年は まさかの 64 Dunhill ’70 から幕を開けて 人気の Peterson 317 をゲット

っつー 完全劇場型購入 派手な演技に派手な脚本派手な演出 的な買い方から始まったんっすけど

さすがに落ち着いたかな? 平常に戻ったかな? とか俺自身も思ってたんっすけど

どうやらそうでもないみたいで。。。



例によって喫煙の話なんで 未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。


 



もちろん Dunhill と Peterson のパイプは継続で捜査網を張っておりますが

Dunhill は60年代以前で縛って探さないと 大変な事になりそう。。。



Moriarty… モリアーティー… モリアー テー… もりあー てーじ… 森谷帝二 コナンくんの劇場版第1段の犯人ですね?
歩美ちゃんが犯人の「甘い匂い」を覚えてたけど 森谷帝二はどうやらEUタイプの着香系を喫ってたらしい… バニラかな?






っつーのも英国製パイプってのは大小様々なブランドが乱立してるようでして

それこそホームズのパイプ モリアーティーのパイプ から ベイカーストリート・イレギュラーズのパイプ的な

上流階級向けから庶民階級向け 果ては下層階級でも買えるパイプまで 様々でキリがないんだけど

。。。GOLDEN SLICED でおなじみの Orlik のパイプ 買っちった。



Orlik は日本でもパイプタバコの入門として広く推奨されていた名作 GOLDEN SLICE のメーカーですね その Orlik が作った
庶民向けパイプなんっすけど プライヤーの質から精度まで 侮れませんぞ…






ロンドンのボンド・ストリートに誕生したOrlik は Dunhill と真逆に『庶民のためのパイプ』を

ガンッガン作ってた パイプ界のフォルクスワーゲン的なブランドで 日本にも結構輸入されてたけど

それだけにタマ数が多くてヴィンテージ価値は低い。。。んだけど!

1980年に Cadogan っつートコが買収する前の奴はそれなりに価値が出て来たようで。。。



汚れと臭いを消すために SAメソッドならぬDA(脱脂綿アルコール)メソッド(???) を施すのがお約束 コレでダメならARメソッドで
Orlik のパイプはステムにブラスの ‘O’ マークが特徴で すぐ分かる






で 今回購入したのは1980年以前の買収前Orlik モノなんだけど 火皿がデカそう

。。。でスルーしてたんだけど ついぞ買っちった。

なにせこのデカい火皿には それなりの理由があるんっすけど

論より証拠 伝わりやすいように洗浄しておきますかね。。。



カーボンをガリンガリン削って ついでに火皿の壁面をうっすら削ると… 程良く染まった象牙色の火皿が仕込まれてるのが分かる
コレがメシャムなんですね… このモデルは Orlik M17 Mとは Meerschaum の事っすね


A813:なんとパイプが…




ハイ 洗浄しまして 火皿の壁面をうっすら削ると分かりやすい。。。火皿にメシャムが仕込まれてる

。。。メシャムってのは海泡石っつー軽石で 火皿に使うと水分吸って 煙を冷やすっつー

クール&ドライスモーキングが楽しめる素材なんっすよ。

いつものパイプおじさんが Rattray のメシャムチャンバーのプライヤーパイプを買ってたけど



庶民向けだからと侮れないのがブライアーの質… サイドはバーズアイ的に削り出していて スが1か所もない で細身のシャンク
Cadogan買収前の刻印はゴシック体で非常にシンプル 正真正銘のロンドン・ボンドストリート出身です






たまたまスルーしてた売れ残りパイプが Orlik のメシャムチャンバー つまりコレだったんっすね。

振込手数料込みで 1.600円也。

さて。。。このパイプで何喫おう。。。。。。

ヴァージニア100でも ラタキアでも 着香物でも なんでも来いバチコーン! って感じの奴だけどね?



こちらは Peterson の割と高級バージョンのパイプです コレまた Orlik 同様 中古市場ではなかなかお目に掛かれない奴で
実はこういうの探してたんっすけど 中古市場では正直 諦めてました が…






Orlik っつー庶民派パイプが手に入って コレで打ち止めかな?と思ってたらまだまだ。。。

出ました Peterson です。

ななぬわんと! 今回の Peterson は腹巻がスターリングシルバーの高級な奴♪

黒錆のシルバーは 歯磨き粉でキレイになるんっすけどそれはさておき



64 Dunhill ’70 Group 1 と比較すると… Dunhill ラインナップで一番ちいちゃい火皿よりちいちゃいんです
70年代にこういうちいちゃいパイプは作っていても あまり売れなかったんっすよ






庶民派 Orlik から スターリングシルバー装填の Peterson っつー階級階層の振り幅ハンパないのが

最後の血の1滴までRock’n’Roll な俺らしいセレクトなんっすけど 特筆すべきは火皿の大きさ

。。。。。。ちいちぇえ

自慢の 64 Dunhill ’70 Group 1 と比較すると… 大体半分の大きさですね?



70年代はとにかく量が喫えれば喫えるほど男らしい 的なバカの発想で ちいちゃいパイプはむしろ女性的 と思われてた節があり
実際女性向けに売られてたんっすけど それって 性差別じゃなぁぁぁあい?






そうなんです ちいちゃいんです チャイチーんです こういうのを『ショートスモーク用』

っつーんです。。。通常喫い切るのに1~2時間要するパイプですが コレだとその半分

着香系だと30分/ ヴァージニアをチビチビ喫っても1時間っつーのを目的とした奴で

サイズ的にシャグなんかも行けちゃう奴 なんですね。



昨今ではパイプ喫煙者の間でも見直されていて 仕事の合間の休憩時間30分程度で喫い切りたい でこういうサイズが増えてて
俺も2・3本欲しいなぁ と常々思ってたんっすよ 出先のサ店で一服 には丁度良い大きさなんで






シャグは紙巻が基本 だけど紙巻ならJPSかDunhill買っても同じ っつー事で個人的にはキセル

なんだけど Golden Virginia だともうチョイ喫いたい… でショートスモーク用があると便利なんっすよ。

こういうショートスモーク用は日本の柘製作所さんやローランドさんや フランスのChacom も出してて

何気に狙ってました。。。コレも振込手数料込みで¥1.600也。



禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:38 │Comments(0)大人の趣味 パイプタバコの話

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