2018年12月25日
A790:北王子魯山人的な 旨いは甘い
どうも、モッズおじさんです。
GBD のセカンドブランド・LONDON MADE と思われるパイプは ¥1.000- で手に入れて『桃山』専用機で使ってたんっすけど
『桃山』にもペリクが入ってるんで 最小限の違和感でシフトできるんじゃあないか と
ペリクにハマった っつーいつものパイプおじさんに貰った Rattrey MARLIN FLAKE は
ふと思い返してしまう程美味しかった… そういう美味しいって 食べ物でもあるようでなかなか ないよね?
で 仙台の方がUK行かれた時 衝動で買ってしまったのを買った London Made っつー庶民向けパイプを
ペリク用にシフトしたら イイんじゃねえかなぁ… とふと思いまして。
例によって喫煙の話なんで 未成年者と禁煙ファシストとユーゲントは『続きを読む』はご遠慮ください。
購入からずっと『桃山』専用機で使ってたんっすけど British Standard の19mm 直径の火皿は
結構どぎつい喫味になるんっすよ。
19世紀中頃から創業している Samuel Gawith にしては新製品の CABBIE’S MIXTURE を選びました なにせコインカットっつー
日本で売ってるパイプタバコの中でもごくごく少数派 なカットを見てみたかったモンっすから
ってか 『桃山』は Chacom のスタンダード・20mm以上の大口径だと 喫味がまろやかになる
気がするんで 実はしばらく窓際に追いやられてた London Made っすけど。。。 俺もペリクのタバコ 欲しいなぁ
っつっても Rattrey はイイ値段だからなぁ。。。っつー事でチョイと気になってた
Samuel Gawith の CABBIE’S MIXTURE を取り寄せたんっすね。
常日頃から思うのがコーセーロードーショーだか何だかの指導という名の強制で貼り付けられる野暮な警告書がすこぶる邪魔
アーティスティックなパッケージを潰して喜ぶファシスト丸出しな警告書を剥がすと… ほらステキな感じになった
コレにしろ FVF にしろ Rattray’s HAL O’ THE WYND にしろ 濃厚フルボディなのばかり
取寄せてますが 濃厚 in the UK は基本 俺の好みなんっすよ。
っつー事で誕生が最近の CABBIE’S MIXTURE は今時珍しいコインカットという奴で 断片が丸い っつー。。。
イギリス伝統のタバコ製法では ケーキのようにプレスして四角に切り出すCAKE ってのがあって
コインカットの元はこんな感じで… コレは ROPE の中でもまだマシなほう ってのをわざわざ選んでますが 熟成具合や
葉のブレンド次第ではもっと生々しい犬のウ〇コ編集でキラキラ入れたい的なルックスのが いっぱいあるんっすよ
CAKE を薄切りしたのが FLAKE なんっすね。。。それ揉み解したのがREADY RUBBED で
ってのと 葉巻のようにタバコ葉をタバコ葉で包んでソーセージ状に長ぁく作るのが ROPE
若しくは TWIST で… いやコレ ロープっつーか。。。ウ〇コだよ
で、この
コインが崩れたブロークン・タイプと言われてるけど 結構崩れてないコインも沢山入ってて… 多分これがペリクの臭い
と思われる甘くて鼻を突く匂いが 期待値をグングン上げてくんっすよ
っつー事で London Made のパイプの火皿にハマるのかな?… っつって1枚入れてみると
直径ジャストフィット♪ なるほど British Standard はこういう基準で作られてるのね
で コイン5枚詰めて火を点けてみると… すぐ消える。。。そりゃ火持ちワルーなヴァージニアだから っつって
この感じは ヴァージニア率高いのかな? 水分多めってのもあるけど期待はグングン上がるんっすね。
火皿にコインを1枚入れてみるとこんな感じ ジャストサイズで詰めていくと頃合い良くほぐれる… FLAKE より便利
着火はちょっと苦労するけど 火持ちは良い… こないだ運転中に喫ったけど ストレスフリーでした
着火直後にはビターとスパイシーが一気に押し寄せて来る+火力MAXだからエグ味もドーン!
なんっすけど 。。。あれ?この味。。。どっかで味わった奴だぜ。。。蓋を開けた時から感じてたけど
何だっけなぁ甘いに酸っぱいとしょっぱいが合わさったこの感じ。。。
そうだ コレこそ梅ジャムだ。
問答無用 説明するだけ野暮 な皆さんご存知の『梅ジャム』です COMMONWEALTH で梅ジャム味を思いっきり否定したのは
CABBIE’S MIXTURE が梅ジャム味だからなんっすよ… もちろん葉っぱの熟成と組み合わせだけでこの味 出してます
いや厳密に言うと梅ジャムよりもシソの漬物のほうが香りを込みで似てるんだけど
間違いなく京都や大阪や和歌山の人の心をグワッシュ…と鷲掴みにする味ですね?
なんでもペリクは本物を使ってるそうで… どこをどうやって入手してるのかは 創業200年の秘技 って事で。。。
なんか 犬のウ〇コとか言っちゃってごめんね。
濃厚ではあるけど 基本的な喫味は不思議と日本人に馴染み深い味で 濃厚なだけに喫い終わるととてつもない満足感が…
俺は CABBIE’S MIXTURE のほうが 好みっすね
で、火が落ち着いて来ると少々苦みとピリリ な深みのある上品な梅シソの漬物味が 最終盤になると
濃厚にした鹿角名物・杏子のシソ漬けにクリソツな喫味に。。。間違いない コレはビールに合うタバコです。
もうね London Made のこのパイプは CABBIE’S MIXTURE 専用機に決定です。
マジで 旅先で必携のタバコです… チョイ高い ¥2.150-/50g なんっすけどね?
禁煙ファシストには こういう大人の楽しみがなくて 残念ですな。