2018年11月06日

A756:職人の技 爆発



どうも、モッズおじさんです。


ブランクの漆塗りも終わってコネットに本接着し終えた das ‘Adler’ は とうとうガイドを仮組して キャスティングテストです
普通このタックルセッティングだと『飛ばない』が常識なんですが 敢えて足枷を噛ませてのテストなんっすね


A756:職人の技 爆発



今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間に開ける予定です。

さて バッスン様向けの das ‘Adler’ ですが ガイドを仮組してキャスティングテストを

噛ましてみたんっすけど。。。使用したのは自前の ABU Ambassadeure 5000 通称『赤ABU』に

シマノのキャスティングシンカー 1/2oz. で ナイロン換算20lb 程度の直径のPEライン



矢印の所の大谷石的な石が 20m到達点なんっすよ ガイドはトップと第1ガイドとエンドガイドの計3つ でキャストしてみます
このリールで飛べば たいていのリールで飛ぶのは確実 ですが…






基本的に そこそこ飛ぶけどラインが太くて飛ばねえよ なセッティングなのはバスやってる皆さんなら

良く分かるはず… リールは何の改造も加えてない60年代のAmbassadeure 5000 だし。

オマケにガイド位置決定のためのテストなんで トップガイドと第1ガイドそれにエンドガイドの合計3個だけ

当然現代のタックルと比較すると『足枷』しかない不利な条件なんです。



大谷石的な石からさらに5m近く向こうに着地しています ぶっちゃけ アホみたいに飛んでますが コレ ノーマルの赤ABUで
だからね? ガイドセッティングでブランクパワーをMAXまで引き出せば こうなるんですね






で キャスティングを噛ましてみると… スッゲエ飛ぶ。。。まさかの余裕で20m越え

文句なしで ガイド位置はこの位置で決定です。

にしても Ambassadeure でこの飛距離なんだから 初代Antares なんかでテストしたらどうなってただろう。。。

この辺のガイド位置は 職人の勘 で割り出して 何度も微調整を入れて決定するんっすねPOLANO では。



残りのガイド位置は 幾つかあるガイド位置決定のための方程式で 割り出します。


 



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Posted by モッズおじさん  at 17:26 │Comments(0)工房の話

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