2018年09月30日
A736:Mark the ‘Mk. 5’
どうも、モッズおじさんです。
讃岐うどんっつったら… 2000年頃にブームになって 俺も赤坂で讃岐うどんばっかり食ってた覚えがあるなぁ
今じゃすっかり定着してるみたいだけど
the ‘Shamrock’ がめでたく売れまして… なんとPOLANO 最南端販売記録を更新して
うどんでおなじみの四国・香川県に嫁入りする事が決定しました。
毛馬内蕎麦から讃岐うどんへ。。。水が合うと イイんっすけどね
っつー事で 作製しといた搬送用ケースが細かったんで作り直しまして
POLANO の看板ロッド the ‘Mk. 1’ の姉妹機として誕生したのがこの the ‘Mk. 5’ … 性格も真逆の Slow Action
それでも姉妹機なだけにハードマテリアルは共有していまして
お買い上げ頂いた方 本日接着剤が固着しますんで 明日には発送の手配を整えます。
っつー事で the ‘B-Type’ も完成して何気に好調な POLANO では
the ‘Mk. 5’ の仮組を行って微々たるお直しと ロッドソックスのオーダーの準備っすね。
この the ‘Mk. 5’ は POLANO 初の Slow Action なんっすよ。
AAAAAコルクにカエデのスペーサー アルミ合金のワインディングチェックには浄法寺漆のフィニッシュまでおんなじ
でもブランクは真竹で Slow Action で the ‘Mk. 1’ で足りないモノを完全に補ってます
the ‘B-Type’ は US Action の手本となっている理想的な Moderate Fast Action で
実際何の仕掛けもない Moderate Fast は結構パワフルになっちゃうんっすけど
それに対して the ‘Mk. 5’ は典型的な Slow Action… ヘラ竿の底釣り用を連想させる奴ですね?
三平くんは魚紳さんから貰った ABU Ambassadeure と Garcia Conolon で アムール川にいるような巨大イトウを釣り上げます
北海道で…
ところでこの Slow Action と Parabolic Action が混同視されてるの昨今ですが
コレは1970年代 フランスの Charles Ritz が US・Garcia 社にアドバイザーとして招聘されて
。。。『釣りキチ三平』の三平くんがイトウ釣った Garcia Conolon を作ったんだけど
その Ritz さんは フランス・Pezon が作っていた負荷に応じて曲がる Palabolic を愛用していたこともあって
Charles Ritz っつったら 超高級でおなじみの Ritz Hotel の創始者で 最上階ペントハウスには Coco Chanel が住んでいたっつー
Chanel さんとはFF仲間で 釣り業界にも多大な影響力を持ってた人なんっすよ
US の Slow Action を Palabolic と言い間違えた事から オマケに田舎モンのアメリカ人達が
おフランスのシャレオツな響き… で真似した事からごっちゃごちゃになって日本に伝わったんっすね。
っつー事で Ritz 風に言い間違えれば Parabolic だけど 厳密に言うと Slow Action の
the ‘Mk. 5’ は 完全に! 日本の一般的な渓流FF を意識した Dry & Nymph ロッドなんっすよ。
コレは関西に旅立っていった the ‘Mk. 1’ 毛馬内update 個人的にドライフライで釣るのが好きなんで 突き詰めてみて
この竿で足りないモノを the ‘Mk. 5’ で補う… ってのがコンセプトですね
ピンポイントをドライフライでテンポ良く釣り上がるなら the ‘Mk. 1’ があれば充分
なんっすけど 盛期~最盛期以外の釣りではニンフや7Xティペットの釣りじゃないと太刀打ちできない
って事で! 8ft0in の真竹ブランクのSlowなロッド… で the ‘Mk. 5’ なんっすね。
本音を言えば渓流FFでは the ‘Mk. 1’ と the ‘Mk. 5’ があれば大丈夫。。。と。
それに渓流では the ‘Shamrock’ があれば言う事なし なんっすよ。