2018年09月03日

A713:コレも POLANO の技術力を示す奴って側面があるんっすね



どうも、モッズおじさんです。


もうご高齢だから と心の準備は出来ていましたが いざその日が来ると何とも… B.B.King もChuck Berry もそうでしたが
夢中になって追いかけてた皆さんがいなくなるのは 寂しいモノです 合掌





今日は日曜日なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日シフトで開ける予定です。

さて 先日は西城秀樹さんを追うように「さくらももこ」さんがお亡くなりになって 大変驚いたんっすけど

個人的には菅井きんさんとゴスペルの母・ソウルの女王 Aretha Franklin がお亡くなりになったのが衝撃で

Aretha Franklin は the BLUES BROTHERS で知って以来 夢中になって聴いたっけなぁ。。。



ウチのお客さんは基本的にこういう世界観 好きなんっすよね 生活感しかない混沌とした ある意味とてもUSらしい光景
John Lee は知る人ぞ知る偉大なブルース・ミュージシャンですが この泥臭さが良いワケで





特に町内会の野球バカのお猿さん(息子は十和田高校) なんか俺の事どうしてもアニヲタにしたいみたいだけど

俺らの世代ってのはギリでガンダムの事知らない ライブで見てたら痛い奴扱いされた最後の世代で

ガンダムが映画化した年に 丁度 the BLUES BROTHERS がロードショー公開してて そっち見てたっつー

。。。思えばJBもJohn Lee Hooker もJohn Belushi もお亡くなりになってるね。



浄法寺産の黒漆の在庫を切らしてるんで 松煙粉を混ぜた黒い色の漆を工房で配合して 塗ってます 若干色味が違って来ますが
伊達殿の甲冑のイメージは 表現出来てるんじゃあないか と


A713:コレも POLANO の技術力を示す奴って側面があるんっすね




それでも彼らはスクリーンの中で生き続ける おそらく人類が続く限り永遠に

っつーニューシネマパラダイス的な話はさておき ドイツ在住の911様のギャラ的ロッドの

グリップに黒漆を塗って ガイド装着の作業へと進んでいるんっすよ。

黒漆は浄法寺産漆に黒の色粉を混ぜたもので 黒漆というより黒の色漆 ですね?



仮組中の仮組で ブランクに装着してみると… フランスはもちろん あまりFFが盛んではないドイツでも目を引くこと請け合い
な 鬼気迫る外観… 作ってる人は相当ちゃらんぽらんなんだけどね?






っつー事で 先日間違えてアナウンスしちゃいましたが、911様用のフェルールは

よろずや製じゃなくて USの老舗・REC製品でしたね。

そのREC のフェルールを摺り合わせて… 必要なのと必要ないのとがあるのがこのメーカーの特徴で

ブランクに装着 完了しまぁしたぁ~。。。



フェルールはREC製のニッケルシルバーが入ります ドイツの911さんは「やってみよっかな」「やってみてもイイかな」な初心者
なんだけど そういう人だからって手加減はしません イイ物 ぶっ込みます






っつー事で 組み上げて振ってみて さすがに the ‘B-Type’ をDT5に持ち上げたチューンド仕様

飛びそうだなぁ。。。って感想でこの竿の8割は目的達成 でガイドの装着に入ります。

もっともこの竿は湖沼で飛ばす竿がベースだから 至極当然な感想なんっすけどね?

日本国内で売るとしたら コレはちょっと手を加える必要がありそうですなぁ。。。



奇を衒った目立ちたいだけのグリップと違って 実釣で落としても割れにくい構造を追求している 割と実践的なグリップなんっすね
漆をただ固めただけだと 実は衝撃に弱いけど… あとは社外秘です






またまた俺の灰色の脳細胞が活性化してるワケっすけど パイプタバコの力を借りて

イイ物出来そう な予感を漂わせつつ 昨日フランス向け漆グリップを見に来られた方がいましたが

上塗りの仕掛け塗りはどんどん真似して頂いて結構 ですが漆グリップのキモは 実は内面にあり

なにせ落としても割れにくい構造が大変な奴なんで 克服するにはそれなりに技を入れたワケでして



どう克服したか が社外秘なんですね♪


 



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Posted by モッズおじさん  at 23:26 │Comments(0)工房の話

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