2018年04月09日

A637:ブランクの作製だけなら 3日ほどで出来るんっすよ



どうも、モッズおじさんです。


先週までの暖かい陽気につられて開花した我が家のクロッカス この所の寒の戻りで花が縮こまっちゃいました
こういう時は『春バテ』ってのに気を付けないといけない ってテレビで言ってたよ 夕方のニュースで by江戸川コナン






今日は日曜日 なんで 10:00~20:00 でショールームやって 明日は平日シフトで開ける予定です。

さて 本日の毛馬内は風が冷たい… 寒気が南下中らしく 玄関先のクロッカスも縮こまってます

っつー たまには年相応な無難な枕から始まりました本日は

どう考えても釣りに行くような日和では ない。



佐々中様分 il ‘Midget’ グリップは無事に取り外しが完了しました そしてブランクは磨き上げまで完了しました
そして本日は the ‘Mk. 1’ ティップブランク用のケーンピースも準備しました


A637:ブランクの作製だけなら 3日ほどで出来るんっすよ



っつー事で本日は the ‘B-Type’ とフランスオーディション用のブランクに1回目の漆塗りを

施すのに1時間と掛からず 佐々中様用の il ‘Midget’ のブランクに取り掛かります。

バインディングを解いて サンディングではみ出した接着剤を落としつつ微調整

からの 柿渋下地を塗り上げていくんっすね。



外で乾燥できるようになりました まず工房が臭くならない 外だからね? 次に風通しが良いから乾くのが早い 外だからね?
みぞれの合間の晴れ間に チャッチャと5回 重ね塗りが捗りました






コレが寒の戻りとはいえ風に晒されるから 早く乾く事… 5回塗ったら完了です。

一応念のため ショールームでひと晩吊るして完全乾燥を期待します。

っつー事で佐々中様分の今日のブランク作業はココまで で JILL様分の the ‘Mk. 1’ ティップ1本分の

ブランク作製作業に移りまぁっす。。。



the ‘Mk. 1’ の売りのひとつはなんつっても『節』… POLANO では節を魅せる が隠れテーマなんっすけど 特に黒を基調にした
the ‘Mk. 1’ では節がデザイン上重要なアクセントに なってるんだよね






っつっても 本日は節ずらし… the ‘Mk. 1’ はギャリソンノードだからちょっとだけ大変

特に節をずらしたら 節がトップとフェルールに掛からないように使用箇所を探って

加工に適当な長さに整えるんっすね。

この探り出す作業が大変なワケでして



the ‘Mk. 1’ に限ってはギャリソンノードっつー節のずらし方で 並び順もチョイとややこしい っつー事でめんどくさい事は
とっとと済ませるのがPOLANO流… 本日ラフカットまで終了です






反面 この大変な作業を超えるとあとはほぼ全自動で 曲がり直しから節処理を行って

そのまま60度ラフカットを行って。。。本日はコレで作業終了 なんっすね。

JILL 様からの破損部品はまだ届いてませんが 届いたらすぐ装着できるように 準備しとくんっすね。

すぐ っつってもスレッド漆塗りだけで10日は掛かる作業っすから



結局漆で時間が 掛かるんっすけどね?


 



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Posted by モッズおじさん  at 00:30 │Comments(1)工房の話

この記事へのコメント
ティップのご準備ありがとうございます。早いうちに送らせていただきたいと思います。ちなみに,古いブログを拝見させていただいていたんですが,漆塗りのネットは販売終了したんでしょうか。とても興味があります。画像では,継ぎ目がないようにみえるんですが,そういった商品があればぜひ購入したいと思っています。
Posted by JIL at 2018年04月09日 22:16
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