2017年11月28日

A556:the ‘Shamrock’ ブランク ほぼ完成です



どうも、モッズおじさんです。


確実に接着させるためにたっぷり塗って バインディングで締め付けるからたっぷりはみ出すんっすね コレが結構厄介なんだけど
まずは#100のサンドペーパーで撫でるように磨きます






今日は平日なんで 12:00~19:00 でショールームやって 明日も同じ時間で開ける予定です。

さて本日は… 接着待ちしていた the ‘Shamrock’ のブランクを下ろして

接着剤がはみ出てんのを削ぎ落としていきます。

実はいろんな事情で表皮も斑に残ってたりするんっすけど



今回はチョイと丁寧に紹介します… 粗目のサンドペーパーなんで力技で磨くと一番欲しいパワーファイバーを傷つける恐れが
あるから 手首のスナップ利かせて撫でるように何度も磨くとご覧の通り 表皮の残りも削れます






#100のサンドペーパーで撫でるように繰り返し磨くと 表皮の本当の皮の部分まで削ぎ落とせるんっすね。

ご覧の通り ピースを仮止めしているマスキングテープも貼ったまま なんっすけど

#100のサンドペーパーで軽く撫でるだけで削ぎ落とせるんっすわ。

で この段階では粗方落とせれば良し っつー事で



#100 サンドペーパーで磨くとすっかりキレイになりますが 目視では確認できない細かい線傷は残ります コレを均すために
段階的により細かいサンドペーパで磨くんっすわ






#100なだけに仕上がりは割とザラッザラで おそらくエポキシ系の塗料なら重ね塗りするなら

この程度が一番塗料の食いつきがイイはず… 重ね塗りしないと凸凹残るけどね?

で 続きましては#240サンドペーパーで削ぎ落とす… っつーよりこのザラッザラを均す

って感じでやったほうが上手く行くんっすよ。



向かって右から#100・#240・木賊の順で磨き上げたらこういう見た目… #100と#240は見た目ではあまり分からないけど
触ると違いは明らか 木賊で磨くと見た目にも違いが現れますね


A556:the ‘Shamrock’ ブランク ほぼ完成です



基本 力で削ぎ落とすんじゃなくて「愛で撫でるように磨く」なんっすね♪

と間違いなく5本は歯が浮くような事言っといてからの #240サンドペーパーで磨き上げたら

普通は#400 なんっすけどPOLANO では木賊で磨きます。

するってぇと 明らかにブランクの肌理が細やかになるんっすね♪



曲がり直しは乾式アイロンとアルコールランプでたいていは事足りるんっすけど 今回は曲がりが結構きついのでより強い火力の
練炭を使用します それでも曲がりがしつこいんで 結構時間が掛かりましたよ






もっとも一般的な塗料でフィニッシュならココまでやると磨き過ぎで むしろ定着は悪くなる

POLANO では漆を モノホンの浄法寺産漆を使うから これ位磨いたほうが仕上がりが奇麗になるんっすよ。

っつー事で最後の曲がり直しなんっすけど 今回のブランクは癖がひどくて…

修正に練炭の強い火力を利用して 半日掛けて直しました… まだ微調整が必要だけどね?



さて そろそろ竹割をやっとかないと。。。


 



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Posted by モッズおじさん  at 23:06 │Comments(0)工房の話

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